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生駒のアラ還の独り言

医療業界のあることないことを独断と偏見で綴る

2月9日の奈良県医療審議会と生駒市立病院計画

2010-02-11 17:09:14 | 日記

 2月9日に奈良県医療審議会が開催され、新医療計画に基づく基準病床数が確定しました。そして既存病床数の中に、生駒市立病院210床と阪奈中央病院56床が算入されました。一先ずは 良かったと思います。
 しかし問題は、今まで徳洲会を指定管理者とする市側の計画に反対をしてきた市議会が、これをどう受け止め議会でどう行動するのか です。
 先だっての市長選挙では、山下市長の病院計画の是非が最大の争点として戦われ、結局山下市長が圧勝しました。であるならば、この2月末に開催予定の市議会において、反対派も賛成に回るか退席するかが議員としての最低の見識だと考えます。
 いずれにしても、市議会での可決が210床の市民病院を開設するための最低条件です。また、今回議案が否決されれば、「これで2回目の否決。生駒市議会の議決は今後も無理だな!」と県側が判断すれば、もしかして210床の権利は剥奪される恐れもあります。
 一方2月10日に、生駒市医師会が反対声明をホームページに掲載しました。主張内容は従来と同じことで、当事者意識の欠如した時代錯誤の反対のための反対に終始しており、今更真剣に読む気にもなれませんが、ご興味のある方は下記URLをご参照ください。

http://www1.kcn.ne.jp/~icdoctor/ikoma/information.html