あらカン

もうじき60、あら「還暦」?です。日々の出来事、趣味などをのんびり発信していきたいと思ってます。

舌苔と口臭

2012年04月30日 | 日記
この前NHK「ためしてガッテン」で放送してましたが舌について少し書きます。
舌診の本をみるとその代表例としてこのように多くの写真が漢方的に体系づけられて
載せられています。

が、放送の中でもあったように舌を空気に触れさせるだけで10秒後にはその色が変わるように
その道の権威の先生でも舌からだけでは全身的病名をあてることはできないようです。
ただ素人に近い私でも普通に比べてとても赤いとか、とても白いとかはなんとなく判別がつきます。
ひどく赤ければ表面の糸状乳頭という味覚を感じる部分の細胞が何らかの理由で
なくなってしまっているとか、白ければ水分代謝が悪く表面の汚れがとれてない状態であるとか。

あと歯型がついているとか、舌の裏側の静脈が怒張しているとか。
で、ここで口臭と関係してくるのですがその舌の上に残っている汚れ「舌苔」も
適度なものであれば味を感じたのち唾液が出てきてきれいに洗い流してくれます。
以下ほんだ先生のお言葉をお借りしますが、
「舌苔は、1日のあいだでも、付着の状態が刻々と変化してます。
食事直後はうつくしく、その後徐々に、うっすらと付着し、疲れてきた時や、起床時はやや白っぽいです。
風邪等をひいたり、薬を飲んだりしますと、白味はさらにまします。
ところが「自臭症」の患者さんは、これがいけないものだと必要以上に舌苔をとられているので、とてもきれい、
というか赤いです。きれいすぎる舌の持ち主は、逆に口臭を感じるようになります。
舌苔のまったくない、美しすぎるピンク色の舌は、かえって不自然なんです。
ちょうど、熱いフライパンのようなものです。むき出しの舌は、水分を保持できなくなり、乾燥を起こし、舌の熱により揮発が進み、口腔内乾燥はさらに進む結果になるのだと思います。

適度な量の舌苔は、水分の保持と、健全なバクテリアの層を築き、新陳代謝していく若い細胞や味蕾を保護している訳です。ちょうど適度な歯周菌が、歯周の周りにいることによって、歯の周りの溝からの悪性の菌の侵入を防いでいるのに似ています。歯周菌も舌苔も健全に生きて行く為には必要なものなんです。ただ、多すぎることが問題になるわけです。舌苔は、多すぎても、また少なすぎても口臭を引き起こしています」
ということです。            
                                          一柳 歯科医院 一柳 幸廣




同窓会

2012年04月22日 | 日記
今日は18年ぶりの高校の同窓会に行ってきました。
当然の話ですがみんな今年度60になる奴ら、同い年のヤングじじーとヤングおばばばかり。
40数年ぶりに会いその変貌に「あんた誰?」
とすぐには顔の思い出せれないのもいれば、小さかった頃の思い出顔そのままで「おー、お前だれだれだ」と
すぐに名前の出てくる奴、さまざまでした。
始めは硬かった空気も酒も入り卒業写真をまわしながめる頃には「あいつん家でよく遊んだなぁ」とか「この子好きだった」とか
みんなすっかり童心にかえりわいわいがやがや、久しぶりに楽しい時間を過ごす事ができました。

42年前の私

おじーになった私

ぐだぐだとちっとも並ばないおじーとおばー(笑)

恩師のA先生と幹事のK君
幹事のみなさん、ご苦労様でした、みんなと会える機会を作ってくれてありがとう。
こうして健康に同窓会に出席できた事に感謝です

新しい筋機能矯正装置について

2012年04月15日 | 日記
今日は大阪まで出かけイタリアの先生が開発された「マルチファミリー」という名前の
筋機能矯正装置を用いた不正咬合早期治療法についてのセミナーを受講してきました。



これはHPにも載せてあるT4Kという装置と同じように上顎前突いわゆる上の歯が出ている
お子様たちや歯がイガイガに生えかけているお子様たちに使用すると効果があるという装置です。
5歳ぐらいから13歳ぐらいまでの年齢でそれぞれの歯列にあった装置を選択
軟性樹脂でできているのでこれを一日数時間以上はめてもらい時にガシガシ噛む事により
歯並びを改善しようとするものです。T4Kとの違いは樹脂の硬さ選択する装置の
種類数と言ったところでしょうか?

こういった装置は世界的には10数種類以上あるとのお話でした。やはり皆さん
ブラケットをつけるより、例え少し寝苦しくても夜寝ている間に歯並びがよくなれば
それに勝ることはない!と思ってみえるからでしょう。うちでも臨床に取り入れていきたいと
思いました。

桜満開と花びら舌

2012年04月08日 | 日記
先週まだ一輪も咲いてなく、来週はどうなるのでしょうね?と書いた桜の開花ですが
さすが大自然の力というか天然の理というか、あっという間に満開になりました。
昨晩は仕事が終わってから千本桜としてここらへんでは有名な岩倉市五条川沿いに夜桜見物に出かけました。
手もかじかむ程の寒さのせいか、心なし見物客も少ないような気もしましたが、
シートを敷き詰めてご機嫌になっている猛者の人々はそれなりにみえましたねぇ。
きょう風邪を引き込んでみえないことを祈ります。



さて今日は仲間内で開いているスタディーグループ「ABC会」の講演会があり岐阜市で小児歯科専門医として
活躍してみえる たなせこどもデンタルクリニック院長(元朝日大学小児歯科講座講師) 棚瀬精三先生から
「乳歯列期から始める咬合誘導」のお話をうかがってきました。
さすが20年以上大学に残られてみえただけあり、歯の生え方の乱れもこんなことに気を付ければ
いきなり矯正と言わなくても治る症例も多いのだよ、と改めて教えていただきました。
自分の舌を丸めることは出来ても写真のような形にすることはふつうできません。

花びら舌と言ってさくらんぼの結び目をお口の中で作ったりする事ができるので、一見器用な人?と
とらえますが、実は舌の筋力が部分的に弱いためこういう形ができるのだそうです。
舌が下のほうに落ちてしまう低位舌となって歯並びに悪影響がでるそうです。知りませんでした。
3回シリーズとなるそうです。しっかり聞いて頑張って臨床に生かせるようにしたいと思います。

今日から4月

2012年04月01日 | 日記
今日は4月1日、新年度開始の日です。と言っても本日は日曜日大多数の人は明日から本格的な活動が始まるのでしょう。
がんばれ、フレッシュマン。
というわけで自分も心機一転、早起きして少し走ってきましたが寒かったです。
五条川堤の桜並木もう開花しているかと眺めに行ってきましたが、今年は少し遅いようです。
昨日の嵐も影響してるのでしょうか、写真のようにまだ蕾状態、一輪も開いていませんでした。
お花見の人でいっぱいになるのは次週ぐらいでしょうか?桜が咲くと気温も上がりマラソンシーズンも
ひとまず終了。あとは暑さに強い本格的な人たちが頑張るシーズンとなります。
暑さに弱い還暦人間(寒さにも弱いですが)はまた蕾状態に引っ込み秋になったら芽を吹くようにします。