どんなもんよ!!

見た目はアジアン、でも実はフレンチ率高しの我が家(笑)
そんな我が家の母さん日記。

マルセイユ2

2009年06月24日 | 1才5か月の娘ちゃん
今日はマルセイユからグルノーブルに移動する日でしたが、その前にレカランクを見に行きました。

お昼は例のごとくサンドイッチ。
マルセイユの港のデッキに座って、海を見ながら食べました。が、娘ちゃんはサンドイッチは「イヤイヤー」と言って食べませんでした。サブレも嫌だ、水も飲まないときたもんだ!
大人だけ空腹を満たしました。

一時半発の船に乗り込み、二階の炎天下の席に座りました。
一階席は日陰エリアと炎天下エリアがありましたが、一階も二階も炎天下エリアがすぐに埋まりました。

暑いんですよ、日差しが。
潮風バンバン吹くし!
それでも老若男女、こぞって炎天下大人気。
そういえば、日傘に完璧なUVケアなのって日本人固有のスタイル?
帽子すら被っている人は少ないし。
サングラスはバッチリだけど。

最初は炎天下エリアでマルセイユが小さくなるのを眺めていたのですが、娘が昼寝モードになったのを気に日陰エリアへ移動しました。

先住民はおばあちゃん一名、初老の夫婦一組。以上!

娘が寝た頃に、炎天下エリアから避難してきた夫と交代して、地中海の入江見学をしました。
もちろん船からね。

入江の別荘の住民とおぼしきリッチマン多数が、思い思いのスタイルで日光浴を楽しんでおられました。
いやはや優雅ですな!

船、欲しい~

ブルーの海で泳ぎたい~

欲望と羨望に満ちた三時間のクルーズでしたとさ!

さてさてお次はグルノーブルへ。

と思ったら「インターネットカフェでホテルを予約しよう(^o^)」と至ってマイペースな夫。

マルセイユを五時半に出発し、途中のヴァランスまではリヨンからの道のりと同じ道を戻り、途中から分岐して「グルノーブル」の行き先看板を辿ってひたすら車を飛ばしました。

八時半にグルノーブルに着くと、マルセイユを出発したと同時に寝た娘が起きました。
夫が大学生の時にパリに帰るときによく立ち寄ったというカルフールで水やらオレンジジュースやらを買いました。

娘の「まんま」コールMAX!
背丈の半分ぐらいの食パンの袋なんかに手を伸ばして「まんま」。
結局、マドレーヌをしっかり持って、夫とレジに並んでいました。

夕食はグルノーブルの中心にあるとあるビストロにて。

夫はメインとデザートとコースで、メインがミラノ風カツレツとガルニがスパゲティ大盛、デザートはティラミス。

私は前菜がイタリアのハムの盛り合わせ、メインがロメーヌサラダ。

娘はムニュバンビーノと言うお子様コースで、evianのお水とステークアシェにポムフリット、デザートはリンゴとイチゴのコンポート。
娘、ひさびさの食事らしい食事に黙々と手口を動かし完食!
素晴らしい!

これでますます「グロビドン」!

長いようであっという間の1日が終わりました~

マルセイユ1

2009年06月23日 | 1才5か月の娘ちゃん
カーテンを開けると雲一つない
ピーカン晴れのマルセイユです。

市内を散歩するには絶好の1日

暑いかと思いきや・・・・

外はビュンビュンとひんやりとした風が吹いていたので
慌てて上着を取りに戻りました。

マルセイユの旧港にある宿泊先を起点に繁華街へ。
左手には船がたくさん停泊して、
右側には車がスピードを上げて走っています。

娘的には強い風が気になるも、
興味の深さは「船<車」のようで、
せっかくの地中海なのに歓声は聞こえませんでした。

広場までくると、観光船乗り場や
市内を巡る観光汽車乗り場がありました。

せっかくなので、マルセイユが一望できるという
サンヴィクトール寺院までを巡る汽車に乗りました。

たくさんの観光客を乗せて、かなりの急勾配を登っていきました。

小高い丘までくると蒼い地中海が見え、
岩窟王で有名なイフ島も見えました。

海の青と空の青に、娘も指を指して楽しんでいました。

深呼吸しっぱなしの汽車の旅でしたが、
正午を回ってから乗車したので、
途中から「まんま」コールが激しくなり、
メインのサンヴィクトール寺院の自動販売機で買った
マドレーヌを食べるとやっと笑顔が戻りました。

