UFC75の記者会見でダナがジョシュ・バーネットについて発言していますが、この顛末を少し整理しましょう。
1.UFC74大会後の記者会見にて
ダナ・ホワイトが同席していたランディー・クートゥアを指して「世界中でだれも彼に勝てる奴はいない」と高らかに宣言
2.この会見以前からジョシュは度々発言していましたが、このダナの発言に正面から反論。
ジョシュは2002年3月のUFC36でクートゥアに2ラウンドTKO勝ちを収めUFC王者になっている点を引き合いに出して、更に「UFCは自らのプロパガンダ=UFCファイターこそ強い を守るために、俺やヒョードルのようなある上位選手と本気で契約しようと努力していない」という主張も(実際はヒョードル獲得のためにUFCは動いていますが)。
と、噛み付きながらUFCに対し「俺に正統なオファーをするよう」と挑戦。
※参照:MMA WEEKLY
3.昨日のUFC75の記者会見で、ダナ・ホワイトはある記者から「ジョシュ・バーネットが、ランディー・クートゥアのことを”ペーパー・チャンピオン”と主張しているが、それに対して何かコメントを」と質問され、ダナは
「誰もジョシュ・バーネットに興味なんかないよ。特に俺はね。」
と一蹴。
※参照:GAME AND MMAさん
4.このダナのレスポンスに対して、再びジョシュがコメントしました。
Five Ounces of Pain!の独占インタビューより。
・ダナは(俺のコメントに)興味持ってるね。だってもし本当に興味がなかったら、あの会見の場でそれに触れないだろうし、あんなに興奮することもないだろう。
・上記2.のコメントを出した時、俺はUFCと交渉中ではなかったよ。
・俺はまだ、いつでもUFCと契約する可能性は残っていると思っている。契約は両者の問題だからね。
・ダナ・ホワイトと問題を抱えているファイターは俺だけじゃないよ。UFCの選手でも何人かいる。
・(自身がセコンドについたヘナート”ババル”ソブラル選手がUFCとの契約を切られた件について)UFCの対応は大げさで過剰反応だ。喧嘩両成敗だろ。
でももしババルがあのようなことをやる、と事前に知っていたら、俺は止めてたし、いくら挑発されていたとはいえ、ババルはあのようなことをやるべきか、と聞かれれば、やるべきではなかっただろう。
(その他、いろんなコメントをしていますが、わりとババルをかばっています)
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ダナはジョシュには無関心なのにジョシュが押し売りしてる感じ、でそれをダナが更に鬱陶しいがるんだろうなw
自分トコの王者を「世界最強」って言うのは、当然といえば当然なので、ムキにならなくてもいいのに、ジョシュはホントはUFCと契約したいから、気を惹こうといろんな言動で挑発しているようにしか見えませんがね~。
日本人的な感覚からは、ジョシュの言動は自分を不利に追い込んでいるように見えてならないんだけど、やっぱり向こうは自己主張の文化が強いんですねえ。
プロモーションに忠誠を尽くすためにダンマリを決め込むのもいいけど、日本人ファイターももう少し自己主張してみたら面白いのに。
やはり、この点では長南が先んじてますね。次世代の事も考えた発言と言い。
(UFCはまだ未定のようですけど…)
そう言った意味では
長南の発言と久保社長の発言のリンクの仕方が興味深いですよね。