世界遺産の覚え書き5
- カセレスの旧市街
- 文化遺産
- 世界遺産登録:1986年
- スペイン
- カセレスの旧市街は中世の町並みがそのまま保存された城郭都市。城内には12世紀に建てられたサンタ・マリア教会をはじめ、カセレスが最も繁栄した15世紀~16世紀に建てられた聖堂や貴族の館など、旧市街全体が当時の状態を保って残されている。
- アルト・ドーロのブドウ畑
- 文化遺産
- ポルトガル
- 世界遺産登録:
- 世界的に有名なポートワインを産出するドーロ川上流の丘陵地帯に広がるぶどうの段々畑。何世紀にも渡りブドウ栽培が行われ、丘の上まで広がるブドウ畑の美しい風景は素晴らしい眺めを楽しませてくれる。ブドウ栽培に適した雨が少なく寒暖差の大きい気候から、良質の葡萄と評判のワインが作られる。
- ポルトヴェネーレ、チンクエ・テッレ及び小島群(パルマリア、ティーノ及びティネット島)
- イタリア
- 文化遺産
- 世界遺産登録:1997年
- リグリア海に面した断崖絶壁の海岸線に沿いに1つの町と5つの村がならんでいる。
チンクエ・テッレはこの5つの村(コムーネ:共同体)の事を指し、断崖と集落が岸壁添に密集する様子は、風光明媚な観光地となっている。
- チンクエ・テッレ/ボルトヴェナーレ
- モンテロッソ・アル・マーレ村
- ヴェルナッツァ村
- コルニリア村
- リオマッジョーレ村
- マナローラ村
- ボルトヴェナーレ(町)
- チンクエ・テッレは、以前は陸の孤島のようなところで、交通手段は船デ行っていたそうです。最近は鉄道が出来ている。中でもヴェルナッツァ村は一番美しい村と言われ、狭い入り江に住居や聖堂がひしめく。
- ※イタリアはコムーネと呼ばれる自治体(行政区分)単位で構成される。日本での紹介では、ヴェルナッツァ村などと”村”や”町”をつけて紹介される場合が殆どだが、そのような行政区分はイタリアにはない。