PRIDE(DSE)を買収したいというオファーは実際にあった

ソースはSherdog.comのフォーラム投稿。
確かフランク・トリッグ自身、米国におけるPRIDE・PPV中継の解説者でDSE側の人間なので、彼がPRIDE擁護を言う場合はある程度割り引く必要はありますが、まぁ文調からわりと信頼できる内容かな、と思ったので転載します。
PRIDEを買いたいというオファーが実際にあったこともさることながら、トリッグがラジオで発言したという「PRIDEがつい最近、ある組織から大型な獲得を決めたところだが、まだ詳細を発表することができない」が一体何か、気になりますね～。紙プロの編集者対談に書かれていた「大型案件」ってこれかな。

PRIDE not for sales
Sherdog.comラジオ「beatdown」の最新情報を聴いてみなよ。
フランク・トリッグは、PRIDE（DSE）が買収されるという噂は正確な情報ではない、と説明していたよ。そもそも何が起こったか説明しよう。PRIDEは２～３の買収のオファーを確かに受けていたんだ、でもPRIDEは即座にきっぱりとそれを断ったんだ。トリッグ自身がDSE榊原社長と個人的に話したところ、榊原はPRIDEを売っ払うつもりは毛頭無いって言ってそうだ。トリッグは「PRIDEは非常に順調に運営できているし、今後もっと良くなる」とも解説していた。そしてPRIDEが財政的なトラブルに陥っているという類の噂はすべて誇張されているんだ、と。PRIDEが費やしているお金というのは、単に急速な海外拡大政策を推し進めていることが原因なんだ。その海外展開は、長期的に見れば投資した以上の収穫が見込まれるんだ。PRIDEが、我々のために用意していて向こう６ヶ月の間に起こることは我々を驚かすことでしょう。

トリッグは、みんなPRIDEが国際的にどんなに巨大なものかわかっていない、とも言っている。まずPRIDEの全試合、韓国、ブラジル、クロアチアその他で生中継されているんだ。そして中東の国々向けにインターネットでのペイパービューwebキャスト（動画配信）をスタートさせる予定だし、将来韓国、中国、ロシアでの興行も計画されている。
さらにトリッグは「PRIDEがつい最近、ある組織から大型な獲得を決めたところだが、まだ詳細を発表することができない」とも言っていた。

トリッグはPRIDEのために働いていて、また実に個人的にPRIDEで何が起こっているか正確な情報を知っていることを考えれば、私（＝投稿者）は、ネット上の根拠ない噂や、ソースを明示しない「レスリング・オブザーバー」サイトの引用などに比べてトリッグの発言が１００％信用に値する、と思う。