タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪・・・未練な出船の あゝ鐘が鳴る ララ鐘が鳴る~

2013-10-05 | 植物

長崎物語

赤い花なら 曼球沙華

阿蘭陀屋敷に 雨が降る

濡れて泣いてる じゃがたらお春

未練な出船の あゝ鐘が鳴る

ララ鐘が鳴る

お彼岸過ぎても、田んぼの畦道や田舎道には、彼岸花(曼球沙華)の真っ赤な花の

列。

今年も秋のお彼岸には、明り代りにこの赤い花が、御先祖様を御案内して来たんで

ょうネ。

ところで、冒頭の「長崎物語」の歌詞は、その昔、徳川幕府がキリシタン禁教、鎖国

令によって、ヨーロッパ系の血を受け継いだ多くの混血児が、日本から追放された。

その中には、「はる・15歳(お春)」という娘がおり、後にそのお春が、追放先のジャ

ガタラ(ジャカルタ)から、日本に宛てた手紙、「ジャガタラ文」の中で・・・「日本こいし

や、 あらこいしや、 なつかしや・・・」と、望郷の念が切々と訴えられた手紙が、元

なっている様です。(長崎のおはるの碑:ジャガタラ碑)

             ~今日も良い一日でありますように~


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