Much Ado About Nothing

美味しいモノと山と海と人とモノ、ときどき語学。

3 Runs 2 Nights 3 Days

2008-02-29 23:32:50 | スキー
(総滑走日数11日)

志賀高原

2月の連休。
同僚と元同僚を連れて志賀高原へ出かけた。

1日目:横手山→熊の湯
2日目:ジャイアント→西館→高天原→タンネ→ブナ平→ジャイアント
3日目:ジャイアント→蓮池・サンバレー→熊の湯

滑る相手が変わると思っても見なかった発見がある。

今回、蓮池から熊の湯までシャトルバスに乗ったのだが
以前にも利用したことが何度かあるはずのそのシャトルバスに
異変があった。

バスが走り出した途端、運転手が
「早速ではございますが・・・」と
話し始めた。

なんだ?!
と思いながら聴く。

「左手に見えます二つの山は、長野オリンピックの
会場になりました東館山、パラリンピックの会場になりました
西館山でございます。」

話は植物にも及ぶ。
「白樺は皆様ご存知でしょうが、白樺の黒いのがダケカンバ
 でございます。黒いのがダケカンバ、白いのが白樺。
 標高によってどちらかしか見られないのですが、
 何とココでは両方見られます。」

そーだったのか!それは貴重だねぇ。

運転手はとうとうとしゃべり続けたが、
木戸池に向かう途中でとんでもないことを言い出した。

「さて、皆様。最近20代のカップルに大人気、
 木戸池でございます。」
(いつ人気になったんだ!)

「いつからかカップルで滑るとゴールインするという
 話になりまして、連日カップルが訪れております」
(チャレンジでは不評のゲレンデだから客寄せに
 うわさを流したのか?!)

折りしもチャレンジに挑戦中と見受けられるカップルが
木戸池で降りようとしていた。

「さあ、恋人たちのメッカ、木戸池でございま~す!!」

高らかに謳う運転手に、カップルの男性は
「チョー降りづれぇ~!!」
と嘆きながら、
彼女にいたっては他のお客さんに
顔を背けながら足早に降りていったのでした。


「先ほど紹介しました笠岳ですが、先ほどの位置から見ますと
 非常に女性らしく柔らかな稜線を描いておりましたが、
 熊の湯の山頂から見る笠岳は非常に雄雄しい稜線を描いた
 男らしい山で、志賀高原のシンボルになっております」

そんなアナウンスを聞きながら熊の湯で下車。
思わず奥志賀までのアナウンス全てを
聴きたくなりました。

写真は熊の湯山頂から見た雄雄しい笠岳、志賀高原のシンボルです。






最新の画像もっと見る