ひゃっかんのひとりごと

日常生活の中で感じた事を、防備録の代わりに徒然に。

TIMEDOMAIN MINI

2006-12-02 | デジタル機器
今日ふらっとタイムドメイン社の南青山試聴室に寄ってみた。
その際に担当の方より、Miniを最も良い環境で聴く方法を教わった。簡単に言って
Miniを「宙に浮かせる」と言う事なのだが、実際には不可能なので、写真のような
麻ひもを張った上に乗せると言う物だ。
試聴室では膝上位の高さの100円ショップで売っているような、マガジンラックの
ような物に麻ひもを2本通して聴かせて頂いた。確かに1kHz~2kHz付近の固い響き
が消える。彼曰く「麻ひも」が肝らしい。
そこで帰り際に同じような物を買おうと思い100円ショップに寄ったのだが、丁度
良い物が見つからず、麻ひもだけを購入して帰って来た。

有り物で何とかしようと思い、以前スピーカー台にと思って購入した100円ショップで
買ったプランター置きみたいな物を再利用し、ひっくり返して麻ひもを3本通して
置いてみた。おぉ、凄い響きだ。扱いの難しいMiniがいとも簡単に扱える様になった。

Timedomainと言うスピーカーの発想は楽器と全く同じだ。部屋の鳴り方が大きく影響する。
低音が足りないと言う方は、床に近く置くとより低音は増す。低音はその性質上床面を這い
指向性を失うからだ。あとは一時反射音次第なのだが、その一時反射音をまず「吸収」
する事を考えると部屋の特性が消される。たかだか18,900円のスピーカーが高級
オーディオに匹敵する音に変化する。