いくら情報が流通しても、マネジメントが機能しないかぎりは目指すべき成果はあがらない。
多くはマネジメントを機能させようとせずに、人間を進化、成長させようと考えている。
人間は何百万年という歴史を経て、やっとここまで進化することができたのであるから生きている間に進化を期待するのは無理である。
それでは、成長はどうか。
確かに優秀な人間とそうでない人間は存在するが、本質的な部分はほとんど変わらない。
本質的な部分がほとんど変わらないがゆえに、一人で仕事をすると成果の違いは微々たるものである。
人間の最大の特徴は、一人であげる成果と組織であげる成果に圧倒的な違いがあることである。
その違いがマネジメントの違いである。
成果を中心に考えた場合、現代の組織社会において優秀な人間とは頭の良い人間ではなく、他人と協力することができる人間である。
成果をあげるには、他人と協力する能力(人の強みを生かす能力)を身につけ、マネジメントを機能させなければならない。
そのためには、あげるべき成果、成果をあげるためのプロセスを明確にする。
さらに、プロセスを実行するための組織、組織を構成する人を中心とした資源を調達する。
そして、組織を構成する人とのコミュニケーションを通して、構成員による自己管理による目標管理の実践が必要となる。
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