daiozen (大王膳)

強くあらねばなりませぬ… 護るためにはどうしても!

独り歩きする俳句

2014年09月07日 | (転載・記事)  総 合

自分が詠んだ俳句は誰かに好かれているか・誰かに役立っているか、
人間を詠み続けた芭蕉が抱き続けた想いは、そんな感じでしょうか。

詠む人には詠む人の歴史があって・心が生じ・都合もあるでしょう。
読む人には読む人の歴史があって・心が生じ・事情もあるでしょう。

私は芭蕉が生涯に詠んだ俳句の数がどれ程になるか知らないけれど、
大概の人は、芭蕉の詠んだ十句も知っていれば多い方だと思います。

ともあれ、詠まれた俳句は人の心のなかを独り歩きするのでしょう。
独り歩きしていて、色色な人に声をかけて貰う俳句もあるでしょう。

私を見ている俳句・私に話し掛けたそうな俳句・私とすれ違う俳句、
それらのどの俳句にもその句ならではの人格があるように思われる。

さぁ、芭蕉を学ぶために「二章」に入ってまいります。


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