梅雨入りが宣言されましたが、いい天気が続く星野村です
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
茶の文化館内の事務所入口脇には大きなヤマザクラがあります。そこに数羽の野鳥が、ヒーヨヒーヨと大きなさえずり声。目的はこの木に実るサクランボ。人の気配を感じるとすぐ森に飛び去りますが、その後すぐに戻ってきてまた大きな声で鳴き、実をついばんでいます。
ヒヨドリです。
ヒヨドリは公園内ではよく見る野鳥です。大きさはハトと同じくらい。色は灰色でぱっと見は地味にも見えますが、シャウトするようなヒーヨヒーヨ!という鳴き声に、目元の赤のワンポイント、そして頭の逆立った毛がワイルドなイケメンの鳥です。
ここで先人の一句を
我なりを見かけて鵯(ひよ)のなくらしき
ヒヨドリを詠んだ正岡子規の俳句です。遠慮なく大声を張り上げるヒヨドリをうるさく思いつつも、愛おしさを感じてるような様子が浮かんできます。
この写真のヒヨドリはツガイなのか、2羽で仲良く一緒に実をついばんでいました。
それではまた
[ron]