Hong Kong Sustainability Diary

香港に住む自身が、香港で見て聞いた生の情報を持続可能性、環境保護などの観点で紹介し、日本と香港との比較分析も行います。

香港の自然環境

2008-07-03 | 振り返り編
気がついたら帰国後2ヶ月たってました。日本の生活に慣れていくに従い、香港での生活はどんどん忘れ去り、せっかく勉強した広東語もあっという間に忘れてしまいそうです。高い授業料を払ったのに!と隣で妻がむっとしています。ただ、今の段階であればちょっと思い出せばまたいろいろな記憶がよみがえってきますし、せっかくなんで「振り返り」をやってみようと。香港にいたときよりはもうちょっとゆるい感じで(というかかなり主観的な感じで)振り返ってみようかと思います。

第一弾は自然環境。以前にも紹介しましたが、香港の森林率は日本とほぼ同様。つまり3分の2が森です。さらにそのうちの40%は自然保護区として指定されており、しっかりと保護されています。

それでいて、一人当たりの住宅面積は日本の10分の1とは。。こういう言い方はあっているかどうかわかりませんが、香港人は自然をいっぱい残して自分たちは狭いところで我慢して住んでいるってことです。(たまたまそうなっただけってことなんでしょうが)。それにしても緑いっぱいの山のふもとに70階もあるマンションが伸びている光景というのはある種異様な感じがします。香港にいたときはそうも感じなかったですが、やっぱり変ですよね。やま切り崩さないで、代わりに空間的にどんどん上を攻めて建物を積み上げていってます。

香港人の趣味って意外とアウトドアなんです。ハイキング、釣り、BBQというのが結構定番。それだけ自然も多いのでハイキングコースはあちこちにあり、釣りのスポットも海に囲まれているだけあって、たくさんあります。香港人のバーベキューというのは日本とはちょっと違っていて(というかかなり違う)、一人一人がスチール製の長い串みたいなのに自分で好きな肉とかソーセージとか刺して、炭で炙って食べます。そのときにはちみつを塗って食べるというのが面白いのですが、これがまたなかなかうまいです。一方で肉を焼きながら一方で隣の海にボートで釣りに行ったり、休日は多くの人でにぎわっています。

日本と違って街中に緑が少ないので(最近新しく作られた住宅地などは結構街路樹とか植えられていたりしますが)、緑のあるところとないところがはっきりとしているのが香港の特徴と言えます。街の中は空気が悪いですが、もうちょっと木が植えてあったりすればいいのにと思いますね。亜熱帯気候で生物種も豊富な土地ですが、農業・林業はほとんどされていないので、人々の生活空間と自然の結びつきが弱い感じです。だから逆に人々は週末自然のあるところに出かけていくのかもしれません。

日本に帰ってきて、都市でありながら自然の多いところに住み始めて(前住んでたところも香港の中では自然が多いところではあったのですが)、いいなあとつくづく感じています。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして香港お疲れ様でした。 (MARY)
2009-03-31 19:16:10
香港に住み始めたばかりのMARYと申します!!
中文大学にいこうかどうかと検索していましたらこちらのブログにたどりつきました。
香港はおおざっぱだけどパワフルな所ですね
結構住みやすく、緑も多く気に入っています。
旦那の転勤でしたので仕事を辞めてこちらに
きました。いずれ日本に帰国したときの
ことを考えて・・・いろいろ試行錯誤中
です。
こちらで広東語を話せる日本人は
ほとんど中文大学に通って人のようで
やはり・・・と考えています
今は英語をすこし勉強中。中文SCSに
通いながら時期がくるのを待とうかと
思います。

そこで半年または一年くらいで日常会話くらいはできるようになれそうですか?

もしよろしかったら教えてください。

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