自然を求めて近辺ぶらり

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花の百名山伊吹山 (4)・東登山道からの眺望と関ヶ原古戦場跡

2017年09月07日 | 町歩き・ウォーキング・登山
伊吹山には、西登山道・中央登山道・東登山道の三つの登山道があります。西と中央はまずまずの整備状況です。大方の登山者が東と中央の登山道を利用されるようです。東登山道は道が狭い上に露岩の凸凹道が歩きにくい道なので下山専用道となっています。東登山道にはイブキトリカブトやサラシナショウマの群落が多いので東登山道を選んで下山しました。


東登山道へ向かいます。


東登山道からの遠望です。


2頭のアゲハチョウが、もつれるように大空を舞っています。


東登山道から山頂方面を見たところです。


東登山道の後半は露岩が多い凸凹道です。歩きにくい上に滑りやすいので注意が必要です。


このような凸凹の道を慎重に進みます。東登山道は下山専用の一方通行になっています。


周りの風景も素晴らしいですが、歩きながら眺めるのは危険です。


日差しがが強くなり、女性登山者の中には日傘をさしている人もあります。




素晴らしい眺めが続きます。


駐車場が見えてきました。出発時より車がかなり増えていました。


夏場には、駐車場の空き待ちで行列ができることもあります。


駐車場右手の崖の部分に咲く花です。


駐車場から山頂方面を見たところです。午後からは雲が全く見あたりません。



伊吹山を下山したあと、関ヶ原鍾乳洞と関ヶ原古戦場跡に立ち寄りました。
関ヶ原古戦場跡


石田三成の陣地があった笹尾山です。「大一大万大吉」は石田三成の旗印(軍旗)です。「一人が万人のために、万人が一人のために力を尽くせば、世の中は吉(幸福)となり、太平の世(平和な社会)が生まれる」という意味だそうです。


石田三成の陣地笹尾山からは東軍や西軍の布陣が見渡せます。






「治部少(三成)に過ぎたるものが 二つあり 島の左近と佐和山の城」と謳われるほどの逸材だった島左近の陣地は笹尾山の麓です。囲いは馬防柵です。




この辺り一帯が戦場となったところです。田んぼの真ん中に植わっている木のあたりが戦いの中心地です。


関ヶ原の戦いの推移


関ヶ原鍾乳洞
関ヶ原鍾乳洞の鍾乳石は、下に金網が張られていて、金網越しに見るというなんとも味気ないものでした。


金網の隙間から撮ったものです。




石筍です。