[東京 27日 ロイター] ホンダの福井威夫社長は27日、日本外国特派員協会で講演し、今年の米国市場の見通しについて「すべての地域でリセッション(景気後退)入りするとは思わない。米国市場は底堅い」と語った。
一部地域で販売が前年割れになっているものの、東海岸と中西部は好調が続いているという。
福井社長は「フロリダ州やカリフォルニア州は前年比で落ちており、客も減っている。しかし東海岸や中西部では過去最高(の販売)で、市場が縮小する兆しはない」と述べた。
また、福井社長は鋼材価格の上昇について「自動車の顧客にとって商品の価格が上がるのは受け入れがたいと思う」と指摘。生産工程の合理化や部品などの購入価格抑制で対応する考えを示した。
一部地域で販売が前年割れになっているものの、東海岸と中西部は好調が続いているという。
福井社長は「フロリダ州やカリフォルニア州は前年比で落ちており、客も減っている。しかし東海岸や中西部では過去最高(の販売)で、市場が縮小する兆しはない」と述べた。
また、福井社長は鋼材価格の上昇について「自動車の顧客にとって商品の価格が上がるのは受け入れがたいと思う」と指摘。生産工程の合理化や部品などの購入価格抑制で対応する考えを示した。