ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎HKT48 握手会 2日目(大阪)11.29

2015-11-29 19:49:25 | HKT48
HKT48 握手会 2日目(大阪)11.29

HKT48 「しぇからしか」個別握手会 インテックス大阪

○HKT48 個別握手会

今日は、さくちゃんデーなんだ

○さくちゃんと話したいことは、いっぱいあるけど、握手券がなかなか思うようにゲットできないので

・枚数によって話のネタを選択しています

・2部 幸いにも5枚ゲットできました
 HKT全国ツアー 沖縄公演のBDを観ましたので、そこから
 沖縄公演はすごくいい公演でございます
 HKTの公演でもベストに入るものだ

 さくちゃんの「彼女」が入っている唯一の映像作品なのだ
 「彼女」のPVがないので、貴重な作品でございます

・話しできませんでしたが、「桜、みんなで食べた」の三線バージョンはここだけのユニークなものだっちゃ
 テンポを落としたら、沖縄民謡風になるんやね

・3部、4部、5部 1枚のみゲットできました
 3部 「マジすか0」のこと
 4部 「しぇからしか」のこと
 5部 来年も応援します

さくちゃんは各部ごとに、髪型を変えてくれはったんよ

 いろんなさくちゃんが見れて、うれしかった

 さくちゃんは少しでもファンを楽しませようというサービス精神があるよね

 「かわいい」と言いたかった
 けど、照れくさくて言えませなんだ

 よう言わんわ

◎千一夜物語 その3

2015-11-29 06:53:45 | 物語
千一夜物語 その3

千一夜物語 その3 さまざまな翻訳(超訳?)本

レイン版(1838~40年)

・イギリス人のエドワード・ウィリアム・レインが英語訳したもの
・ブーラーク版を底本とする
 カルカッタ第1版、ブレスラウ版を参考にした箇所もある
・アラブ世界の風俗習慣を解説するための詳細な注釈がついていた

ペイン版(1882~84年)

・カルカッタ第2版を底本とするイギリス人ジョン・ペインによる英語訳

バートン版(1885~88年)

・イギリス人サー・リチャード・フランシス・バートンによる英語訳
・カルカッタ第2版を底本とするが、ペイン版をかなり参考にしている
性愛描写に関してかなり脚色している

ちくま文庫の「千夜一夜物語」はバートン版の日本語訳である

マルドリュス版(1899~1904年)

・フランス人ジョゼフ・シャルル・ヴィクトル・マルドリュスによるフランス語訳
・ブーラーク版を底本とすると主張するが、マルドリュスがどの写本によったかはわからない
・バートン版と同様に性愛描写を追加している

マルドリュス版は本来の「千一夜」とははずれた、新しいアラビアンナイトである


○バートン版もマルドリュス版も「完訳」をうたっているが、「完訳アラビアンナイト」なるものは存在しない

岩波文庫の「完訳 千一夜物語」はマルドリュス版の日本語訳である

 「アラビアの原典の面影を最も完全に伝え」ているとは言えない


平凡社 東洋文庫の「アラビアン・ナイト」(1966~92年)

カルカッタ第2版のアラビア語からの日本語訳である
・アラビア語原典が確認されていない「アラジン」と「アリババ」は「アラビアン・ナイト別巻」に収録されている

・東洋文庫版の「アラビアン・ナイト」にしても、究極の寄せ集め本のカルカッタ第2版にもとづいている以上、ヨーロッパ経由のアラビアン・ナイトであり、本来の「千一夜」とはいえない


★日本最初のアラビアンナイト翻訳書

・日本最初のアラビアンナイト翻訳書は、1875年(明治8年)、永峯秀樹が英語から日本語に翻訳した「開巻驚奇暴夜物語(かいかんきょうきあらびあものがたり)」である

・「開巻驚奇暴夜物語」はタウンゼンド版によったと思われるが、部分的にはレイン版も併用されたらしい
 タウンゼンド版はジョナサン・スコットの「スコット版アラビアンナイト・エンターテインメント」(1811年)を青少年向けにリライトしたもの
 スコット版はガラン版の翻訳であるが、最終巻の第6巻には別資料からの物語も含まれている
 スコット版は児童向けアラビアンナイトの底本となった


ガラン写本は本来の「千一夜」の原形に近いものと思われる

 ガラン写本282夜の途中で終わっていて、つづきは見つかっていない

 「千一夜」の原形にはもともと結末はなかったのではないだろうか

 ネバーエンディングストーリーとして「物語」は永遠につづく?

◎HKT48 握手会 1日目(大阪)11.28

2015-11-28 19:21:26 | HKT48
HKT48 握手会 1日目(大阪)11.28

HKT48 「しぇからしか」全国握手会 インテックス大阪

○HKT48の全国握手会 大阪会場は久しぶりやなあ

○ミニライブとチャレンジバトルとカラオケマイクバトル
 賞品は豪華なフルーツやん

○カラオケマイクバトル
「プレイバックPart2」(じーな と山田まりりちゃん)

ふたり交互に
「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ~Play Back」
……
「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ~Play Back」
………
「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ~Play Back」
…………
「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ~Play Back」

エンドレス


○ミニライブでは、何人かのメンバーが通路に出て踊ってくれました
 通路側の前のほうにいたので、HKT48のメンバーを間近に見て、改めて、かわいらしさにうたれました


●10レーン じーな、わかちゃん、まいちゃん
 9レーン なおぽん、はるっぴ、おかぱん
 8レーン なつ、なこちゃん、おとなまりり
 6レーン ゆうたん、さくちゃん、みるんちゃん
のレーンに行きましたぞな

