四回目16~20冊目です。
ちょっと遅れました。
あと文学に混ぜ物をしてみました。
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
16>ランドマーク 吉田修一 講談社文庫
沖縄の空港で飛行機内ように買ってすぐ読んだ。
大宮というリアルな情景と高層ビルの設計士と現場の鉄筋工とのねじれる関係。
そのねじれはメタファーとして高層ビルが螺旋構成になって雄々しいかたちで現れる。
ちょうどモード名古屋が頭にあるから全てが隣で起こっている情事。
バベルを意識した崩れる人間が主題。
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
17>よくわからないねじ 宮沢章夫 新潮文庫
劇団「遊園地再生事業団」の作家・演出家によるエッセイ。
過去に「牛への道」「わからなくなってきました」も読み、もしかしたらこれも読んだ事がという感覚に。。
まあそれはどうでもいいとして、ほんとうにどうでもいいのだ。なんたって100円
変な芸人よりよっぽど笑えるよ。特には残らないけど。
赤瀬川源平に似てんだ
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
18>グリーン・クリスマス 野中柊 集英社文庫
またまたよんじまった野中柊。
なんだかここまでくると、「確認」みたいになっちゃって全然入ってこない。。反省
ただいままでの中で一番軽く、しゅわしゅわしてる。
レビューになってないっすね、、、
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
19>目に見えないもの 湯川秀樹 講談社学術文庫
まさかの湯川さん登場!日本初のノーベル賞ゲッター
本書は学術的なものだはなくエッセイのように平易な言葉で淡々と語られ、故に奥深い。
もちろんつっこんだ元素記号も出てくるから水兵リーベあたりを所持しておくと良い。
探求への思想はロックだ。人間かっこじゃないよ。
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
20>これからの世界 星新一 新潮文庫
収録される短編の数21に気づいたら話が終わってる系。
子供の頃こういうのをよしとされていたなあと思いながら手に取り何気なく読むも。ぐへっ
グリム童話のそれと一緒か分からないが、結構ブラック。
でも全てが啓蒙的。独自の重力がスキップしながら、はいおしまい。
たまに思い出しながら読みたいなー
ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/ー/
やっぱり100円でフォーマットかけると、こんなバラツキがでる。
こっちのが脳みそがグルグルしていいと思っている。