年末年始は日本で過ごそうと一時帰国。で、羽田に午後一番で到着するというとても時間的に便利な便で、Cクラスの料金がJNB-TYO往復で21万円という格安なチケットをゲット。PEK経由のCA(中国国際航空公司)便です。一応、スターアライアンスグループで、南アフリカ航空とのコードシェア便でもある。南アフリカ航空で発券すると40万円もするのに、同じ便に乗ってもCAのチケットなら半額だ。
ネットでの評判では、機内食やサービスはイマイチという事であったが、機内食なんてどこの航空会社でもまずいのは当たり前で期待など全くしていないので問題無し。酒とつまみが出ればよい。
モニタも大型で、シートもオットマンがあってフルフラットシート。離陸前のシャンパンも冷えたのが出てきた。合格。
フルフラットシートにこの布団を敷いて寝ます、超快適。快眠できます。これはかなりレベルが高い部類に入ると思う。コストパフォーマンスはとても高い。今時フルフラットにならないシートで長距離を飛ばしている航空会社危機感を持った方がよい。
食事も他の航空会社と大差ない程度の不味さの機内食が出ます。席は半分程度しか埋まってなくて、客室乗務員もそんなに忙しくはなかったんだろうけど、ワインを注ぎに来ないところが減点。3回頼んでやっと注ぎにきた。ま、でも酒のんで寝るだけ。14時間のフライトで後半はシンゴジラを観た。
総じて1レグ目のフライトの満足度は高かったが、、、、、、、PEK以降は怒り爆発。
まずは、PEKでの国際線乗り継ぎに、どういう訳だかパスポートコントロールが必要でしかも長蛇の列。中国に入国するわけでもないのに、どうしてこんなことに時間を使わなければならないのか全く不明。しかもブースは一つしか空いていなくて、トロトロやっているもんだからこんな訳わからぬ事に1時間半もの時間を浪費。しかも立ちっぱなし。
やっとの事でラウンジに入るも、インターネットが使えず。こんなラウンジは初めてである。しかもラウンジが寒い。
ゲートでも搭乗時間になってもゲートが開かず、何の説明もないままに待たされて、出発時刻が過ぎた頃に突然のゲート変更。新しいゲートでも出発時刻が1時間遅延された旨表示されていて、結局搭乗できたのは2時間後。普通ならば何らかのアナウンスなり説明があって然るべきだが、待たされている理由や搭乗の見込みをゲートの係員に何度聞いても「判らない」というだけ。搭乗までの乗客とのインターフェース役である係員が何の説明もできないのである。そんな事も説明できないお前のファンクションは一体何なのか?何のためにここにいるのかと質しても「判らない」というだけ。搭乗許可が出てからチケットをもぎる以上の機能はないのである。で、搭乗後にやっと、メカトラブルによる機材変更が遅延の理由と機内で説明があった。パーサーをつかまえて、搭乗口で何の説明もなく係員の無能ぶりをクレームすると、機外でのそんなゴタゴタは自分の担当外という顔で、ソーリーと言って終わりである。
で、HNDではなんとスーツケースが出てこない!!まあ、こんなのは初めてではないけど、PEKであれだけ時間があってなぜ荷物を積み込めないのか。まあ、後で宅配便で届いたから楽でよかったけど、なんだかんだでここでも時間を浪費。
PEK乗り継ぎでのパスポートコントロールについては航空会社に責任はないだろうが、総合すると中国経由でのフライトは満足度は低かった。まあ次はないだろうな。シートはソコソコだけど、安いだけが魅力の航空会社だと思う。