汽車を降りて、昼食を食べました。
広場に面したカフェのテラス席で
タリアテッレをいただきました。

さぁ食べようと言うときに「うっー」と踏ん張り
「カカ」のつぶやき…

夫がオムツ交換に行ってくれた間にタリアテッレを食べて、
今度はバトンタッチ。
娘が一緒だとゆっくり食べられないわ~

ランチを頂き終わってホテルにいったん戻る途中で、
娘は昼寝をしてしまいました。

結局、みんなで三時半から六時まで昼寝をして、
今度は海岸遊びを目指しいざ「Cassis」へ。


▲地図で見ると・・・


▲船から見ると・・・

途中のパン屋で夕食になるようなおかずパンを買って、
地中海を右手にマルセイエーズの避暑地である目的地に向かいました。

着いたはいいが駐車スペースがな~い!

やっとこさ見つかって、砂浜に向かいました。

娘ちゃん、大喜び!
想定どおり!!

シャベルやじょうろ、
バケツを持って砂遊びをずーっとずーっと…



夫が「on y va!」と言っても首を横に振るばかり…

ちなみに海は苦手のようで、ポンデュガールであれだけ喜んでいたのに、海には頑として入ろうとはしませんでした。

砂浜エリアはわずかで、地中海の海岸よろしく、白い小石があたりを埋め尽くしています。
娘は腕にバケツを通し、小石を入れて、永遠に「はい!」と手渡してくれました。

日が沈んできた頃に我々も撤収。

部屋に戻り、お風呂に入ったらまたまた元気になってしまい、自分で靴を両足履いて「くっく」「くっく」と歩き回り、更に夫の靴に足を入れて歩き回っていました。
いい加減、遅い時間になったので、強制就寝させました。

地中海満喫。
大満足。
夫に大感謝です。

マルセイユへ

2009年06月22日 | 1才5か月の娘ちゃん
今日はリヨンからマルセイユに移動しました。

私と娘ちゃんは朝8時半に起きて、
ホテルのレストランで朝食を食べました。
たくさんの朝食が並ぶブッフェに目移りしてしまいました。
娘ちゃんもパンケーキやミルク、
ヨーグルトを食べてパワー全快となりました。

パパは起きる気配がないので、ママと散歩に出かけました。
昨夜の喧騒は嘘のように静かな日曜朝のリヨン。
リヨンでも娘ちゃんは葉っぱを無心にむしっていました

ホテルに戻ると「もうすぐ起きる」と夫。
娘がちょっかいをだすので落ち着いて寝てもいられなかったようでした。

ホテルをチェックアウトするときに五人の子供と大人が出てきて、
私たちに「こんにちは」と挨拶をしてくれました。
赤ちゃんを抱っこしたお母さんが日本人で、
お父さんがおそらくフランス人のようでした。

久しぶりに言われた「こんにちは」に戸惑う娘ちゃん。
バイバーイと手だけは振ることが出来ました。

車に乗ってリヨンを一望できる丘に行きました。

ガイドブックの通り、リヨンの美しい街を眼下に納めることができ、
しばらく立ち尽くしてしまいました。
娘は寝ていたので、ベビーカーを押しての見学ではあったものの、
ゆったりと楽しみました。

そういえば、リヨンに住むシルビアに電話をしてみました。
都合があえば会いたかったし。
すると彼女、「前職でいろいろあって、今はコルシカにいるの」とな。
今回は会えませんでしたが、元気な変わらない彼女の声を聞いて
こちらも嬉しい思いでした。

リヨンをあとにマルセイユに向かう前に、
ケバブを夫が買ってきました。
それから生ハムとトマト、モッツアレラのサンドイッチ、バゲット。
もちろん今日のランチです。

マルセイユに向かう道路は太陽の高速道路と呼ばれているそうです。
夏休みなどは大渋滞らしい。

雄大な深い緑のローヌ河と何度か交差をしながら南下していきました。
娘は高速道路に乗る前に眠りから覚め
ケバブや丸ごと一本のバゲットに
コアラのようにかじり付いたりと食べてばかりいました。
             

