右も見ても左を見ても、花 はな ハナ 団地の入り口のお宅の玄関先の地面を埋め尽くす様に咲いていた花、そして我が家の庭先にたった一輪咲いた「隠岐シャクナゲ」、島根半島の砂浜から拾ってきた種から育てた、ハマナスの花。 庭先に咲く花は、お店で買って来たものばかりではなくは、花それぞれに、ここにやって来た由来があります。 思い出深い花ばかり。。。 友人から頂いた鉢植えのバラの花『エレーヌ・ジュグラリス』に、やっと蕾が着きました。 第輪のバラが華麗に咲くのが、今からとても楽しみです。 ハマナスの花は、殺風景な海を見渡す砂浜を彩る深紅の花。。。それが、よくぞこんなに環境の違う、山裾の団地の片隅に咲いてくれました。 今一つ、我が家に来て欲しい花、それは「月見草:待宵草」の花です。
宵待草:倍賞千恵子
「宵待草」原詩:竹久夢二
遣る瀬ない釣り鐘草の夕の歌が あれあれ風に吹かれて来る
待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草の心もとなき
想ふまいとは思へども 我としもなきため涙 今宵は月も出ぬさうな
山崎ハコ:月見草の花
はるかに海の見える丘
月のしずくをすって咲く
夢のお花の月見草
花咲く丘よ なつかしの
ほんのり月が出た宵は
こがねの波がゆれる海
ボーと汽笛をならしてく
お船はどこへ行くのでしょ
思い出の丘 花の丘 きょうも一人で月の海
じっとながめる足もとに
ほのかに匂う月見草