猫研究員の社会観察記

自民党中央政治大学院研究員である"猫研究員。"こと高峰康修とともに、日本国の舵取りについて考えましょう!

「無防備地域宣言」署名運動に騙されるな-戦時国際法を知らない恐ろしさ

2005-11-23 02:03:00 | 安全保障・自衛隊
 戦後の日本のいびつな平和主義は「日本は戦争に二度と巻き込まれてははならない。だから戦争について考えてはいけない」というものなので、論理の必然として、戦時国際法についての知識は極めて希薄である。戦時国際法の存在すら知らない人も多いのではないだろうか。しかし、戦時国際法を知らないことは、実は大変恐ろしいことである。象徴的な例は「自衛隊は国際法上は軍隊だが、国内法上は軍隊ではない」という政府解釈である。これなどは「軍隊でなければ捕虜となる資格がない、すなわち直ちに殺されても文句は言えない」という国際法上の原則を想起すれば戦慄が走る話である。自衛隊に対して実に申し訳ない話である。
 実効性があるかどうかは議論のあるところだが、戦争においてもルールは一応存在するのであって、文民の保護、捕虜の取り扱い、軍事目標主義などの原則が戦時国際法で定められている。その集大成とでもいうべきものがジュネーブ条約である。このジュネーブ条約に関する第一議定書第59条に定められた「無防備地域」の規定を、曲解したのか悪用しているのか知らないが、不正確な解釈でもって「無防備地域宣言条例化署名運動」が広がりを見せているので、注意を喚起したい。その運動の主張するところは「地方自治体がジュネーブ条約に定められた無防備地域であると宣言すれば、戦争に巻き込まれない。よって、その旨条例で定めるべし。」というものである。
 まず、ジュネーブ条約に関する第一議定書第59条は次の通りである:

第59条(無防備地域)
1.紛争当事国が無防備地域を攻撃することは、手段のいかんを問わず、禁止する。
2.紛争当事国の適当な当局は、軍隊が接触している地帯の付近またはその中にある居住地で、敵対する紛争当事国による占領のために開放されているものを無防備地域と宣言することができる。無防備地域は、次のすべての条件を満たさなければならない。
 a.すべての戦闘員ならびに移動兵器及び移動軍用設備が撤去されていること。
 b.固定した軍用の施設または営造物が敵対的目的に使用されていないこと。
 c.当局または住民により敵対行為が行われていないこと。
 d.軍事行動を支援する活動が行われていないこと。
(以下略)

 「無防備地域宣言」条例を制定するよう署名運動を行なっている勢力は、どうも、地方自治体が「紛争当事国の適当な当局」に相当するとみなしているらしい。しかし、そんな解釈は世界中のどこを探してもあるわけがない。「政府」ではなく「当局」という言葉を当てているのは、戦時国際法を内戦や独立戦争などにも適用していこうという近年の傾向を反映したものである。例えば「台湾当局」といった場合の「当局」であって、まかり間違っても市町村や都道府県ではありえない。国防は中央政府の専権事項だからである。
 それに加えて、そもそも、平時に無防備地域宣言しておけば攻められないという前提自体が誤りである。59条には「軍隊が接触している地帯の付近またはその中にある居住地敵対する紛争当事国による占領のために開放されているもの」と明確に規定されている。つまり、敵国軍隊が迫ってはじめて宣言できるという性格のものであり、さらに、占領されることが前提である。そんなことを勝手に宣言されてはたまったものではない。こんなものは国家の統治機構に対する破壊活動以外の何物でもない。ちなみに、平時から取り極めておくことができるのは第60条にある「非武装地帯」の方であって、これは一方的に宣言するのではなく紛争当事国相互の合意によるものである。
 おそらく、国民保護法や武力事態対処法などの有事法制に対して妨害するのが意図なのであろう。しかも、先に述べたように平時に宣言することは無意味なのだから、いくら宣言したところで平和も安全も確保されることはないのである。国民は、国際法を曲解して根拠にするようないかがわしい運動に騙されてはならない。
 ついでながら、こういう馬鹿馬鹿しい運動が出てくることは、国家の安全を脅かすものであり、ひいては大多数の国民の生命や安全といった最大限尊重されるべき公共の福祉に反するのであるから、「国防の責務」を憲法に明記すべきであると思う。