プロヴァンスに入ったときに、
夫が「ポンデュガールに寄る?」と聞くのでもちろん立ち寄ることに。

高速道路を降りて、ポンデュガールの行き先にそって車を走らせると、
南フランスらしくオリーブの木が立ち並ぶ道の先に、
「ポンデュガール」が現れました。

世界遺産だけあって、突然、観光地らしく
整備されたド綺麗な建物が現れました。

5ユーロもする駐車場には閉口でしたが
ポンデュガールそのものは素晴らしい建造物でした。



石でできたアーチが正確にくり抜かれ、
三段の通路の一番最下段を渡り、河原に降りることができます。

私たちも降りてしばらく河原で水遊びをしました。

水面が輝いていて、小さな魚が手の届くところにいました。
娘は最初、水に足を入れるのを嫌がっていましたが、
ひとたび入ると、パパの手をつかんでズンズンと歩いては
ママの方に喜びの笑顔を見せてくれました。



ひとしきり遊んだ後、マルセイユに向かいました。
娘は水遊びに疲れたようで、ずーっと寝ていました。

地中海が目の前に現れましたときは、
初めてではないのにやっぱり感動しました!

マルセイユに着いて、
「はて、ホテルはどこだ」と一時停止した左側に
予約した「ニューホテル ルファロ」が。

駐車場に車を止め、チェックイン。

コンテンポラリーな内装でなかなか意外でした。
勝手に、伝統的ながっしりとしたホテルだと思っていたので。

広い部屋は清潔かつ快適そのもの。
疲れも吹っ飛びます。
が、夜は十時を回っていたので、
ホテルのレストランで夕食をとりました。

夫は、山羊のチーズとなんとかのミルフォイユ、仔牛のグリル。
私は、サーモンのタルタルが前菜で、カネロニがメイン。
娘はリゾっト。

娘は、サービスの人にいろいろ話しかけられて、
頷いたり、首を振ったり。そのタイミングの良さは、
まるで話を理解しての反応みたいで笑ってしまいました。

が、いかんせん時間が時間。
みるみるうちに機嫌が悪くなり、私と娘は撤収し、
残りはお部屋に運んでもらいました。

部屋に戻ると、一度はハイテンションになりましたが、
すぐにシャワー&就寝。夢の中でした。

リヨンへ

2009年06月21日 | 1才5か月の娘ちゃん
今回の旅行の移動イメージです。

(赤→青→紫→緑の順に辿ります)

昨日は夫の実家からリヨンに移動しました。

実家を出るまでもいろいろな準備で手こずり、結局、正午に出発しました。

リヨンまでは470km。

高速道路はA5からA6に乗り換えるのだそうです。

車が走り出すと娘はすぐに寝てしまいました。しばらくは静かなドライブです。

高速道路を走っていると日本では見られない面白い標識がありました。

例えば、
「雨でなければ130km/h、雨ならば110km/hでの走行をお願いします」とか
「1000m先にシーソーがあります(子供の遊び場があります)」とか。

夫は120km/hをほぼ維持し、リヨンに向かってひた走りました。
正午に出発したのでまもなくランチ。
この日はプレロティとパン、ジュースという献立でした。昨日の夕飯の残りです〓〓
場所が変われば気持ちも変わるというもの。
なかなか美味しくいただきました。

二時過ぎに娘が起きたので、同じ食事を食べて、少し進行したところにあった休憩エリアで一休みをしました。
子供用のブランコや滑り台があったりして、娘は楽しそうでした。
楽しく遊んでいたところにトカゲが「bonjour」!
私は「ヒィ〓〓〓」
娘は何があったのか分からずキョトンとしていました。

休憩が終わってさぁ残り270km。高速道路の横には牛がいたり、コートドールのブドウ畑が果てしなく広がっていたり、小麦の畑があったり、高速道路と並行して走るTGVとすれ違ったり追い抜かされたり。
私は飽きることなく助手席で楽しみましたが、娘はラスト一時間当たりからギャアギャアと騒いでいました。
飽きちゃったんだよね。
アンパンマンを歌ったり、トントントントン髭じいさんを歌ったりして頑張ってもらいました。

リヨンが近づくにつれ、どんどんと車の数が増してきました。街の中はパリのように道路は狭く、人が溢れていて、一方通行だらけでしたが、夫はリヨンを良く知っているので、地図に頼ることなくホテルに到着。

荷物を下ろして街を散歩しました。

土曜日の午後というだけあり、ものすごい人出でした。
ホテルのすぐそばのレピュブリック広場にあった回転木馬に乗りたい娘一名。
ニユーロを払って乗り場にいくと、娘が選んだのは馬でもなく「ダチョウ」…。
ダチョウの背中に乗って、優雅に(?)パパに手を振る娘でした。

夕食はリヨンの旧市街にある伝統的な料理を食べられる店に入りました。

夫は山羊のチーズサラダと手作りソーセージ、タルトタタン(大きなバニラアイス2つ付き)。
私はオニオングラタンスープとクネルとエスプレッソ。
娘におかずを取り分けて、勝手にバゲットをかじり、スープを飲み、クネルのガルニであったパサパサご飯をほとんど食べてしまいました。
フランスに着いて三日目ぐらいからものすごいたべっぷり!

