北大柔道部ログ

中島オフ

中島です。

今回のオフですが、祖母の体調が優れないとのことで、僕は長崎県の五島列島に家族で行きました。

新千歳空港から飛行機で福岡空港へ、そこからフェリーに乗って祖母のいる島へ。
かなり時間がかかりました。

五島列島は隠れキリシタンのなんやらで世界遺産に登録されたらしいです。

オフ前は「ジェダイの隠れ家みたいでカッコいい!」と思ってましたが、今はまあどうでもいいですね。


~島での過ごし方~
1.釣り
噂によると五島は釣りマニアの中では聖地的な位置付けらしいです。確かに素人の僕でも釣れます。大きなカサゴを釣り上げ、刺身にしていただきました。


※以下、釣り好き・お子様・興味の無い方はスルーしてください。

幼い頃は「釣り=楽しい」と単純に思っていましたが、最近はそう単純に楽しめなくなりました。
釣られてしまった魚は食べられる運命にあるし、釣りエサに使われる虫とか貝とかエビとかも当然助かりません。
動物は他の動物の命を奪って生きていることを否応なく実感します。
これは自然界や狩猟文化の残る社会においてはごく自然のことで、意識するのがおかしいくらいなのでしょう。
しかし現代社会に生き、加工された動物を食べる僕は、普段なかなか意識できません。
こういう機会に真実を突きつけられると、なかなかこたえます。
かといって僕は菜食主義に転向する気概は持ち合わせません。
目を背けるようにして生きていこうと思います。

※終わりました。以降は多分読んでも問題ないです。

 

2.海の癒し
五島滞在最終日、僕は家の前にある海岸で時を過ごしました。
目を閉じて視界を断ち、風や波の音に集中すると、一時的に悩みが霧散していきます。
あとは海岸にある石を、トレーニングと称して海に投げ込んだりしてました。

 

3.筋トレ
当然ですが、祖母の家には筋トレ器具がありません。
自重トレーニングを中心に行いましたが、意外と使えるのが石です。
適度な大きさ・重さの石をダンベル代わりにして筋トレ。
頭の上まで挙げると「今これを落として頭に当たったら死ぬな」という危機感と共にトレーニングできます。


あと何個か書こうとしましたが、あんまり思いつきませんでした。
離島はそれほど娯楽が少ないです。
父はこの島で育ったのだなあ、と思うと何か感慨深いような気がします。

これで終わりです。

 

部員の皆さん、オフが明けます。
色々な事がありましたね。

「チームのために何ができるのか、自分で考えてオフを過ごして欲しい」と僕はオフ前に言いました。

経験したことを基に自分なりに考えて、自分なりの答えを出して欲しいです。

そして、その答えを聞かせて欲しいです。
思いがけず、色々あった今回のオフはふさわしい機会なのではないかと思います。

 

とりあえず。
オフ明けの練習、頑張りましょう!!


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