(参考記事)
[無防備地域宣言 国防協力を拒否? 21自治体、条例化へ署名運動]
 ジュネーブ条約で有事の際に攻撃が禁じられている「無防備地域」の宣言をするよう地方自治体に求める運動が全国に広がりをみせている。これまでに宣言条例が成立した例はないが、確認されただけで二十一区市町で署名活動などが進められている。国の責任で行う防衛行動を自治体が制約することには疑問があるほか、国民や自治体に協力を定めた国民保護法、武力事態対処法に正面から反する問題点も指摘されている。 
 運動が展開されているのは、札幌市、苫小牧市、東京都国立市、神奈川県藤沢市など二十一区市町(判明分)。「宣言すれば平和を確保できる」「武力攻撃を免れることが可能」などの合言葉で戦争不参加や反戦を呼びかけ、自治体に「無防備地域」宣言の条例制定を請求するため署名運動などが進められている。
 すでに全国規模の連絡組織もできており、署名が法定数に達した大阪市、大阪府枚方(ひらかた)市、兵庫県西宮市などでは市議会に条例が提出されている。
 ジュネーブ条約追加第一議定書は「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは手段のいかんを問わず禁止する」と規定。敵国の占領や攻撃に対し、抵抗も武装もしない地域を無防備地域とし、敵の無血占領を認め、無条件降伏を宣言することで、消耗戦や敵の不必要な攻撃をやめさせ、住民の無用の犠牲を防ぐのが本来の狙いだ。
 ただし、地域に指定されるには、(1)すべての戦闘員や移動兵器、移動軍用施設が撤去されている(2)固定された軍用施設や営造物が敵対目的に使われていない(3)当局や住民による敵対行為がない(4)軍事行動を支援する活動がない-などが必要条件。宣言してもこうした条件を満たせない場合は背信行為とみなされる。
 しかし、自衛隊の施設などの管轄権は自衛隊法で内閣総理大臣にあると規定され、地方自治体には与えられていない。政府や自衛隊などと合意なしに戦闘員や軍事施設の撤去などを地方自治体が実行することは非現実的だ。
 国民保護法なども自治体に国の方針に基づく協力義務を定めており、自治体が条例でこうした条件を確保する規定を勝手に盛り込む行為は、国防への協力拒否を意味するだけでなく、仮に条例が制定されても法律違反として無効とみなされる可能性が高い。
 ジュネーブ条約はこれまでも守られないケースが多々あり、「条約に依拠して宣言したところで地域住民の安全は守れない」といった声も出ている。
 これまでに、条例を可決した自治体はないものの、運動自体は次々と別の地域で展開される状況が続いている。
(産経新聞) - 11月21日2時52分更新


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6 コメント

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署名が法定数に達した←マジかよ~!! (総理大人)
2005-11-23 21:57:37
>象徴的な例は「自衛隊は国際法上は軍隊だが、国内法上は軍隊である」という政府解釈



これは誤植だと思ったんですが、「国内法上も」ならば自然な日本語のような。

文脈上「国際法上は軍隊、国内法上は非軍隊」が正解ですかね?

誤植でもなんでもなかったらすみません。



それにしても、素人の私は単に「占領されるの前提ではそんな運動広がらないだろ、占領されていいわけない」って思ってたんですが。。

そもそも構成要件を無視した運動なんですね。それ以前の「当局」や「戦時中」というキーワードを無視した運動だったは。。。

さすがに地方の議員さんはマトモだろうから心配ないと勝手に思いましたが。。



条例化するのは日本の恥じゃないですか!!!他国に笑われてどうしようもない。。





集団安全保障の頭のループから開放されそうです☆

また例によって憲法私案を作ろうと思ってるんですが(笑)、

集団安全保障分野において以下のような条件を満たす文言を探している途中です。



◎国家対国家戦争

本戦には参加しない(不戦の誓い)が、本戦への後方支援もしないが、終結後は治安維持活動は行える。石場茂さんの解説する非戦闘地域みたいなややこしい概念を持ち出さない。

・イラク戦争自体(初期)には参加せず(後方支援もせず)、その後(戦争終結後)イラク治安維持のための「治安維持活動」には参加できる(たとえ安保理決議がなくっても)。



問題は「いつ」「誰が」「客観的に」「どんな状態を」戦争終結と判断するかですが、よくわかりません。。。



◎内戦内乱

国連決議関係なく(中国の拒否権発動が危ぶまれる)日本の国益を勘案し治安維持活動を行える。





「戦争はしないが、それによって荒れた地域の治安回復・維持のために自衛隊は活動することができる。平和をもたらす活動だ。国連決議の有無は問わない。」

自衛権の行使でない場合はこういう感じにまとめたいと思うし、これが私の意志という感じです。国連決議があっても国家対国家の戦争には参加しない。ある面国際協調に反するが、いいんです。

的確に条文化したいですが、こんな文言いいよみたいなのがありましたら、アドバイスしてやってください。いつも甘えてすみません。

返信する
総理大人さまへ (猫研究員(高峰康修))
2005-11-23 22:40:35
>文脈上「国際法上は軍隊、国内法上は非軍隊」が正解ですかね?誤植でもなんでもなかったらすみません。