食事中に飽きるとテラス席から散歩をしていました。パフォーマンスの人がいきなり「フォー」と火を噴きました!
火がでると辺りがぶわっと熱くなります。
娘もこれには驚き「何やっているの」とジーッと見ていました。

ホテルに戻る前にピカピカに光る回転木馬を見てしまった娘。
ベビーカーに収まっていたのに、すぐさま「降ろしてくれ~」コール。
「わぁ」「わぁ」と感嘆の声をあげ、近寄り、乗りたいよぉ!
「明日乗りましょ」と言うと珍しく素直に頷きました。
疲れていたのでしょうね。
ホテルに戻ってお風呂に入ったらおやすみ三秒でした。

小旅行の日程

2009年06月19日 | 1才5か月の娘ちゃん
本日は曇りなぁりぃ
厚い雲で覆われた空に太陽は遠いかなたに行ってしまったようです。

  しゃぶーい(寒い

    タートルネックのセーターを着ております、6月なのに

夫の実家からの小旅行ですが、
結局、以下の日程になりそうです。

おそらく、
20日・・・リヨン
21日・・・マルセイユ
22日・・・マルセイユ
23日・・・グルノーブル(夫のグランゼコールがあった思い出の地)
24日・・・帰宅
というスケジュールになろうか、と。

おっと娘さま起床。またあとで

滞在8日目

2009年06月19日 | 1才5か月の娘ちゃん
今日は念願のテニスデーとなりました。

昨日、満員だったテニスコートはガラガラ。
平日の午前なので、当然と言えば当然ですが。

昨日、デカスロンで買ってもらった
テニスのキュロットを履くとそれっぽい格好になりました。

すばらしく綺麗なクレーのコートで
夫からテニスの手ほどきを受ける私。

テニスは大学の体育の授業で齧った程度ですから。

2時間ほどテニスの練習をしている間、
娘はボールを追いかけたり、ボールのケースで遊んだり、
審判が座る高い席に上ろうとしたり、
コートの中に入ってきて面白い顔をしたり・・・
サブレを食べて、オレンジジュースを買ってに飲んで、
夫の携帯で相変わらずモシモシ・・・ をしたり、
なーんでもおもちゃにしてしまう娘ちゃんでした。

だいぶ手首と腰が疲れてきたのでおしまい。

実家に戻るとお昼ご飯がおいてありました。
毎日、毎日、ありがたい・・・

昼食後はしばしの休憩タイム。
娘を寝かしつけている間に私も寝てしまいました。
起きると4時半に。

今日は5時にママとパパをCDGに送りに行く日でした。
ママとパパはファーマシーの協会の人々と
スウェーデンに旅行に行くのです。
楽しみにしていたママが、昨日、地下に降りる階段で転び、
足をくじいて打ちました・・・。
結構、腫れてしまって痛々しいのですが意地でも歩くママ。
結局、旅行に参加しました。

車でCDGに見送った後、パリノールの巨大ショッピングモールへ。
時間はすでに6時半になっていたので、
ショッピングモール内をウラウラ散歩して、
トイザラスや子供服の店で遊びました。

トイザラスは東京の自宅近くのトイザラスとは
品揃えがガラッと変わり、これまた面白い。
娘ちゃんは場所は変われども興味の矛先は変わらず・・・
ブーブと言いながら、通称コンビカーを押したり、乗ったり引いたりと
満面の笑みを浮かべて歩き回っていたのでした。
これまたいつもどおり、ほかのお客様にも
「バイバーイ」「アハハ!!!」と愛嬌を振りまき、
人によっては笑顔で返してもらうというありがい国際交流を果たすのでありました。

