このいいことなんか何もない世の中で

生きていても何もいいことがない目的も何も分からないこの世界で、毎日なんとか楽しく生きていく。

パシフィック・リム

2014年05月26日 | 映画・DVD
その昔(年)、有名な話だけど日本のゴジラが
ハリウッドで作られた
ことがあった。
この時は、ゴジラの造形その他の情報は一切
伝えず、概要だけをインプットしたものを、
それを受けたあっちの人が頭の中に思い描いて
そのまま作っちゃった...のような感じがあった。
要は日本人が観たら「なんじゃこれ」(失礼)に
近い感覚。
怪獣繋がりの掴みネタ。

※ゴジラと言えば、今回のはいいみたいですね
 今度こそと期待感が膨らみます。

で、本題の「パシフィック・リム」。

簡単に言うと海の底から現れた人類に敵対する
怪獣】と、それを駆逐すべく人間が英知を
結集して作ったロボットが戦う話。

前情報、宣伝その他では製作者の日本のロボット
文化への愛とかいろいろ言われている。
私が見た感じは、日本文化の上っ面だけすくった
のか、それとも深い愛を注入して製作されたのか、
なんともどちらとも判断が難しいものだった。
どちらともとれる。

やっぱロボット言えばシンクロですか。
とりあずシンクロって所もエヴァだけ見て深い
感慨と影響を受けたのかもしれない。
でも、シンクロ自体、それこそマジンガーZの頃、
あるいはそれ以前から使われた表現。
操縦のところはライディーンとかも見たのかも
しれないし、確かにいろんなものを見ているの
かもしれないとも思える。
(例えがアニメばっかりになってしまった)

ま、それはどちらでもいいとして(いいのかよ)、
映画としてはまぁよく出来てた

日本へのリスペクトなのか、怪獣もKAIJUだし、
出現した怪獣の名前も和式の怪獣名と洋式の怪獣
名の2パターンあった

いや、しかしなんでいちいち両方用意するかね。笑

余談だけど、本当に怪獣とか出現したら、一体誰
が命名するのかな
。学者?総理大臣?第一発見者?
帰って来たウルトラマンで例えると、グドン(愚鈍
だったらがっかりだが)とかアーストロンなんかは
まぁいいとしても、タッコングとか名づけた人、
どんだけセンスない人なんだよ!と思われてしまい
そう。
キングザウルスなんて、初見でいきなり3世だよ
ま、いいか。脇にそれました。

この映画で一番すごいと思ったのは、ヒロインの
少女時代の恐怖の記憶を演じた子役
(有名なAさん)。
泣き腫らして周囲が真っ赤になった目、マジで恐怖
に震える表情。
これがCGで手を入れていない素の演技だとすると、
素晴らしい
。感動した。(しかしできれば、幼い子の
こういう表情はリアルには見ないに越したことは
ないですね)

怪獣もDNAの根幹は同じと思わせる造形でも、
多様な形があったのがこれまた良かったと思う。

一番突っ込んだのは、船を武器にして怪獣を殴っち
ゃう所。
盛り上げ方としてはよく分かるけど、人間が素手より
硬い武器を使うのと違うんだから、元々船の方が拳
より硬いってなら、そりゃ問題でしょ。笑
判明している硬い素材で拳を作るか、重くてでき
ないとかなら武器を作れよ。

シンクロした相手の記憶や考えていることが全部
入っちゃうとしたら、普通の男性はとても女性とは
組めないと思う
が。
如何でしょう。笑

珍しく続編を作って欲しいと思う作品。

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