ライ麦畑のつかまえ役

「“ライ麦畑のつかまえ役”、そういったものに僕はなりたいんだよ。」
          『ライ麦畑でつかまえて』 より

筆記試験について

2008-11-25 12:00:00 | 就職活動 一般

今回は以前まとめておいたにも関わらず投稿していなかった内容があったので、それを投稿しておきます。


みなさんがESや面接以外で気になるのが、筆記試験ですよね。
筆記試験といいつつ、自分の経験上ほとんどがwebテスト、もしくはテストセンターだったような記憶があります。
金融機関を中心に一部流通やインフラ、メーカーなどを受験しましたが、実際に“筆記”だったのは2~3社程度でした。
中には形式的にすぎないものもありました。


難易度や実施の方法とタイミング、そもそも筆記試験の有無などは企業によって全く異なります。



【難易度について】

一口に筆記試験といっても、その企業オリジナルの問題であるわけではありません。
テストを実施する会社に依頼しているパターンがほとんどです。

一番有名なのはリクルートマネジメントソリューションズ社のSPIですよね。
その他にも玉手箱、CAB、GABなど数種類が存在しています。


難易度はこれらの種類によるので、何とも言えないというのが正直なところです。
英語が必要だったりするテストもありました。


不安な人は本屋の就活コーナーにいくと、それぞれの企業が昨年度何を実施していたかが書かれている本があるので、志望度の高い企業はチェックしておくといいかもしれません。

個人的にはいずれにしてもSPI対策が基本になるような気はしますが・・・。



【実施の方法について】

先ほども少し触れましたが、実際に“筆記する”ことはあまりなく、web上かもしくはテストセンターで受験するパターンがほとんどでした。

webテストは文字通りホームページ上でテストを行います。クリック形式がほとんどですが、中には実際に文字を打ち込ませる形式もありました。

テストセンターというのも似たようなもので、企業から送りつけられてくるIDとパスワードを使い、自分の希望するテストセンター(色んなところにある)を予約して、そこへ行ってPCでテストを受けるといった感じです。

両者の決定的な違いと言えば、テストセンターの場合は結果の使い回しが出来るところですが、これに関しては詳しく説明すると長くなるので、いずれまた別の機会にします。



【実施のタイミングについて】

パターンを大別すると以下の通りです↓

①そもそも筆記試験が無い、もしくは性格診断のみのケース。

②ESと同時期に実施して、その結果によって面接へと進むケース。

③ある程度選考が進んだ後、受験させられるケース。


基本的にはこの3つのパターンが多かったと記憶していますが、当然企業によって異なると思うので、志望度の高い企業はあらかじめ情報を集めておくといいかもしれません。



筆記試験をどれだけ重視するのかは、業種や企業によって全く異なります。
例えば、一般的にメーカーなどはESと筆記試験の結果でバッサリ切るなんて言われています。
逆に金融はESで切られることはあっても筆記試験はあまり見ていないと言われたりします。

まぁ我々は真実を知ることは出来ませんし、学歴などのほかの要素も関わってくると個人的には思っています。


ただ、結果は良いに越したことはないので、自信の無い場合は少しだけでも年内に対策しておくことをオススメします。

自己分析スタート?

2008-11-07 01:13:14 | 就職活動 一般

そろそろテレビなどでも就活サイトのCMが始まり、いよいよ就職活動が本格的にスタートしたような感じがします。


企業のセミナーも増えてきていると思いますし、実際に参加されているという方も結構いるのではないでしょうか。


11月になりましたので、今回のエントリーではいよいよ自己分析について詳しく取り上げていきたいと思います。


自己分析のやり方は人それぞれなのですが、そんなこと言われても何をすればいいのか全く分からないというのが本音ですよね。まだ実際は何もしていないという方も多いのではないでしょうか。


そこで今日は、自己分析の具体的なやり方を一つご紹介したいと思います。

とりあえず自己分析を始めるきっかけとして、また自己分析アレルギーからの脱却として、既に始めた自己分析の確認として、自分なりに試してみてください。


自己分析の最も大切なポイントは、じっくりと考えることです。
いわば「考える」という動作が無数に存在する自己分析法の最小公約数と言えます。

そこで、以下に挙げる項目について少し考えてみてください。


・興味を持ってやっている・またはやっていた事は何か?

・自分として許せることと許せないことは何か?

・幸せを感じることは何か?

・ついクセでやってしまうことは何か?

・大切だと思うのは何か?

・好きなタイプの人、嫌いなタイプの人は?

・仲間の中でどんな位置づけ・役割か?どんな人だと言われるか?

・よく怒られる・文句を言われる事は何か?

・困ったときはどうやって解決してきたか?

・これからの人生で何を望んでいるか?


思いつくままに書いてみましたが、いかがでしょうか。

『これ絶対適当だろ・・・』と感じた方、まさにその通りです。
ですが、適当でもいいんです。切り口が適当であっても、そこから新たな自分を見つけられれば、全く問題ありません。


例えば、私は通学に電車を使っています。
行きは毎日乗る車両も場所も同じです。どんなにその場所が混んでいようが、他の場所が空いていようが、朝は必ずその場所から乗ります。
そして席は両隣が空いていれば座ります。出来るだけ隣はいない方がいいので、隅の席を狙います。


こういった日常の些細な出来事も、その人の性格を表現する一つの材料になります。

毎日違う場所から乗る人もいるでしょうし、他の場所が空いていたらそちらに乗る人もいるでしょう。帰りも車両と場所を決めている人もいるかもしれません。
車内でも絶対に座らない人、シルバーシートだって座る人、席を譲る人、譲らない人、席の隅に座る人、真ん中に座る人、こだわらない人・・・挙げていけばキリがありません。


このような何気ない日常の中で、自分が“なぜ”そのような行動をとったり、考え方をするのかを少しでもいいので考えるようにしてみると、まさにそれが自己分析になります。
具体例まであるので説明もしやすいですし、何より自分の行動から判断するので、思い込みや決め付けを避けてありのままを表現出来ます。

実は上に挙げた例のうちいくつかは、実際の面接で聞かれた内容でもあります。
あえてどれかは書きませんので、少し考えてみて下さい。


肩肘張らずに考えればいいですよ。
電車の中とか、寝る前とか、お風呂の中とか、場所と時間は気にせずに出来るときにやれば大丈夫です。

何かひらめいたり、いい表現を見つけたときは、忘れないようにメモをとるといいかもしれません。

そういった細かい発見やひらめきが、面接の時には大きな武器になります。