お次はフナックへ。
フナックでは娘の本、DVD(またか!)を購入。
本が大好きな娘は片っ端からベタベタとさわり、
持ち出しては怒られるを繰り返しておりました。

夕食もこのショッピングモールで済ませました。

フードコートってやつですね。
何でもありで。

サラダ、前菜、チーズ、メインを選んでお会計。

娘も食べられるものをということで、
白身魚のソテーをメインにし、娘に取り分けて食べました。
娘は炭水化物も大好きで、こちらではロング米を大口で食べました。
近くのアラブ系のお姉さんグループに愛嬌を振りまき、
「ミニョンねぇ」などと言われて大満足な娘・・・
食事が終わったお客様に「ばいばーい」と手を振り
「Au revour!」と応えてくれる親切なフランス人様。
無視されるのはちょっと心が痛い、
でも愛嬌に応えてくれるのは恐縮で。
純日本人の母はいつもハラハラドキドキなのでした。

車で帰宅するころには時すでに11時。
鼻歌を歌っていた娘はすぐに夢の中でした。zzzzz

滞在7日目

2009年06月18日 | 1才5か月の娘ちゃん
昨日はフランスにしては生暖かい風が吹く一日でした。
半そで&日よけに帽子必須の一日。

それにしてもフランス人。
どーして日よけの帽子も傘もささないんだい?
今ごろの季節から綺麗に日焼けしている方もいらっしゃる。
夫の妹も先日、チュニジアに行ってきたようで、
綺麗にブロンゼした肌です。

日本人(アジア人かな)はシミができやすい、
欧米人は皺ができやすい説はまことの話か??

「今日はどうしよう」
とランチでママが作ってくれたベトナム風クレープを食べながら考える私たち。






夫「オペラ(ショッピングね)に行こうか」
私「見たらほしくなるから、オペラはソルドまで待とうよ」
夫「見るだけだよぉ」←私が履く靴が見たい夫・・・
私「無理です。危ない」

どういう会話だ?
あとから考えると変な会話。

結局、テニスをすることにしました。

市内のテニス場に行く前に、スポーツ用品店に立ち寄り、
テニスのキュロットと靴を夫が買ってくれました。

準備万端!

あれぇ、娘ちゃま。
サッカーボールで遊ぶのかー?
今度はテニスボールかー?
お次はキックボードかー?

と次々と商品を引っ張り出して遊び、
しまいにはレジカウンターに入り、
購入後に不要になったハンガーをもってきた。

またもや「もういこう」と両親。
抵抗する娘。

そんなときは娘が大好きなママの出番です。
「抱っこしようか」「ウン」で一件落着。

車に戻ると今度は「まんま」コール。
サブレを渡して、ボロボロと食べる・・・
水を飲み、だーい満足かな。

夫がクラブでテニスを習っていた市営の競技場について、
テニスコート近くの駐車場で荷物をもってコートへいくも、
水曜日は子供ための日だそうで、たくさんの子供とその親が
テニスの練習に明け暮れていました。

娘もテニスラケットを持って、ボールを持って、
ガットにあてていました。

「今日は無理だけど、明日は出来る!」と
自信たっぷりに言うので、昨日はそそくさと退散。

実家に戻り、実家前に広がる巨大公園の散策をすることに。





この公園は、夫が子供のころはジャングルさながらだったそうで、
「トムソーヤごっこ」などをしながら、
どこに行ってしまうかドキドキしながら遊んでいたそうな。

今は市民の憩いの場となっており、7時を過ぎたころは
多くの人々がジョギングやサイクリングをして森林浴を満喫していました。

私たちが散歩をしていると、ガチョウや白鳥、うさぎとすれ違いました。
頭上には時々飛行機が見え、娘ちゃんはいろいろなものを発見しては
「あーっ」と指をさして教えてくれます。

ガチョウやアヒルをしばらく見ているときに、
いつも読んでいる絵本「お風呂でちゃぷちゃぷ」の一説を唱えたら
「久しぶりねぇ。楽しいよねぇ、そのお話」とでも言いたげな笑顔で私を見ました。

「あひるさん、どこに行くの? ぐわっぐわぁ」と言うと
「ガッ、ガッ」と娘も鳴きまねをして。

アヒルが私たちのいる橋のたもとまで泳いできたので
「○○ちゃんはどこかなー って探しにきたんじゃない?」
というと、ニマーッと嬉しそうでした。

しばらくわれわれも森林浴を満喫し、実家に戻り、
ママが作ってくれていた夕食をいただきました。

ママはいつだって手抜きなしに、おいしいベトナム料理を作って待っていてくれます。
作ってくれたお礼にいつも食器を洗いますが、そんなときもフルーツを食べなさい、
コーヒーを飲みなさい、と言ってくれるので、「ダメダメ。私の仕事」と言って
無理やり洗い場を占領するのです。

