昨日、28日は希望が丘保育園の卒園式。
まだ誰もいない卒園式会場の体育館では、MDが静かに
BGMの出番を待っていた。
保護者の方の靴は、整然と並んでいる。
履き物をそろえるのは子ども達だけでなく、保護者の皆さんもきっちり。
卒園児ばら組さんの部屋では、園長先生が挨拶をしていた。
いつもとちがう朝が始まっていた。
制服でラジオ体操。これも、いつもとはちがう朝だ。
体育館に続く廊下で、担任の彩子先生と、元担任のえりこ先生。
長いようで短かった日々を振り返る。
卒園児入場を待つひととき。
緊張の中にも、嬉しさいっぱいの表情。
「先生もきれい!」
先生の脇からそっと体育館をのぞき込む。
いつもの体育館だけど、いつもとはちがう。
手に持つ花は、仏様への献花。
照れくさいけれど、気持ちが引き締まる。
その目は、明日を見つめているのか。
前の友達の動きを見つめているのか。
一人ひとり、園長先生から卒園証書を受け取る。
それぞれの子ども達との思い出が、一度に頭の中を駆けめぐる。
堂々と胸を張って、明るい光を受けながらばら組さんが歌う。
何を思っているのか。保育園のことか、明日からのことか。
1学年下のさくら組と握手で別れる。
「これからばら組がんばってね。」
「今までありがとうございました」
最後に歌を歌う子ども達の目から、大粒の涙が流れた。
指揮をする先生の涙に、子ども達も一緒になって号泣した。
泣きたい時は、思いっきり泣いて、いいんだよ。
先生は、いつまでもみんなを温かい目で見守っているから。
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ガンバロウ長岡!!!
ガンバロウ育英!!!
by 川上