あっ、その通りです。思いっきり誤植でした(恥)ご指摘ありがとうございました。



署名が法定数に達したからといって直ちに条例が制定されるわけではありません。今のところ、条例化される可能性は低いでしょう。しかし、誤った認識が広まることに危惧をもっています。しかも、その運動はおそろしくエゴイスティックなものですよね。



憲法私案、楽しみにしています。

集団安全保障は、本来は対国家を意図して設計されていて、内戦後の治安維持は付属的なものなんですが、そこのところをどう考えるかですね。国連決議があって、なおかつ日本の国益にかなう場合でも対国家戦争は行なわないということになれば、ちょっと変な気もするのですが…。確認ですけど、自衛戦争ならば対国家でも構わないんですよね?周辺有事の場合はどうですか?条文は、見せてくださればアドバイスいたしますよ。
返信する
お返事毎度ありがとうございます。 (総理大人)
2005-11-24 23:35:44
>誤った認識が広まることに危惧をもっています。



そうなんですよね。一旦決め込んじゃって、人数も増えちゃうと、いくら説明しても、正しいのは運動している側だと思っちゃうんですよね。

なんか女系天皇容認派の私みたいに(笑)、運動に巻き込まれた人達がキカンボウになっちゃうことは怖いです。





>集団安全保障は、本来は対国家を意図して設計されていて、内戦後の治安維持は付属的なものなんですが、そこのところをどう考えるかですね。



国連の創設理念がそんな感じなんですかね。日本独自の価値観を持っていいものだと思います。既存の概念にとらわれる必要がないのが私案なのかなと思います。



>国連決議があって、なおかつ日本の国益にかなう場合でも対国家戦争は行なわないということになれば、ちょっと変な気もするのですが…。



「ある面国際協調に反するが、いいんです。」

なんて言葉で流しましたが、私も私なりに(少しだけれども…)悩みました。。

もっともな反論だと思うんですよね。

ただ国の意思として、戦争には参加しない、ということを示せるようなものにしたいというのがあります。

日本は戦争をしない国だというのを世界に示すことは、遠い将来の国益にかなうものであると確信するし、歴史が評価してくれるものと思います。



>自衛戦争ならば対国家でも構わないんですよね?



はい。



>周辺有事の場合はどうですか?



自衛権の範囲ならば、戦争に参加します。

「そのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある事態等我が国周辺の地域における我が国の平和及び安全に重要な影響を与える事態」の場合は自衛権を行使できます。法律でも曖昧な表現なんですね、正直びっくりしました。

それだけに難しさも感じますし、こういうことって時の政府(世論)が重要なのだなと思わされます。



「我が国の領土、国民の生命及び財産に対して急迫不正の侵害がなされた場合並びにそのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある侵害に対して、我が国が軍事力のみでしか対抗できない場合に自衛権を発動する」

というのが自衛権発動のイメージなんです。



あと、猫研究員さんのいつもながらの鋭く的確当然の批評にさらされ、いまさらながら(笑)感じるのですが、ものすごいところに私は足を踏み入れようとしていますね。

条文化できた際には、ぜひアドバイスお願いします。



ほんといつも勉強させてもらってありがたいです。
返信する
総理大人さまへ (猫研究員。(高峰康修))
2005-11-25 01:52:14
いえいえ、やりとりを通じて、こちらこそ自分の考えの整理になって勉強になり有難いことですよ。



>国連の創設理念がそんな(対国家の)感じなんですかね。



国連ができたのは60年も前のことですから、国家以外の主体による武力行使なんてあんまり想定していないのですよ。前にも申し上げたと思うのですが、国連のような集団安全保障の仕組みは「けしからぬ振る舞いに及んだ加盟国を他国が一致結束してとっちめる」というものですから、それに参加しないとなると、国連を脱退するのが筋かもしれません。もっとも、現状でも「国連軍の参加も憲法上不可」という解釈なので、実は脱退するのが筋だったりするのですが…。しかしながら、実態としては国連が当初目指した集団安全保障の仕組みは作動してないようなものです。



>日本は戦争をしない国だというのを世界に示すことは、遠い将来の国益にかなうものであると確信するし、歴史が評価してくれるものと思います。



一国平和主義でよいということですか?後方支援にも参加しないというのは、前方後方の区別自体が意味ないので、論理としては、それはそれで首尾一貫しています。私自身の立場は日米同盟に基いて、対テロ戦争にも能力が許せば参加すべしというものですが…。国際協調主義に背を向けるならばなおさら日米同盟が大事になってくると思うのですが、そこら辺は意見が一致しなそうですね。

戦後の平和維持には参加できるという立場でしたよね。前回お書きになっていたように、戦闘終結時期の確定が大変難しいです。しかし、これは一律には定義できないと思います。



