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2022年は客観的な予想を心がけます。

第52回有馬記念(GI)1週前調教診断

2007-12-12 21:28:52 | 調教診断
木曜日分追加

インティライミ】◎ 絶好の動き
福永を背にDWを単走で。顎をグッと下げ、柔らかい首の使いでシャープな脚捌き。闘争心に満ち溢れ、相変わらず絶好の動き。6ハロンから78秒8-12秒9と時計も文句なし。得意の右回りで反撃の下地は整った。

【アドマイヤジュピタ】○ 動き軽快
坂路で馬任せのままサッと。自らハミを取り、キビキビとした身のこなし。軽快なフットワークが目に付いた。

【ロックドゥカンブ】○ 長めをビッシリと
青木(レースはM・キネーン)を背に南Pで3頭併せの内追走。3,4角で抑え切れない感じの手応えで前2頭に追い付く。強い掻き込みのフットワークから直線でスッと左手前に替えると、目一杯に追われてグイッと突き放した。首を水平に使い、四肢を目一杯に伸ばした迫力あるアクションが目立った。この中間で初めて速い時計を出し、長めをビッシリやられてきた。順調。

ウオッカ】◎ 迫力満点
四位を背にCWで3頭併せの外を大きく追走する形。舌がハミを越していたが、直線で右手前のままグンと加速し、残り100㍍地点で左手前に替え、瞬時に抜き去った。終始、持ったままの手応えで5ハロンから63秒8-11秒8の好時計。抜群のスピード感と迫力。左手前の走りも素晴らしかった。

【サンツェッペリン】△ 素軽さ一息
北村宏を背に南Pで2頭併せ内追走。3,4角は抑え切れない感じの行きっぷり。直線でゴーサインを出し、先着したものの、素軽さに欠けて何か重苦しい感じ。5ハロンから64秒1-13秒1。テンから飛ばしたとはいえ、脚抜きの良いPコースだけにもう少し終いの粘りが欲しかった。

ダイワスカーレット】◎ 脚力十分
安藤勝を背に坂路で2頭併せ。終始、持ったままの手応えで併走馬を圧倒。四肢を力強く伸ばした迫力のストライドで、半マイル53秒3-12秒6。抜群のスピード感。この動きなら激戦の疲れを懸念する必要はない。

【ダイワメジャー】○ 一気に突き離す
デムーロを背に南Wで2頭併せの外を追走。引っ張り切りのまま4角で直後まで迫るも、直線で併走馬が仕掛けたために一瞬は引き離される。直線でゴーサインを出すと、ハミをグッと噛み、四肢を目一杯伸ばした豪快なストライドで一気に突き放す。5ハロンから63秒6-12秒4。ただ、ゴール前で目一杯追われた割に反応は今ひとつな感じだった。少し重いか。

【チョウサン】○ 順調
坂路で2頭併せの大外。直線で内へモタれるのを矯正しつつだったが、持ったままの手応えで先着。半マイル51秒0-12秒6も優秀だし、前脚を強く叩きつけるフットワークも健在で、攻め駆けしないタイプを考えれば言うことなし。順調。

【デルタブルース】△ 動き案外
CWで3頭併せの中追走。3,4角から手綱が動きっぱなしで追走に精一杯。直線でも右ステッキが数発入っても反応が鈍く、最後は頭が上がって筒一杯。引っ張り切りの手応えでポップロックと併入していた天皇賞、ジャパンC時を考えると、いかにも不満。現時点では太いのかも。期待していただけに残念。

【ドリームパスポート】○ 順調
高田を背にDWで単走。終始、引っ張りきりの手応えで馬任せ。全くの馬なりでキャンターに毛が生えた程度だったが、弾むようなフットワークで力強い四肢の捌きだった。あと二本追えるし、楽しみだ。

フサイチパンドラ】◎ 好時計
DWで単走。四肢を力強く伸ばした迫力ある動きで6ハロンから78秒8-12秒3の好時計。相変わらず惚れ惚れする動き。強行軍でも疲れを感じさせないし、何より落ち着きがある点に好感。

【ポップロック】○ 順調
CWで3頭併せの内。ディアデラノビアに僅かに先着を許したものの、こちらにもまだ手応えに余裕はあったし、前脚をピンと張り出し、推進力ある動きを披露。前走後もプールと坂路を併用され、CWで中身の濃い攻めを消化。順調。

マツリダゴッホ】◎ 不気味
蛯名を背に南Pで2頭併せの内。終始、引っ張りきりのまま、自らハミを取り、首をリズミカルに使った動き。前脚を高く突き上げたフットワークも目立った。5ハロンから65秒9-12秒4できっちり先着。不気味だ。

メイショウサムソン】◎ シャープな脚捌き
坂路で単走。例によって左にモタれ気味だったが、力強いなかにシャープさもあるフットワーク。半マイル53秒2-12秒8で、さすがの迫力。

第52回有馬記念(GI)最終徹底研究!・1はこちら


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