花戦さ
ストーリー ： 戦国時代の京都。花を生けることで世の平穏を祈る「池坊」と呼ばれる僧侶の中でも、専好（野村萬斎）は名手とうたわれていた。そのころ、織田信長（中井貴一）亡きあと天下を手中に収めた豊臣秀吉（市川猿之助）の圧政が人々を苦しめ、専好の友であった千利休（佐藤浩市）が自害に追い込まれる。専好は秀吉に対して、力ではなく花の美しさで戦おうと立ち上がる。
小説家の鬼塚忠による著書を基に、戦国の世の日本で豊臣秀吉と華道家元・初代池坊専好の伝説に着想を得た物語が描かれる時代劇。天下人となった秀吉に対して刃ではなく花で戦いを挑む専好の姿を描く
中井貴一さんの時代劇の火を消しちゃいかん・・という思いに共感し鑑賞 （笑）
木村さんにもね、これからもどんどこ係わってほしいしっ！
ネタバレあ～～り～～～
今も脈々と続く池坊という華道の流派の初代の逸話
野村萬斎さん演じる池坊専好さんは人の顔と名前を覚えることが非常に苦手な人物として登場 が 花を活けることに関しては独創的で大胆 弟子の一人でしかなかったが 悩みながらも最高位まで昇りつめる
始まりは信長（中井貴一さん）がいよいよ戦国時代に終止符を打つのか・・・という頃。 その信長さんが本能寺で自害した後 秀吉（市川猿之助さん）の天下がやってくる。 秀吉さん、粗野なキャラで 武士であろうと花や茶を解れと説いていた信長さんの言葉もあって がんばって理解しようとするけど・・・ 人の話は聞かない上に告げ口をする石田三成・・嫡男を亡くしたことでその性格はますます逆上しやすい超キレキャラに・・
そんな秀吉の逆鱗に触れ、専好と親交のあった利休（佐藤浩市さん）が自死してしまう
この世に仏は居ないのか・・と悲嘆にくれていた専好だったが 秀吉の心を花の力で変えようとする
佐藤浩市さん演じる利休さんが良かったっ～♪ 死を悟った後の背中・・
中井さんの信長さんも良いけど ほんのワンシーンの登場でね
前田利家役の佐々木蔵之介さん・・もちろん野村萬斎さんも はい、皆さん素敵でした
秀吉さん、とにかく暴君 些細な事で民を何人も何人も殺していっても誰もそれを止める人さえいない。 その秀吉を花で諫めようとする・・終盤の専好さんの覚悟・・ここからのシーンは全部素敵でした
池坊は全然習ったことが無いんだけど 嵯峨御流を少し、そして青山御流を習ってたことがあって・・ あたしが熱心に習っていたころとはいろいろと変化しているんだろうけど 青山は假屋崎さんが入れる花とは全然違ってて（笑） あたしが一番好きだった生花（せいか）は 足元がなるべく１本の木に見えるように入れる入れ方で だから専好さんが利休さんの為に最後に活けた梅の花が一番好きでした、はいっ🎶
