魔女の日記―娘のホームスクーリングと共に

娘に私立中学を退学させホームスクール始めました。ちょっと変わった母が教育や日常生活について感じるままに書き連ねます

指導力のない教師は早く見切るのがよし

2017-06-15 18:40:31 | 教育

通っているS塾での春期講習の話です。

 

既に過ぎてしまったことですが、大事なことですので書き留めておこうと思います。

 

講習では、いつもと違う講師の授業をとって、そいつ、いや失礼、その先生の指導力を判断する、ということができます。

娘の場合も、昨年の夏期講習で、素晴らしい指導力をお持ちのO先生に出会えました。実をいうと、それまで受けていた先生(半年くらい)の授業はあまりよくわからなかったようで、毎回授業を受けた後は、ノートをじっくりと見返しながら自分で必死で考えて、1週間かけてなんとか理解できる、ということの繰り返しでした。

元々数学が得意なお子さんが多く集まった塾の、しかも上のクラスなので、その授業内容がすんなりと理解できないのは当たり前、じっくり時間をかけて理解できれば良いと、当時の娘と私は考えていました。要するに、娘の出来が悪いから、難しい内容の授業を受けただけではすんなりと理解できないのだ、それは仕方のないことなのだ、と思っていたのです。理解できないのは娘の側に原因があるのだと。

しかししかししかし、夏期講習でo先生の授業の分かりやすさに感動した娘は、昨年の2学期からそのO先生の授業を受け始めました。するとどうしたことでしょう、授業を受けただけで大方その内容は理解できるとのことで、今まで1週間もかけてたった数時間の内容を消化していたのとは大違いの生活が始まりました。教える人の力量によってこんなにも変わるものかと、改めて、学習者がわからない多くの理由はやはり教える側にあるのだと確信しました。(ああ、もったいない、あの半年。時間をかえしてくれ~)

しかし、残念ながらそのo先生は春以降主に下のクラスを担当なさることになり、(恐らく力量のある先生なので基礎クラスーといってもできる子が多いのだろうがーの底上げをねらっているのでは?)娘は受けられないことになってしまいました。で、春期講習を利用して、ちょっと評判のいいA先生の授業を予約しました。

 

春期講習の一日目。帰ってきた娘の第一声は、「全く何を言っているのかわからない」というものでした(爆)。

ここで、以前の私なら、「やっぱりうちの娘、出来が悪いのね…仕方ないわね…」とあきらめるところですが、もうそうそう騙されません。恐らくはそいつ、失礼、その先生の指導能力がお低いのだと判断し、(学歴経歴はもう目がクルクルするほどお高い方で、非常にユーモアのセンスのある憎めない方ではあるようです。)敢えて同じタームの下のクラスに変更していただきました。

さすがにそのクラスでの授業は娘にはやや余裕があったようですが、そこで基礎的なことをしっかりと学べたと思います。

 

その後、高1一学期のレギュラー授業が始まったわけですが、当然このA先生の授業はとらず、もう一人、非常に評判のよい、大ベテラン、もうこの人ならかたい!という先生の授業をとることにしました。以前、振替授業で一度だけ受けたことがあり、たった一度の授業でも、すごくわかりやすかった、という印象を娘ももっていたのです。その印象通り、今もこの先生ですが、非常に順調に進んでいると思います。

 

本題は実はここからなのです。今娘が受けているクラスに、何度か振替で出席する生徒さんたちがいらして、その雑談の中での話です。どうもその子たちは、娘が「何を言っているのかさっぱりわからない」という印象を持ったA先生の授業を受けているらしいのですが、「A先生の言っていること、さっぱりわからない。他の人はみんなわかってるのかな~」「え~?あなたも?私もそう思ってる。今度の試験やばいよ~、全くわからない~」などと話していたらしいです。つまり、その子たちも娘と全く同じ印象をA先生に持っているらしく、娘自身「私と同じことを思っている人がいるんだよ、やっぱり」と、自分だけがそう思っていたわけではないのだと知って、ちょっと安心したみたいです。

 

そう、そうなんです。私たちはもう知ってしまったんです、身をもって。授業がわからないのは、本人の出来が悪いからではなく、大方教える側に原因があるんです。学習者の視点に立って、学習者は一体どんなところで躓くんだろうか、どんなことをわからないと思うんだろうか、というところに、想像力を働かせながら教える先生と、そういうことには全く意識がない先生とでは、学習者側の理解度に大きな差が生じるということを。だから、指導力のある、有能な先生をきっちりと見極める力が必要なんだということ。

 

思えば、春期講習で、変なプライドや根性主義で、例のA先生の授業に固執しなくてよかったです。1日目から全くわからないなんて、普通あり得ないと思いました。はは~ん、こいつ、いや、この先生、自分が超優秀なんで、普通の子がどういうところがわからないかなんてことには全く興味がないし、想像力が働かないんだな、ということ。つまるところ、教える能力はないの、だからこいつはダメ。

 

その、A先生の授業を受けて困っている生徒さん達も即刻親御さんに相談すべきなんですよね。そして親御さんは即決すべきなんです。クラスを、先生を変えるということ。だって、授業を受けるだけで、授業内に、きっちりとその内容を理解させてくれる先生が現に存在するんですから。これはもう、天国と地獄くらいの差がありますよ。

 

能力のある指導者とは即ち、学習者の視点に立ち、常に学習者の視点を想像しようという意識を持っている人のこと。いくら自分が国立頂点大学の医学部を出ていても、何年指導経験があっても、それだけでは立派な指導者にはなれないってわけ。

娘のために、常に賢い親でいたい。

 

 

 

 

 

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