河童の茶屋

雑音に惑わされず
余計なことを考えず…日々、これ好日と信じて…
一期一会の出会いを楽しみましょう

第5092弾・認知症

2022年06月30日 08時17分44秒 | ブック


認知症は…脳の老化によって起こります。
認知症の本質を一言で表すなら
変なことをしたり、徘徊したりする病気ではなく
『だんだん何もしなくなる病気』…です。

何もしないと、余計に進行する…という悪循環も生まれます。

やはり、『体と頭をどんどん動かす』ことが、効果的なのです。

日本人は、前頭葉を使わない国民性だといえます。
学校にしても会社にしても…『言われたとおりに動けばいい』という風潮があるから。

高齢になったら、前例踏襲をやめて、したいこと、面白そうなことにどんどん
チャレンジしましょう。

前頭葉は…人間の脳の中で一番大きな場所なのに、実は、ほとんど使っていない。
だからこそ、80歳から鍛えれば、機能が上がることは、十分に考えられるわけです。

   『80歳の壁』からのメッセージです。





第5091弾・お散歩

2022年06月29日 08時51分31秒 | ブック

過度な運動は…体内で活性酸素を作りすぎ
体を、酸化…錆びた状態させてしまいます。

スポーツ選手に、年齢より、老けて見えるのは、このためです。

高齢者には…お散歩が丁度いい。
一日30分ぐらい歩くのが…理想的です。

お散歩には…意外な効果もあります。
自然の光の当たるところで
セロトニンという…脳内物質が…分泌されるのです。
この物質は…幸せホルモンと呼ばれており
心を安定させたり、頭の回転をよくする働きがあります。

家事も立派な運動になります。

   『80歳の壁』からのメッセージです。



第5090弾・人間らしく生きるために

2022年06月28日 08時12分55秒 | ブック


人間が、人間らしく生きるために
最も重要な部分が…前頭葉です。

前頭葉が衰えると…
考えることが面倒になる。
感情をうまくコントロールできなくなる。
喜怒哀楽が、激しくなる。意欲が衰える。
集中力が…衰える。

我慢して、毎日をつまらなく生き、脳をしぼませていくか
したいことをして、毎日をはつらつと生き
脳を活性化させていくか…

    『80歳の壁』からのメッセージです。



第5089弾・食べたいものは食べる

2022年06月27日 08時10分18秒 | ブック


世間の常識では…・太っていると健康が損なわれ、『塩分・糖分・脂質』は
三大害悪のように言われている。

でも、本当にそうでしょうか?

『食べたい』と思うのは、体が求めている…とも考えられます。
高齢者は…臓器の働きが落ちるため…
これが、欲求を生んでいる可能性があるのです。

例えば、塩分がそうです。
人間は、ナトリューム(塩)がないと生きていけませんが
高齢者の腎臓は…塩分を排泄し、血中の塩分不足を起こすことがあるのです。

腎臓には、ナトリュームを貯留する働きがあり、足りなければキープしようとします。
ところが、老化すると…キープする能力が落ち、吐き出してしまう
この現象によって、塩分不足になってしまうのです。

体の声を聴く…
80歳を超えた高齢者には…これが、一番の健康法です。

   80歳の壁』からのメッセージです。




第5088弾・糖尿病とアルツハイマー病

2022年06月26日 08時18分28秒 | ブック

糖尿病の人の方が…アルツハイマーになりにくい。

糖尿病は、血糖値をコントロールできなくなる病気のため
薬やインシュリンの力を借りて…制御します。
ところが、正常なレベルまで戻してしまうと…低血糖になり
糖分がいかない時間帯ができてしまいます。

これは、脳にとっては…大きなダメージになり
アルツハイマーを進める一因となる。

やや肥満な人が…一番長生きするという事例も
そのひとつです。

    『80歳の壁』からのメッセージです。




第5087弾・動脈硬化

2022年06月25日 08時32分51秒 | ブック

動脈硬化とは…動脈(血管)の壁が厚くなり、硬くなることです。
永年、これは…血管に過剰に脂質がたまって、できていくと考えられていましたが
血圧が高かったり、コレステロール値が高かったりすることで
血管に、慢性的な炎症が生じ、血管壁が厚くなったり、硬くなったりするのだろうと
複合的に考えられるように考えられるようになりました。

このように狭くなった…血管に、脂質などで、ドロドロになった血液が流れる…と
どうなるか?
詰まってしまう脳は、容易に想像できますよね?

