今回の記事は『ライムライト』(1952年、監督:チャールズ・チャップリン)です。
喜劇王チャールズ・チャップリンが製作・脚本・監督・主演・音楽を手掛けた珠玉の名作。
物語の流れはけっこう切ないが、人生を前向きに生きるメッセージが思い切り詰められているドラマはどこまでも感動的です。
午前十時の映画祭上映作品。
■内容紹介 ※午前十時の映画祭ウェブサイトより
落ちぶれた道化師のカルヴェロ(C.チャップリン)は、自殺を図った若いバレエダンサーのテリー(C.ブルーム)を救った。
生きる気力を失っていた彼女を励まし、彼女は再び踊りはじめる。
やがて職を得て、さらに作曲家ネヴィルからも気に入られ、とんとん拍子でスター街道を進んでいくテリー。
ネヴィルはテリーに惚れこむものの、彼女の心の中にはずっとカルヴェロがいた……。
美しきバレリーナに よせる心を秘めて 舞台に散った道化の恋…
名優の至芸と 愛の名曲でうたい上げる 感動のチャップリン・シンフォニー
■感想
午前十時の映画祭(2010)の作品も残すところ後2作品。
ラスト2本はチャップリン映画で締めくくられます。
チャップリン作品は今回初めて観たのですが、想像以上に良かった。
まさかこんなに感動的な映画だとは思いもしていなかった。
チャップリン=喜劇というイメージしか持っていなかった僕は、映画の内容の深さに驚かされました。
この映画で描かれる人間ドラマは、世間で名作と名高い映画にも負けない、もしかしたらそれを超え得るほど素晴らしいものだったかもしれない。
喜劇と悲劇。
映画を観て頭に浮かんだイメージです。
『ライムライト』は、喜劇役者として芸をふるうカルヴェロ(C.チャップリン)を描きながらも、ストーリーラインはけっこう悲しい。
喜劇と悲劇、この二つは正反対のものに思えるけれど、人の感情としては共存しうるものなのだと思った。
喜びの裏には悲しみがある。どちらか一方だけしか持たない人なんて居やしない。
映画を観て感心したのはセリフの良さ。
チャップリン自身が伝えたいメッセージを込めたと思える、人生を前向きに生きる励ましに満ちたセリフはこの上なく心を打ってきて感動的でした。
どんなに苦しかろうと、どんなに日々が上手くいかなかろうと、生きていることの力強い可能性を訴えるチャップリンのメッセージは誰の心にも響くことだろう。
ラストシーンは感動的だった。
カルヴェロの役者としての情熱と、テリーを想う愛情がひしひしと伝わってくる。
彼は最後にテリーの舞台を観ることは出来たのだろうか。
すべてをやり遂げての満足感に満たされた中での最後は幸せだったんじゃないかと思います。
『鉄道員』と同種の深く胸を打つ感動を感じました。
貼り残し
⇒img1(カルヴェロとテリー)
(★は最高で5つです。★:1pt, ☆:0.5pt)
■Link
+⇒公式HP(Japanese)※午前十時の映画祭特設ページです。
+⇒ライムライト - goo 映画
+⇒午前十時の映画祭レビュー記事一覧
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喜劇王チャールズ・チャップリンが製作・脚本・監督・主演・音楽を手掛けた珠玉の名作。
物語の流れはけっこう切ないが、人生を前向きに生きるメッセージが思い切り詰められているドラマはどこまでも感動的です。
午前十時の映画祭上映作品。
■内容紹介 ※午前十時の映画祭ウェブサイトより
落ちぶれた道化師のカルヴェロ(C.チャップリン)は、自殺を図った若いバレエダンサーのテリー(C.ブルーム)を救った。
生きる気力を失っていた彼女を励まし、彼女は再び踊りはじめる。
やがて職を得て、さらに作曲家ネヴィルからも気に入られ、とんとん拍子でスター街道を進んでいくテリー。
ネヴィルはテリーに惚れこむものの、彼女の心の中にはずっとカルヴェロがいた……。
美しきバレリーナに よせる心を秘めて 舞台に散った道化の恋…
名優の至芸と 愛の名曲でうたい上げる 感動のチャップリン・シンフォニー
■感想
午前十時の映画祭(2010)の作品も残すところ後2作品。
ラスト2本はチャップリン映画で締めくくられます。
チャップリン作品は今回初めて観たのですが、想像以上に良かった。
まさかこんなに感動的な映画だとは思いもしていなかった。
チャップリン=喜劇というイメージしか持っていなかった僕は、映画の内容の深さに驚かされました。
この映画で描かれる人間ドラマは、世間で名作と名高い映画にも負けない、もしかしたらそれを超え得るほど素晴らしいものだったかもしれない。
喜劇と悲劇。
映画を観て頭に浮かんだイメージです。
『ライムライト』は、喜劇役者として芸をふるうカルヴェロ(C.チャップリン)を描きながらも、ストーリーラインはけっこう悲しい。
喜劇と悲劇、この二つは正反対のものに思えるけれど、人の感情としては共存しうるものなのだと思った。
喜びの裏には悲しみがある。どちらか一方だけしか持たない人なんて居やしない。
映画を観て感心したのはセリフの良さ。
チャップリン自身が伝えたいメッセージを込めたと思える、人生を前向きに生きる励ましに満ちたセリフはこの上なく心を打ってきて感動的でした。
どんなに苦しかろうと、どんなに日々が上手くいかなかろうと、生きていることの力強い可能性を訴えるチャップリンのメッセージは誰の心にも響くことだろう。
ラストシーンは感動的だった。
カルヴェロの役者としての情熱と、テリーを想う愛情がひしひしと伝わってくる。
彼は最後にテリーの舞台を観ることは出来たのだろうか。
すべてをやり遂げての満足感に満たされた中での最後は幸せだったんじゃないかと思います。
『鉄道員』と同種の深く胸を打つ感動を感じました。
貼り残し
⇒img1(カルヴェロとテリー)
映画データ | |
---|---|
題名 | ライムライト |
製作年/製作国 | 1952年/アメリカ |
ジャンル | ドラマ |
監督 | チャールズ・チャップリン |
出演者 | チャールズ・チャップリン クレア・ブルーム バスター・キートン シドニー・チャップリン ジェラルディン・チャップリン エドナ・パーヴィアンス、他 |
メモ・特記 | 午前十時の映画祭上映作品 アカデミー賞:作曲賞受賞 英国アカデミー賞:新人賞(C.ブルーム)受賞 |
おすすめ度 | ★★★★☆ |
■Link
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