楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

荘子の言葉・その46

2016-11-01 | 賢者の言葉

有国於蝸之左角(則陽/そくよう):蝸牛(蝸牛)角上(かくじょう)の争い
---小さな範囲で争う---

宇宙に生かされていることを忘れ、米粒の中で争う

むかし、蝸牛(カタツムリ)の左の角の上に国をたてた者がいた、名を触(しょく)氏といった。
 また、その蝸牛の右の角に国を建たてた者がいて、名を蛮(ばん)氏といった。
ある時、この領国が、土地を争って、戦争を始めた。
 触氏と蛮氏は、決死の覚悟をして、血みどろの争いをし、使者は数万人に及んでしまった。
人が住んでいる宇宙の大きさは、現代の科学を持っては、計ることは出来ない。
 さらに、私たちの住んでいる宇宙と同じくらいの大きさの宇宙が、ぐるぐる回っている、とてつもなく大きい
超大宇宙が存在していると、推測されている。この宇宙から見ても、地球など米粒ほどの大きさにもならない。
 その米粒に、東洋、西洋とがある。そのそれぞれに多くの国がある。その各国に、地方や県があり市があり
区があり町がある。小さな町のどこかに家がある。人はその小さな家の中で「幼稚園は絶対あそこがいい」
「あそこは駄目よ」とか、この洋服は似合う、いやに会わないで、争いが耐えない。

”おいら”さん 吾(イガ爺)、この本を読み進めるに従って、ある種の感動を覚える。
幼少の頃、庭の大きな岩の上に寝転んで晩夏から初秋の夜空を眺めて、遠い宇宙へ思いを馳せていた。
当時のイガ爺は、祖母から嫌われていた?(思い込みだったのかもしれないが?)
だから、夏休みなど家には居れず、当時、炭の仲買などしていた両親が、朝早くに家を出る、その時にあわせて
吾も家を出る、当然昼飯にはありつけない、夜遅くに帰ってくる両親を岩の上で待っていたのだ。
小学校、4年生の時、栄養失調で?、夜盲症(鳥目)になった、夏の5時ごろから、うす暗く感じ、歩けなかった。
近所の人が、マムシの骨の焼いたものを食べさせてくれた。
 当時から、『中学を卒業したら、家を出る、一人で生活する、あと何年したら、家を出れる』と考え、希望を持っていた。
中学を卒業してから、そう、あれから50年、紆余曲折はあった?けど、今は、その時々に、めぐり合った人に、感謝!!
今に生きることが出来ている事に、感謝!!
・特にチャコ婆には、こんな吾によくぞ・・・・・・・ ただただ、感謝しかない!? ”おいら”さんにも、いつもありがとう(^^

                                               8:52分投稿


最新の画像もっと見る

コメントを投稿