限りなく怪しい弁明？太田農水相事務所費問題

８月３１日（日）
　　　　　　太田農水相の事務所費問題に対する弁明は、全然説得力を持た
　　　　　　ない。
　　　　　　福岡市で行われた県連セミナーで「まことに不徳のいたすとこ
　　　　　　ろでお詫び申し上げたい」と陳謝しながら記者団には「法令上
　　　　　　は何の問題もない。すべての書類を公開したのでそれを見て判
　　　　　　断して欲しい」の一点張りだ。
　　　　　　太田氏には、更に別の疑惑も持ち上がっている。
　　　　　　同氏が代表を務める自民党福岡県第３選挙区支部が、親族企業
　　　　　　に対し平成８年～１８年に計３６４７万円もの家賃を支払って
　　　　　　いたことが分かり、この件に対しても「法令にのっとった対応
　　　　　　であり家賃は適正だ。もっと安くして欲しかったが安くしても
　　　　　　らえなかった」と説明している。
　　　　　　限りなく怪しい「事務所費」ではないか。

批判はいろいろあるけれど？姫井氏離党撤回は正解だ、自民の働きかけこそ不純だ

８月３０日（土）
　　　　　　　民主党の姫井由美子参議院議院が一端は表明していた、離
　　　　　　　党届、新党結成参加は一夜にしてひっくり返った。
　　　　　　　民主党幹部たちの説得と本質の説明を聞き思い返したもの
　　　　　　　だが、これは正解だった。
　　　　　　　行動が軽率で、慎重さを欠いたことは間違いないが、こと
　　　　　　　の重大性を理解せぬままの行動として、新党参画よりはず
　　　　　　　っとましな選択であった。
　　　　　　　それにもまして、怪訝なのは自民党の麻生幹事長や二階経
　　　　　　　済産業相が新党結成の仕掛け人だなどと取りざたされてい
　　　　　　　ることだ。
　　　　　　　姫井氏のドタキャン、とか説明が不十分などと面白おかし
　　　　　　　く取り上げているマスコミやコメンテーターんはもっと本
　　　　　　　質的な点や、見苦しい影の部分を暴いて欲しい。

政治家の節操のなさ？新党立ち上げもいいが、個人的損得でうごめく

８月２９日（金）
　　　　　　　「民主３氏離党し新党へ」の記事が新聞トップに踊った。
　　　　　　　政治家は国民に自分の主義主張を訴え選ばれてきたはずで
　　　　　　　ある。それなのに平気で主義主張を変えてよいものだろう
　　　　　　　か。特に比例区で選出された議員には問題がありすぎる。
　　　　　　　投票した人は、党の政策を支持し投票したのに、党を勝手
　　　　　　　に辞めて、場合によれば反対党との連携までにおわしてい
　　　　　　　る。
　　　　　　　まず党を出る前に、議員を辞任して新しい方向を模索すべ
　　　　　　　きではないか。
　　　　　　　選挙区で選ばれた人だって、まったく個人に白紙委任とい
　　　　　　　うことで投票したとはいえないであろう。
　　　　　　　○○党の××さんということで投票しているはずだ。
　　　　　　　無所属で出るべきではなかったのか。
　　　　　　　議院は立候補した時と違った行動を起こすなら、議員辞職
　　　　　　　が最低限のモラルではなかろうか。

その場しのぎの決定？臨時国会会期与党で一致、会期延長見え見え

８月２８日（木）
　　　　　　臨時国会の会期が与党間で合意に達したようだ。
　　　　　　足して２で割る方式で、何の根拠もない妥結で決したようだ。
　　　　　　８０日以上要求の自民党と、６０日以下にしたい公明党の溝を
　　　　　　埋めるために、中を取って７０日にしただけである。
　　　　　　もちろん自民党は会期の延長をもくろんでいることは明白であ
　　　　　　る。とりあえずこれ以上もめていたのではまずいとの判断だ。
　　　　　　会期の延長は２回可能であり、それでカバーしようとしている
　　　　　　のである。
　　　　　　まさに党利党略そのものだ。
　　　　　　与党は「テロ特措法」について野党に協議を呼びかけているが
　　　　　　まず会期をどうするか野党に相談するべきではないか。