 6レーン以外のレーンは2言、3言わりと長く話せましたけど

 さくちゃんの6レーンだけ、超短かかった、速攻はがされましたわい
 なんちゅうこっちゃ

●あらためて、HKT48のメンバーにはかわいい娘が多いと実感しました
 また、センターをはれるメンバーが多いのだ

◎多世界解釈

2015-11-28 09:29:21 | とりとめもないこと
多世界解釈

多世界解釈に思うこと

選択をするたびに世界が分かれていく

 例えば、宝くじを買うか買わないかでどちらか選択する
 宝くじを買った場合の世界と宝くじを買わなかった場合の
 どちらの世界も重なることなく存在している

 人はそれぞれ異なった選択をするから、どこかが異なった無数の世界が存在していることになる

 Aという人がひとつの選択をしたら、その多世界の1つA1に移行する
 Bという人がひとつの選択をしたら、その多世界の1つB2に移行する

 とすると、人はみな同じ世界に住んでいるように見えるが、実はそれぞれ別の多世界に住んでいるのではないだろうか

 そして、人は選択をするたびにつぎつぎと別の多世界に移行していく

 もちろん共通部分もたくさんあるだろうが
 Aという人とBという人の多世界の共通部分は、AもBもともに影響を与えることができない部分ということになる

人は同じ世界に住んでいるのではなく、それぞれ別の多世界に住んでいる」というのは私の幻想で、証明されているわけではないのですが

 うまくいけば、自分が望む最高の多世界に移行していくことができるかも知れない

◎千一夜物語 その2

2015-11-26 20:59:07 | 物語
千一夜物語 その2

千一夜物語 その2 ガラン版以降

○「千一夜物語」(Alf Layla wa Layla アルフ・ライラ・ワ・ライラ)

●ガラン版「千一夜」全12巻は1717年に完成したが、ガラン写本の続きは見つかっていない


ガラン版以後、さまざまな偽写本がつくられる

○18世紀なかば、シャヴィ偽写本がつくられる

 シャヴィという人物が、フランス語に訳されたガラン版「千一夜」を利用して、ガラン版の続きが記されているように見せかけた、偽のアラビア語の「続ガラン写本」(631夜まで)をつくってしまった

 シャヴィ偽写本にカゾットが手を加えたものが1788~1789年に「続千一夜物語」としてスイスのジュネーブで出版された

 シャヴィ偽写本には「アラジン」の物語を含んでおり、「アラジン」にはオリジナルのアラビア語テキストが存在したということになってしまった(実際はガラン版のフランス語版「アラジン」をアラビア語に再訳したものである)

○18世紀後半、ワルシー偽写本(「アリババ」のアラビア語写本)がつくられる

 フランス人ジャン・ワルシーがガラン版をもとにアラビア語に再訳し加筆したもの

 東洋文庫(平凡社)の「アラビアン・ナイト別巻」の「アリババ」はワルシー偽写本を翻訳したものである

○1810年、サッバーグ偽写本がつくられる

 ミカエル・サッバーグという人物が、バグダードで作成されたと主張する写本を筆写した
 バグダード写本(1703年10月21日付)の正体は、ガラン写本、シャヴィ偽写本、マイエ写本(エジプト系写本の1つ)を寄せ集めてつくった偽写本だった
 サッバーグ偽写本に入っている「アラジン」はシャヴィ偽写本に手を加えたものであることがわかった

 バグダード偽写本には千一夜分の物語が記されている

 バグダード偽写本は、偽ものの完全な「アルフ・ライラ・ワ・ライラ」の「原典」である



「千一夜物語」のアラビア語による印刷本

カルカッタ第1版(1814~18年) 全200夜

 東インド会社のイギリス人職員のアラビア語学習の教本として東インド会社に付設されていたフォート・ウィリアム大学の援助によって出版された2巻本である

 ライデン写本(ライデンが写したラッセル写本のコピー)をもとにしているようである
 ラッセル写本は医師パトリック・ラッセルによってもたらされた
ジョン・ライデンはラッセル写本のコピーを作った

 カルカッタ第1版はヨーロッパへ輸送中の船が水難事故にあったため、現存するものはきわめて少ない

ブレスラウ版(1824~43年)全1001夜

 ハビヒトとフライシャーによって編集された
 ガラン写本、シャヴィ偽写本、サッバーグ偽写本、チュニジア写本の物語を寄せ集めて千一夜にふくらませたものである

 884夜から千一夜までが、幽霊写本であるチュニジア写本によっている
 チュニジア写本については、現在では存在が否定されている

ブーラーク版(1835年) 全1001夜

 17世紀末から18世紀初期にかけて知られていたエジプト系写本を集めて、アッシャルカーウィーの編集によってエジプトのブーラーク国立印刷所で刊行された
 これ以後、ブーラーク版はアラブ世界での標準テキストとなる

カルカッタ第2版(1839~42年) 全1001夜

 カルカッタ第1版、ブレスラウ版、ブーラーク版、エジプト系写本をもとにイギリスの東インド会社が刊行
 カルカッタ第2版はヨーロッパにおけるアラビアンナイトの最終形態となった

 ペイン版、バートン版、東洋文庫版の底本となった

 カルカッタ第2版は究極の寄せ集め本であり、決定版と言えるのだろうか?

マカン写本
カルカッタ第2版は、マカン写本をもとに校訂されたという
 しかし、マカン写本がどのようなものだったかわかっていないし、マカン写本を見たことがある人は誰もいない