ベトナムの女性は本当に働き者です。

夕食後に娘が「ううっ」と踏ん張ったので、そのままお風呂に強制送還。
ツルンツルンになった娘を寝かせたあと、小旅行の計画を立てました。

おそらく、
19日・・・リヨン
20日・・・マルセイユ
21日・・・マルセイユ
22日・・・グルノーブル(夫のグランゼコールがあった思い出の地)
23日・・・帰宅
というスケジュールになろうか、と。

全工程車での旅行なので、マルセイユまでの寄り道として
リヨンとグルノーブルを選びました。
さてどうなりますやら・・・

私は車の事情に疎いので、夫にお任せで。
上記の日程でも疲労があれば、もう一箇所、
立ち寄ってもいいかなと思っております。

小旅行から帰って3、4日したらもう帰宅か・・・
何度も繰り返しますが 早い ですね。

滞在6日目

2009年06月17日 | 1才5か月の娘ちゃん
もう6日目か・・・
遊んでいると時間の経過が早いですね。

昨日は晴天なのに
涼しいというか冷たい風が吹く一日でした。

娘ちゃんは9時半におきて、
テラスにゴザを敷き、椅子を出しての朝食。贅沢だなぁ。
時折見える飛行機の姿を指差し「あーっ」と教えてくれます。





気持ちのよい朝食は食がすすむらしく、
コーンフレークをおかわりし、牛乳をのみ、
ヨーグルトを食べてエネルギー補充完了。

朝食が遅かったので、すぐに昼食になるも、
娘の食欲は衰えるどころか増す一方で、ご飯を私の分も食べてしまいました。

私「今日は何をしよう」
夫「パリに行こうか」

ということで・・・

プログラム1)
ベルシーのフナックで娘のDVDと本を買う

プログラム2)
ヴァンセーヌのパークフローラルで遊ぶ

プログラム3)
モンパルナスのクレープリーで夕食

ということになりました。
3時に実家を出発したので、娘はちょうどお昼ねタイム。
ベルシーで運よく駐車スペースが見つかり、
カフェでゆっくりしようと思いきや起きた・・・・

ベビーカーを倒して再眠を促すも失敗。
しっかりと背筋を伸ばして、久しぶりのベルシーの様子を
楽しむ? 娘ちゃんでした。

ベルシーのフナックには子供のための品物がたくさんそろっています。
まるでトイザラス。

娘は「わぁ~」と歓喜の雄たけび。
もちろん「ここから出してください」と要望。

ベビーから降ろして、遊ばせる。
その間、夫は店員さんと相談しながら物色。

娘さま、フナックを謳歌いたしました。

そしてまたもや気になる男の子に
自分のものでもないフナックの商品を「あい」と差出し、
無事受け取ってもらい、任務終了。と思いきや
ほかの商品を次々と手渡しておりました。

すごーく人見知りをするときと、
びっくりするほど積極的なときと両極端な娘ちゃん。

フナックでの買い物が終了し、お次はプログラム2。

すごいです、パークフローラル。
東京じゃ、巨大団地にしかないような遊具が
森のような広い公園にゴロゴロと並んでおります。



ここでは思いっきり体を動かしていた娘。



次の場所に行きたい両親についてこようとせず、
まだ遊んでいたい娘ちゃん。

私を追いかけて一生懸命走ってきました。

途中、松ぼっくりを差し出してくれた3歳ぐらいのお姉さん。
娘ちゃんももらおうとしていましたが。
結局、手渡してはもらえず「バイバーイ」と手を振る娘ちゃんでした。

大きな滑り台を滑って笑顔。
長いチューブを通り抜けて笑顔。
小石が敷かれた場所でヒョコヒョコと歩いて笑顔。

大変に疲れたようで「まんまー まんまー」と最後は食料のご要望しきり。
駐車場に戻って、後ろのトランクが娘のサロンドテ。
オレンジジュースを飲んで、アンパンマンクッキーを食べて、
少し空腹が満たされたようで、モンパルナスまでに少しお休み。

