楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その41

2016-10-26 | 賢者の言葉

似木鶏矣(達成):木鶏(もつけい)に似たり
---見たところ木で作った鶏(にわとり)だ---

敵意を持たない人に争いをしかけるな
 紀渻子(きせいし)という男が、ある王様に頼まれて、一羽の強い闘鶏を育てる事になった。
強い闘鶏を訓練し始めて、十日が立てたった。
 王様は彼のところにやって来て「もうほかの鶏と蹴り合いをしても、負けないか」ときいた。
紀渻子は、「まだでございます。空元気で虚勢を張っているから、駄目です」また、十日が立って、王様が尋ねると
「まだでございます。他の鳥の姿を見ると、すぐに飛び掛ろうとするから、駄目です」さらに十日たつと、やっと、
「もう、いいでしょう。敵の鳥が鳴いて挑みかかってきても、少しも態度を変えません。
 ちょっと離れてみると、まるで木彫りの鶏のようです。」

 木鶏のように、敵意がまったくない人に、抗争は沸かない。
 敵意を持たない人の周囲は、常に平穏である。「木鶏」のような態度が指導者の理想像である。

 イガ爺!!・森羅万象すべてに学びあり?、万象わが師と・・・・・。
      争いの火種は、すべてわが心にあるとおいらは思うのだ!!
      なぜ、人は争うのだろうか?、荘子の言葉の通り、敵意を持たない(持たせない)
      人の周囲は、常に平穏である。
      中国の昔話に、弓の名人が、最後に到達したのは
      弓を射ないこと、弓とは何かさえも解らなくなった?という
                  心、穏やかに!? 生きていこうね。 イガ爺さん
                            17:10分投稿


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