善意の市民が何故？アフガン邦人誘拐事件、伊藤さん遺体で発見

８月２７日（水）
　　　　　　　「アフガニスタンの土になっても」との決意でボランテイ
　　　　　　　ア活動に打ち込んでいた日本人青年が武装集団に突然連れ
　　　　　　　去られたとの報道がされ安否が気遣われていたが、２７日
　　　　　　　遺体で発見されたとの悲しいニューズが飛び込んできた。
　　　　　　　まったくやりきれない気持ちをどうしようもない。
　　　　　　　伊藤さんは、現地で５年間も栽培指導に当たり現地の人々
　　　　　　　に慕われていたという。
　　　　　　　急速な治安悪化を受け日本人スタッフ順次帰国させている
　　　　　　　最中の出来事で、こんな理不尽な話はない。
　　　　　　　どうして、「良い人」が犠牲にならなければならないのだ
　　　　　　　ろう。

またまた農水相が？太田農水相に「事務所費問題」が

８月２６日（火）
　　　　　　臨時国会の日程がようやく決まったばかりなのに、またま
　　　　　　た太田農水相の「事務所費」問題が持ち上がった。
　　　　　　太田誠一農水相の政治団体が平成１７、１８年の２年間秘
　　　　　　書官の自宅を事務所として届け出て、事務所費など計２３
　　　　　　４５万円もの経常経費を計上していたことが分かった。
　　　　　　政治家の事務所費を巡っては、松岡利勝元農水相が議院会
　　　　　　館に資金管理団体の事務所を置いているのに、多額の経費
　　　　　　や光熱水費を計上していたことを追及されて自殺。
　　　　　　後任の赤城徳彦元農水相も事務所を実家に置いているのに
　　　　　　多額の経費を計上し辞任に追い込まれている。
　　　　　　農水相の進退問題に発展する可能性が出てきた。
　　　　　　同時に福田首相の任命者責任も問われることは必至で、臨
　　　　　　時国会は幕開け早々波乱含みの様相である。

行政の怠慢？官製談合起訴後に前田建設工業が青森で落札

８月２５日（月）
　　　　　　国土交通省北海道開発局の官製談合事件で、社員が起訴され
　　　　　　た前田建設の共同企業体が、起訴から１ヶ月も経過したあと
　　　　　　にもかかわらず、青森県発注の大型トンネル工事を落札して
　　　　　　いたことが判明した。
　　　　　　県が指名停止処分をするまでに２ヶ月以上もかかったために
　　　　　　この間の入札が可能になったという。
　　　　　　行政の怠慢が招いた重大なミスというわけで、このまま看過
　　　　　　することの出来ない大失態である。

選ばれる人たちが決めても？１票格差、参院改革協議会、是正に向けた議論開始へ

８月２４日（日）
　　　　　　　参院各派で作る参院改革協議会は、臨時国会で「１票の格
　　　　　　　差」の是正に向けた議論を開始することが報じられた。
　　　　　　　しかし、選ばれる当事者たちによる協議自体疑問がある。
　　　　　　　利害を直接受ける当事者に、適切な判断を望むことは無理
　　　　　　　というものだ。
　　　　　　　果たせるかな、ムードは先送りの様相を呈している。
　　　　　　　この際、議院当事者の身分に関する制度を決めるには、利
　　　　　　　害関係を持たない第三者に委ねることを決めて欲しい。
　　　　　　　公平な第三者は裁判員制度で裁判員を選ぶ方法などと同じ
　　　　　　　手法でもできる。
　　　　　　　裁判員には「二の足」を踏む国民も、議員定数など国民が
　　　　　　　選ぶ人の選び方に関しての協議にはもっと積極的に参加す
　　　　　　　るだろう。

安心安全体制整備を急げ？栃木水没死現場に消防出動せず

８月２３日（土）
　　　　　　今月１６日豪雨のため鹿沼市で軽自動車の中で水死した女性
　　　　　　の事故で、今日１１９番通報を受けていながら消防が現場に
　　　　　　出動していなかったことが判明した。
　　　　　　事故直後、女性の母親から１１９番通報を受けながら、現場
　　　　　　に駆けつけていなかったというもので、消防本部は「当日は
　　　　　　１１９番通報が多くて対応し切れなかった」と説明している
　　　　　　が、いくら情報が錯綜しても対応しきれないようでは、国民
　　　　　　の安全安心を確保する立場としてはお粗末すぎる。
　　　　　　最低限の安全安心を確保できる体制の整備を急ぐべきだ。
　　　　　　悲しい出来事であった。

過剰な期待か、作戦の失敗か、実力か？オリンピック野球韓国に同じ負け方

８月２２日（金）
　　　　　　関心の高かったオリンピック野球。
　　　　　　目指すは金しかない。と大いに期待を持たされていたが、予
　　　　　　選リーグをかろうじて勝ち残り、準決勝で再度韓国と戦った
　　　　　　が、予選、準決勝戦とも２点を先行しながら追いつかれ最後
　　　　　　は逆転負けしてしまった。
　　　　　　監督は投手起用を間違えた自分の責任といっていたが、また
　　　　　　同じような投手起用で同じような負け方をしてしまった。
　　　　　　もともと実力の差か、作戦の失敗だったのか。
　　　　　　とにかく残念な結果に終わってしまった。
　　　　　　期待をかけすぎたのかも知れない。
　　　　　　選手諸君にはご苦労様といいたい。

