
ちょっと久しぶり、新国立劇場に行ってまいりました。
シーンは牢屋のみ、
という地味な設定ながら、
すっきりシャープな清潔感あるセット。
立体感・奥行感、明暗のコントラスト、
舞台装置と衣裳の色彩の統一感と
アクセントのバランスのよさ。
・・・演出・美術のマルコ・アルトゥーロ・マレッリ氏と、
衣裳のダグマー・ニーファント=マレッリ氏って、もしや?
さて音楽の方、東フィルの演奏もかなり快調でした。
そしてとにかく、歌!歌手!合唱!
すばらしい演奏でした。
出だしの吉田さん、水嶋さんも堂々たる歌唱。
全体、み~んな良かったけれども、
特に牢番ロッコ役のハンス・チャマー氏のバス!!!
しびれる美しさでした~!
物語はベートーベンらしく(?)まじめな良いお話なのですが、
ちょっとだけ。。。
マルツェリーナの真心は・・・?
ちょっとかわいそう。f^^;
シーンは牢屋のみ、
という地味な設定ながら、
すっきりシャープな清潔感あるセット。
立体感・奥行感、明暗のコントラスト、
舞台装置と衣裳の色彩の統一感と
アクセントのバランスのよさ。
・・・演出・美術のマルコ・アルトゥーロ・マレッリ氏と、
衣裳のダグマー・ニーファント=マレッリ氏って、もしや?
さて音楽の方、東フィルの演奏もかなり快調でした。
そしてとにかく、歌!歌手!合唱!
すばらしい演奏でした。
出だしの吉田さん、水嶋さんも堂々たる歌唱。
全体、み~んな良かったけれども、
特に牢番ロッコ役のハンス・チャマー氏のバス!!!
しびれる美しさでした~!
物語はベートーベンらしく(?)まじめな良いお話なのですが、
ちょっとだけ。。。
マルツェリーナの真心は・・・?
ちょっとかわいそう。f^^;

両マレッリさんはキャスト表の紹介によると「プライベートのパートナー」だそうです。
これで、納得&安心して眠れます。(^v^)
名前を追記しておきたくなりました。
ヒロイン、レオノーレ役のガブリエーレ・フォンタナさん、
初めから終わりまで、安定した美しい声で、素晴らしかったです。
指揮のミヒャエル・ボーダーさん、
かっちりと清廉なベートーベン、
とても爽快、気持ちよかったです。
はろるどと申します。えすどぅあさんの所からたどって参りました。
チャマー氏は私も良かったです。
演技もとても上手で引き込まれました。
ロッコの葛藤を声でも感じ取れそうな気配でした。
>マルツェリーナの真心は・
私も同感です。
気の毒とでもいうか可哀想ですよね。
このオペラでは最後の大きな夫婦愛の前にかすんでしまいますが、
内心はかなりやりきれないものがありますよね。
何たって女性だったのですから…。
ロッコの仕事は、決して気持ちのよいものではないはずなのですが、
それを淡々と、しかも誇りを持って遂行している姿勢が、
マイスター魂(?)というか、とても潔く、気持ちいいです。
お金を目の前にちらつかされても、
「殺人は私の仕事ではない。」と、キッパリ。
一方で、娘の幸福を願うやさしい父親でもあり、
素性の知れないフィデリオに対しても、
とても公正な態度で接していたけれど、
フロレスタンとレオノーレの事情を知ると、
これまた大変潔く二人を祝福してあげる。。。
役どころも、このお話の中では
主役のフィデリオについで、
超カッコイイものでしたが、
やはり演技力(もちろん歌声を含めた)があってこそ、
ですよね。
マルツェリーナもそんなロッコの娘ですから、
心では、さぞかし辛い思いもあったでしょうが、
最後には、心からレオノーレを祝福できたということなのでしょうか。
えすどぅあさんといい、はろるどさんといい、
たくさんたくさん、すばらしい記事を書かれていますね。
私はどうもおおざっぱなことしか書けませんが、
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。