クレープリーに着く前に起きてしまって・・・
ゆっくり食べれると思ったのに・・・
仕方ない。

結局、クレープリーに子供の椅子があって、
狭い店内にもかかわらず、店員さんが設置してくれて、
娘用の食器を持っていたので、クレープやひき肉やラタトゥイユ、
塩キャラメルのデザートクレープを一緒に食べることが出来ました。
食べさせたのではなく、自分で食べられた娘ちゃん。
娘も私たちも満足&おいしくいただけたクレープリーでの夕食でした。

本日のプログラム完了。

実家までの岐路で娘は夢の中。
翌日は10時まで目を覚ますことはありませんでしたとな。

そういえば

2009年06月16日 | 1才5か月の娘ちゃん
「ホンジュー」=bonjourフランス滞在6日目にして、
と言うようになりました。

「オンコー」=encoreは健在です。

フランス人だろうが日本人だろうが話をしている娘ちゃま。
(正確には「話しかける」)
Je ne comprend pas qu'est-ce que tu dis....とお相手様に言われようが気にせず。

相手が外国人になるとたじろぐようになる日本人は
何歳から形成されはじめるんだろうなぁ。
娘のまわりには幸いにして、外国人のパパの友人が多く、
その子供たちと頻繁に会うようにすれば、
人種の垣根なく育っていってくれるかしらん。

また、耳で聞いた音をリピートするのもかなり上手になりました。

パパが読む単語の本「世界のことば あそび絵本」の単語を
パパの後に続いて繰り返して遊んでいるのが聞こえます。

牛の鳴き声「ムー」も聞こえます。
日本では「モー」なんだけどな。

滞在5日目

2009年06月16日 | 1才5か月の娘ちゃん
昨日はフランスに来て初めての雨日和でした。
日本の梅雨を彷彿とさせるような、
ジトジトと一日中重い雨が降っていました。

おととい外に干して出かけてしまった洗濯物は
おとといの夕立ですっかりぬれてしまい、
昨日の朝の時点でももちろん乾きやしない。

はぁ・・・・

洗濯物が雨にぬれるのって、
「干す」という行為が無駄になったように感じて
実に腹立たしいなぁ。ブツブツ・・・

お昼は、ベトナムサラダと干しダラ、これにご飯。
アジアのご飯はおいしい。
娘もフランスに来て久しぶりに
大口を開けてご飯を食べていました。
その姿は天晴れ! みんな大爆笑でした。

娘は昨日のお昼まで、ろくにご飯を口にせず、
お菓子ばっかり食べておりまして。
たまりかねた夫がインターネットで対策を検索したほど。

インターネットによると
「死ぬまでお菓子を食べることはない。
おなかが空けば自然とご飯を食べる」

なんじゃそりゃ!
と突っ込みどころ満載の対策でしたが、まぁ考えてみればそうかも、
ということで、娘の食欲次第で対応していきましょうということに。
そんな矢先の大口ランチだったので、
夫も私も安堵と様子の可笑しさに笑ってしまったのでした。

食事のときにもママが「フェールジャック」と歌うと
娘も同じメロディーで応えて「ニコっ」。
ママ メロメロ。

そういえば、いつのまにか
ママと娘ちゃんは本当に仲良しになりました。
ママはかわいい孫娘に何かとちょっかいを出して、
娘もそれが楽しくて仕方ない様子で、
二人でケタケタと笑いながら時間を過ごせるようになりました。

昼食後。
「今日はどこに散歩にいこうか」と言ってくれる夫に
「娘の本やDVDを見に行こうか」と答える私。

お昼を食べて一休みしてからカルフールのある隣町に出発しました。

カルフールのお向かいにあるオーベールにも行こうと夫。
何でか良くわからなかったけれど、ベベ用品を見にいくのはまんざらでもない。

久しぶりのオーベール。
少しレイアウトが変更されていて、見やすくなっていたなぁ。
それにしてもだだっ広いスペース。
贅沢に並べられた商品たち。
東京のトイザラスとは比較できないゆったり感。
そしておもちゃのスペースに興奮して叫ぶ娘ちゃん一名

夫はベビーカーがほしかったようで。

フランス独特の大きめのベビーカーを「どうする?」と私に。
私だって新しいのは嫌いではないわ。
「いいんじゃない」と応えました。

今使用しているベビーカーは、
1個はオーベールで買った小さい三輪のもの。
最初は折りたためるし、小さく軽くて良かったのだけれど、
娘がどっしりと重くなるに連れ
堅牢さにかける頼りないベビーカーになり、
おまけに小型なので雨が降って傘でもさそうものなら
なんだか前かがみで変な姿勢になってしまい、
使い勝手はお世辞にもよいとはいえませんでした。
そのほかの欠点はJRの改札を通れないことと
荷物を載せるバスケットがないこと。