これが、心臓を取り巻く冠動脈で起きると…心筋梗塞、脳の動脈で起きると…脳梗塞。

この動脈硬化を予防するために、血圧や血糖値やコレステロール値を下げる治療が行われます。

すでに、動脈硬化が進んでいる人の場合は…
この手の予防的治療は…逆効果になります。

ただでさえ、狭くなった血管内に…血圧を下げて、血流の勢いを悪くするのですから
血液は、滞ってしまいます。

すると、血液内の酸素や栄養分が…全身の細胞に行き渡らなくなってしまうのです。

最もダメージを受けるのが…脳…です。
酸素や糖分が届かず、低酸素、低血糖状態を引き起こします。
この結果…頭が、ぼーっとする、意識が飛ぶ…ということが起きます。

要するに…
動脈硬化になってからは…血圧や血糖値を高めにコントロールした方が
健康になれると…私は、信じています。

   『80歳の壁』からのメッセージです。


第5087弾・動脈硬化

2022年06月25日 08時32分51秒 | ブック

動脈硬化とは…動脈(血管)の壁が厚くなり、硬くなることです。
永年、これは…血管に過剰に脂質がたまって、できていくと考えられていましたが
血圧が高かったり、コレステロール値が高かったりすることで
血管に、慢性的な炎症が生じ、血管壁が厚くなったり、硬くなったりするのだろうと
複合的に考えられるように考えられるようになりました。

このように狭くなった…血管に、脂質などで、ドロドロになった血液が流れる…と
どうなるか?
詰まってしまう脳は、容易に想像できますよね?

これが、心臓を取り巻く冠動脈で起きると…心筋梗塞、脳の動脈で起きると…脳梗塞。

この動脈硬化を予防するために、血圧や血糖値やコレステロール値を下げる治療が行われます。

すでに、動脈硬化が進んでいる人の場合は…
この手の予防的治療は…逆効果になります。

ただでさえ、狭くなった血管内に…血圧を下げて、血流の勢いを悪くするのですから
血液は、滞ってしまいます。

すると、血液内の酸素や栄養分が…全身の細胞に行き渡らなくなってしまうのです。

最もダメージを受けるのが…脳…です。
酸素や糖分が届かず、低酸素、低血糖状態を引き起こします。
この結果…頭が、ぼーっとする、意識が飛ぶ…ということが起きます。

要するに…
動脈硬化になってからは…血圧や血糖値を高めにコントロールした方が
健康になれると…私は、信じています。

   『80歳の壁』からのメッセージです。


第5086弾・医師は『臓器の専門家』

2022年06月24日 08時55分50秒 | ブック

日本の医療は基本的に…『臓器別診療』そのスタイルをとっています。

つまり…『健康の専門家』ではないのです。

例えば、循環器内科の医師に…
『コレステロールを下げよ』と指導します。
動脈硬化になりやすく、心筋梗塞や脳梗塞で
死ぬ人が増えるからです。

しかし、コレステロール値を下げれば
『免疫機能』が低下します。
すると…癌が進行したり、感染症にかかりやすくなります。

つまり、血管系の疾患で死ぬ人は減ったけど
癌や肺炎で死ぬ人が増えた…と言うことが起きるのです。

事実…コレステロール値が高めの方の人が…長生きできる。
そういう調査結果多数ありますが…その逆は、ほとんどありません。

   『80歳の壁』からのメッセージです。



第5085弾・医療についての自己決定

2022年06月23日 09時10分23秒 | ブック


今回のコロナ過は…自己決定できなくなった…最悪の例でしょう。

コロナに感染した高齢者は
人工呼吸器を装着され…
見舞いも禁止され
家族に会えないまま…亡くなった方が
大勢いました。

これは…めたくちゃな話だと思います。

この国では…患者の生き方より…医療の事情を優先するのです。

これで、本当にいいのでしょうか。

   『80歳の壁』からのメッセージです。



第5084弾・健康診断

2022年06月22日 08時15分37秒 | ブック

健康診断…数字は見るが、患者は診ていない。

日本人の平均寿命が…初めて、50歳を超えたのが…昭和22年。
男女の平均寿命の差は…3歳。
それが、今では…6歳に広がっている。

女性の平均寿命は延びたのに…男性は、なぜ延びなかったの?

原因の一つに、日本人の『健康診断信仰』があるのでは…
定期の健康診断の多くは…会社で実施されており
一昔前までは…男性が圧倒的に多いという状況でした。

『健康診断』が…『長生き』に寄与するなら
男女の寿命は…逆転してもよかったのに…
むしろ…差が広がった。

つまり…
『健診』が…意味をなしていない…ということではないか。

    『80歳の壁』よりのメッセージ…です。