魔女の日記―娘のホームスクーリングと共に

娘に私立中学を退学させホームスクール始めました。ちょっと変わった母が教育や日常生活について感じるままに書き連ねます

ボブディランにノーベル文学賞!

2016-10-13 20:42:23 | 日記

ついにボブディランがノーベル文学賞を受賞しちゃったんですね、前々から結構噂はありましたけど、本当にその時がやってきたんですね、やっぱりとも思うけど、やっぱりびっくりです。私はボブディランの世代ではありませんし、CDも数枚しか持っていません。歌詞をじっくりと読み解きたいという願望を常に持ちながら、忙しさにかまけてついうっかり後回しにしてしまっている、そういうただのミーハーでしかありません。それでも、いつかはじっくりとボブディランを!という思いだけは常に持っている、そういうただのミーハーです。(詞がむつかしいですよね!?)

タイミングのよいことに、実は今年の春、ボブ(と呼ばせてもらおう)が来日してコンサートを開いていることを知り、行ってきました、娘と。時は2016年4月21日木曜日、場所はオーチャードホール、19:00開園のコンサートでした。席は思い切ってSS席、なんと一人25000円也でした!

割と前の方ではありましたが、もう少し前の方がよかったなあ。。。薄暗~く設定されたステージからビートが鳴り響き、ど真ん中の奥から超かっこよく出てきたボブの姿を始めて拝見したときは、もう心臓がほんとにバクバクしてしまいました。うわあ、これが本物のボブディランかよ~、という、ほんとにものすごいミーハーな感激でした。ハットを超格好良くかぶって、片手はポケット、「どうだ、俺がボブディランだぜ」とでも言わんばかりの、ものすごいオーラがはじけていました。

残念なことに、ボブのあのしわがれ声で歌う歌は、その歌詞のほとんどを私は聴き取ることが出来ませんでしたが、それでも全く飽きさせない、それだけの〝音楽”がありました。最後の曲が確かBlowin' In The Windだったと思いますが、完全に編曲されていて全く違うものになっていました。ただかろうじて歌詞の一部が聞き取れて、「あ、あれだ!」とわかりました。ボブは、昔の自分の亡霊でメシを食うつもりはないらしいですね、常に進歩、進化、前進しているのだそうです。

ステージの終わりに、ボブを真ん中にバンドのメンバーがただ並んで立つ姿(←まるでマフィアの集団?とも思えるようなド迫力)を私たちに見せてくれたわけですが、その姿もまさに、「どうだお前たち、これが俺様の音楽だ。俺様がボブディランだ。どうだ!」とでも言わんばかりの勢いで立っていました。アメリカ人だとか何人かわかりませんが、外人が多かったですが、彼らのフィーバーぶりもすごかったです。

秋の夜長、是非ともボブの歌詞をじっくりと読み解いてみたいものです。。。