もう一方のベビーカーは同僚からもらったお古。

これはいいものなのだけれどかなり使い古した代物で
押しているとミシミシときしむ音が聞こえ、
たたむときも各部品の連携がよろしくなく、非常に畳み難いのです。
いただきものなので、文句は言えませんが。
良い点は、改札は通れること。
それとリクライニングが出来ること。
他方よりも車輪が少し大きいので、走行はまぁまぁ安定していること。

そして!

買っちまいました。おニューを。
スペインのブランドのベビーカーで、
車輪は大きく走行は安定、かごも大きい、結構簡単に折りたためる、
ベビーカー自体が大きいので大人も楽で、片手でも簡単に操縦可能!
(購入時、なぜかカゴは付いておらず、発注&両親に送ってもらうことに)
あとはリクライニングも出来るし、座席はフカフカでお色もよろしく・・・
幌も大きくて、少しの雨だったら娘は濡れずに済むほどです。
お値段も定価の50パーセントオフの150ユーロにデタックスが可能。
娘も座席をポンポンと叩いて、無言の「乗せてちょ」コール。
乗せてあげるとしばらくそのままだったということは、
きっと乗り心地が良かったに違いない。

いいじゃない!! ということでお買い求め。

でっかい車輪のセレブっぽい三輪ベビーカーも安定していて素敵だったけれど、
これは折りたたんだときもかなりボリューミーさは残る代物で、
最大の難関である飛行機なぞはもってのほか。(車輪をとりはずす必要がある)
東京で使うとなると「大型ベビーカーはちょっとご遠慮ください」的な
無言のプレッシャーもありますからね。やめやめ

何時間いたんだ、アルベールに。

両親がベビーカー選びをしているあいだ、
娘は大好きな絵本コーナーで次から次へと絵本を読んだり、
自分のものになろうかというベビーカーの説明書を
ほかの買い物客の子供(16ヶ月の男の子)に渡したりと一番忙しそうでした。
この男の子、金髪、青い目でクルクルの天然パーマがとってもキュート。
娘ちゃんはお得意の凝視の後、「はい」と説明書を渡し、
返してもらうとお辞儀をしておりました。
娘と1ヶ月違いの男の子は見たことのないしぐさに少々困惑気味だったなぁ。

やっとこさ向かいのカルフールに到着し、
今度は連立する子供用の家に感嘆の声を上げる娘。
試用のプレステのテニスに夢中になる夫。
二人をどうはぐれないようにするかたち迷う私。

もう!
どっちかにしてくれい!

コンタクトは携帯電話にお任せし、当然のことながら娘の後を付回しました。

娘は一軒一軒の家の中に入り、窓を閉めたり開けたり、
入ったり出たりと楽しそう。

次は耕運機に乗ると言い出し、仕方ないので、乗せてあげました。

明らかにプロ使用の耕運機のハンドルを持って、
ギアを持って、使い慣れた農婦のような娘ちゃんでした。

時すでに8時。私はおなかが空いて死にそうでした。

娘のDVDを見てあたりをつけ、さっそく食料品売り場に行き、
バゲットとパックのオレンジジュース、マンゴー、アーモンド、
パンオショコラを買って、座って味見をしました。

夕食は家で食べるので、ここでは空腹を少し満たす程度に。

レジから駐車場に行くまでにも、娘にとって魅力的なものたちがたっくさん。

マクドナルドのお子様コーナーを遊びたそうに眺め、喜びの舞。
足を細かく踏み刻み、クルクルと周り、通りすがりのみなさまにバイバーイ。
みなさんバイバーイで返し、笑ってくれる・・・

次はショッピングカートが娘の好きなブーブになったもの。

「キャー!!」「ワーッ」とこれまた歓喜の声を上げて、
どれに乗ろうかな~。どうしよかなぁ~。
片手にバゲットをしっかりと持って、それでも大好きなブーブに乗りたい娘。

「行こう!」の声に応え、カルフールを後にしました。

今晩の夕食はスペアリブ。
娘も私ももちろん大好物で、
ご飯のすごくたくさん食べて、私の分はなくなり、
私はお昼の冷ご飯を食べたほど。