昨日の夕方6:00より、今年度の「Japan Korea Trip」に関する、韓国人学生グループとの初打ち合わせに参加しました。
「Japan Korea Trip」とは、ケネディスクールの日本・韓国の学生が協働して幹事を務め、ケネディスクールの学生を両国に案内するという企画で、昨年は約60名の学生を東京-広島-ソウルを約一週間で案内したそうです(詳細については、ケネディスクール同窓会のホームページを参照してください)。
広島では、原爆資料館を訪問し、被爆者の方の体験談を聞く機会をオ受けたほか、広島市長とも面会。東京では靖国神社を訪問し、川口元外務大臣、安部官房長官(当時)、石場元防衛庁長官、前原民主党代表(当時)といった日本の政治リーダーと対談したほか、福井日銀総裁やカルロス・ゴーン日産自動車社長など、経済界のリーダーとも面会をしたそうです。
さらに、ソウルでは金大中前大統領や情報通信大臣、ソウルの副市長と面会したそうです。これらに加えて、もちろん、両国の伝統料理や文化(歌舞伎)等を楽しむ機会も用意したそうで、これを日米の移動の時間も含めて一週間少々でこなすわけですから、正に「テンコ盛り」。参加者、幹事双方とも「超おなかイッパイ」となったトリップだったようです。
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昨年の参加者のアンケートを見ると、やはり日韓共催だったところが一つのポイントだったようで、日韓関係の背景にある歴史問題の根の深さや複雑さに驚きを感じた参加者が少なくなかったようです。
一方で、幹事を務めた先輩方の話を聞くと、日韓双方とも皆、口をそろえて「本当の信頼関係・友情を築くことができた」と感慨深げに語るのです。確かに、これだけ規模・内容とも充実したイベントを勉強等も忙しい中で、そつなく笑顔で企画するのは並大抵なことではないはずで、これを達成するには、幹事一人一人の間の信頼関係に基づくチームワークが何よりも大切であることは想像に難くありません。
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約1時間の打ち合わせの後には、「Takemura(竹村)」という名前の、ケネディスクールの正面にある“韓国風日本料理屋?!”で懇親会を楽しみましたが、彼らと話していると、本当に「居心地」が良いのです。ケネディスクールで学び始めて2ヶ月半、時として、あまりに「アメリカン」な雰囲気に圧倒され、また孤独感を味わうこともあります。そんな時、不思議と何も構えることなく話を続けることが出来、目が合うとお互い自然に笑顔になれる・・・そんな韓国人は、今や友人というよりも“同胞”に思えてなりません。
翻って、国と国との関係に目を向ければ、日韓の間には、領土問題・歴史問題等、複雑で解決困難があるのは事実です。しかし、僕たちはどれ程多くのものを共有していることでしょうか。古くは、儒教に根ざした道徳観や人に対する接し方、新しくはドラマや音楽などのポップカルチャー等、話せば話すほど、日本人と韓国人は、何か心の琴線の部分を共有しているように思えるのです。
今年のJapan-Korea Tripも昨年同様3月末に実施する予定です。
企画はまだ始まったばかり。これから色々な壁にぶつかるかもしれませんが、日韓の信頼関係で乗り越え、昨年以上に充実した旅をケネディ・スクールに提供することが出来れば、と思っています。
翌日提出のペーパー2本に追われていたので参加できひんかったけど、ホンマに韓国人は一緒にいてラクやね。中国人より断然楽。
今年も盛り上げていきましょう。
Japan Korea Trip 是非盛り上げていきましょう!
定期購読している私は毎回勉強になるので楽しいですが。
アジアの国が近く感じる一つの機会ですね。
日本では、なかなかそうゆう機会はないです。
(行動力が足りないだけと言われそうですが)
人の繋がりとは、どこでどうめぐり合うかわからないものですね。
だから、「一期一会という気持ちで一時一時を大切にしないといけないな」と最近特に思います。
多くの友人がいるikeikeさんは凄いですよ~
人間の器が大きいというか
何でも受け入れられる心の余裕というか
自分の人生を自分らしく、目一杯生きる。
簡単そうで難しいけど
だから、やりがいがあるのかな
ではまた!!!