HBD in Liaodong Peninsula

中国と日本のぶらぶら街歩き日記です。2024年5月からは東京から発信します

金州 乃木勝典戦死の場所

2016-11-02 | 大連を歩く
乃木希典の長男である乃木勝典(1879 – 1904)が戦死したとされる場所に行ってみました。

日露戦争に陸軍歩兵少尉として参加し、24歳の若さで命を落としました。

大連・金州を舞台に繰り広げられた「南山の戦い」に加わった勝典は、1904年5月27日、帝政ロシア軍の銃に被弾し、倒れます。

勝典が戦死したとされる場所は、南山の北東約4キロの静かな農村、小閻家楼の丘の上です。

戦死した場所には、日本租借時代に「乃木勝典中尉戦士ノ所」という石碑が建てられていたそうです。



古写真が残っています。

今は撤去されていますが、台座だけは残っているようです。
見つかるでしょうか?



ここです。

それらしい場所に来てみましたが、台座は見つかりませんでした。
丘の一部はつい最近切り崩されたようで、瓦礫が積まれていました。
おそらく、台座も一緒に崩されたのだと思います。



眼下にはさくらんぼ畑が広がります。
112年前、この地で日露の激しい戦闘が繰り広げられたとは、にわかに信じられません。
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