「我が国の領土、国民の生命及び財産に対して急迫不正の侵害がなされた場合並びにそのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれのある侵害に対して、我が国が軍事力のみでしか対抗できない場合」というのは、まさにそれが国際的に認められている「自衛権の発動要件」です。まあ「財産に対して」はあまり言わないようですが…。とにかく「武力行使があったか武力行使への着手があった場合に初めて自衛権を行使できる」という専守防衛論は変な解釈なんですよ。

周辺事態法での規定の曖昧さに驚かれたようですが、具体的に書くことが極めて困難だということが分かっていただけたんじゃないでしょうか。例えてみれば、刑法の殺人罪の条文は「人を殺したる者は、死刑、無期懲役、又は三年以上の懲役に処する」であって、「首を絞め又は水に沈めて窒息させ、あるいは、刃物で刺し又は銃器で撃ち又は鈍器で殴打し外傷を与え、あるいは、毒物を口その他の器官を通じて又は道具を用いて摂取させ、(etc)…もって、人の心臓を停止せしめた者は、死刑、無期懲役、云々」とはいちいち書かない(書けない)のと同じことです。



えっ?ここ、ものすごいところですか?伏魔殿かも(笑)
返信する
なんかものすごい(浅いだろうけど)思考できて楽しいです。 (総理大人)
2005-11-26 10:07:42
>えっ?ここ、ものすごいところですか?伏魔殿かも(笑)



いえいえ、それは違って「ものすごいところ」というのは安全保障分野のことを指していました。

でも、ここ伏魔殿かも(笑)(笑) 



私は国際協調(強調)主義者でもないし、まして国連中心主義者でもなく、かといって日米同盟命でもないし、かとかといって一国平和主義者でもないんだろうと、なんなんでしょうか。笑

しかし、ご指摘で改めて感じたのですが、世界の中の日本、国際協調そして日米同盟の重要、これは無視できない(この表現が一国平和主義者かも)とも思っているんです。

私は、大根主義者・煮物さ・し・す・せ・そ主義者でして、良いものは良い、主義主張(と呼べるほどのものでもないが)は変えていこうなんですよね。

まあ、今は米のとぎ汁で下茹でしているような状況だと思うんです。「さ」も入ってない。

言ってみたかったので、わかりにくい例えを無理に使いました…が、いろいろの考えにあたり思考する中でよりよい結論に出会えることを願っているんです。

安全保障、ものすごいところに私は足を踏み入れようとしていますね。ゆっくり構築していきます。



そういえば、以前こんなことを書きました。

「有識者会議は関係なく、女系容認というのは私の中で決まっていたんだろうと思います。」

これは昨日気づいたのですが、誤りなんですよね。会議以前、皇位継承者不足が言われていたとき、私はボンヤリと男系維持支持者だったのです。これを思い出しました。

でも幸か不幸か変わってしまったのですね。そして昨日まで記憶さえも変わってしまっていた。もしかしたら、皇位継承に関しても米のとぎ汁下茹で段階かもしれません。

天皇の一言が私にとって調味料となる可能性が高いから、ぜひ皇室に意見開陳してもらうような、そういう運動がもっと盛り上がればいいと思ってるんです。



皇位継承者断絶の危機

 ↓

学者・国民

 ↓

天皇・皇族

↓    ↓

国会←国民



皇室典範改正国民投票発議



国民



改正



いつも長々つまらないこと書いてすみません。自分のブログに書けよ!って感じだな…といつも思います、はい。でもなんかこのピンクが好きなんですよ。











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思考することに意義がありますよね (猫研究員。(高峰康修))
2005-11-27 05:13:10
>総理大人さま

どの分野も、すごいんだろうと思いますが…。安全保障は、なじみが薄いので特にすごく感じられるのかもしれません。

こと、安全保障に関して言えば「主義」に凝り固まるのは間違いのもとだと思います。私だって、「日米同盟が大事だ」とそれこそ飽きるほど何度も書いていますが、だからといって「日米同盟主義」ではありません。総合的に判断して、これが日本の国益に一番かなうだろうと考えてそう主張しているまでのことです。国際協調を掲げたほうがうまくいきそうな場面では、躊躇なくそうしますよ。総理大人さまのように、主義に凝り固まっていないというのは、安全保障を考える上でむしろ有利に働くのではないかと思います。



皇位継承問題は、有識者会議の結論も確定したので、男系維持の私案を作ってみました。



>天皇の一言が私にとって調味料となる可能性が高いから



これは、皆そう思っているんじゃないですかね。特に男系維持派は尊皇的ですから、もし天皇陛下が「朕は女系でよいと思う」とおっしゃったら、女系の正統性を必死になって探して女系天皇の権威を少しでも高めるよう奔走するでしょう。
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