誰の発言が国民目線か？太田農水相「やかましい発言」を巡って麻生幹事長、福田首相、野田消費者相

８月２１日（木）
　　　　　　野田消費者相は記者会見で、先の太田農水相が、食の安全に
　　　　　　対する消費者の関心を「やかましい」と表現したことについ
　　　　　　て「日本の大臣なら、日本の北から南まで皆さんが分かる日
　　　　　　本語を使ってもらわなければならない」と注文を付けた。
　　　　　　また、麻生幹事長が「関西以西では普通の表現だ」と擁護し
　　　　　　た事に関して「そういうサポートは残念だ」と指摘した。
　　　　　　一方、福田首相は麻生発言について「そういう風な解釈もあ
　　　　　　るのかなあと思って聞いていた」と記者団に述べた。
　　　　　　さて、この４人の発言「国民目線」といえるのは誰だろう。

誰が喜んでいる？タスポ導入で零細タバコ店の悲劇

８月２０日（水）
　　　　　　鳴り物入りでスタートしたタスポ。
　　　　　　爺ちゃん婆ちゃんのちっちゃなタバコやが悲鳴を上げている。
　　　　　　一体誰がこのやり方で笑っているというのだ。
　　　　　　そもそもこの制度を積極的に推進したのは誰なのか。
　　　　　　町の小さなタバコやさんが、売り上げ７０％減で生活のたしに
　　　　　　してきたささやかな商いを奪われている。
　　　　　　こんな悪い制度を考え導入したのは誰なのか。
　　　　　　笑っているのは誰なのか。
　　　　　　知っている人は教えて欲しい。
　　　　　　恨み言をぶつける先さえ判らぬ小さなタバコ屋の不満である。

首相の思惑明確？９月中旬に臨時国会召集を首相が表明

８月１９日（火）
　　　　　　　政府・与党で調整が難航していた臨時国会の召集について
　　　　　　　首相は１９日、官邸で開かれた政府・与党連絡会議で９月
　　　　　　　中旬に召集する意向を表明した。
　　　　　　　インド洋での海上自衛隊による補給活動を継続させる「新
　　　　　　　テロ対策特別措置法」延長のため衆議院再議決を念頭に、
　　　　　　　十分な会期幅を確保したい思惑がありありと見て取れる。
　　　　　　　国民の為に今何をしなければならないか、優先順位を誤ま
　　　　　　　らないよう、国民の方を向いてしっかり判断して、まとも
　　　　　　　な対応を忘れないで欲しい。

平和の祭典の陰で？グルジア紛争、ウイグル自治区でテロ、ギョーザ中毒事件隠蔽、など

８月１８日（月）
　　　　　　平和の祭典オリンピックが華やかに開催され、連日その報道
　　　　　　に目を奪われている間に、暗いニュースも連日のように起こ
　　　　　　っている。
　　　　　　世の中の陰と光の部分がはっきり現れているのに、とかく人
　　　　　　間は光の部分にしか目が行かぬ。
　　　　　　テロや紛争は相変わらず世界各地で起こっているし、政治家
　　　　　　は都合の良いことばかり言って、不都合なことは隠蔽しては
　　　　　　ばからない。
　　　　　　気をつけてみているが、報道そのものもオリンピック一色と
　　　　　　いった感があり、影の部分の報道は避けて通っいるかのよう
　　　　　　にさえ見える。

代表選手選考に疑問？オリンピックを見て

８月１７日（日）
　　　　　　オリンピックも佳境に入っている。
　　　　　　まったく素人目の感想だが、代表選手の選考にいささか疑問
　　　　　　を感じる。
　　　　　　柔道も、マラソンも選考のあり方に「？」を感じたのは私だ
　　　　　　けだろうか。
　　　　　　特にマラソン出場枠を３確保しておきながら、直前に故障辞
　　　　　　退があったにも拘わらず、補欠選手も故障で辞退し、補充で
　　　　　　きなかった。更に強行出場した選手も怪我をおしての出場で
　　　　　　あった。国内選考は強豪がひしめき合って、オリンピックで
　　　　　　勝つより代表に選ばれるほうが難しいとまでいわれた。
　　　　　　それでも出場枠を満たす代表が出場できなかった。
　　　　　　どうしても釈然としない。