Blog・連句の部屋

みんなで楽しく歌仙を巻きましょう♪

エマノン歌仙・その23「 蕗の薹の巻」

2012年04月07日 | エマノン歌仙
       
参加者=晩菊・少艶・茶目猫・天遊・山八訪・長者巻・多摩のO脚・良流娯・紅蓮・逐電・嗤己


発句.....小雨降る 庭に笑いし 蕗の薹   晩菊         
脇句.....春来たれども ほろ苦きかな  少艶    
3...........若き日を 語る文豪 藍微塵  茶目猫  
4...........粋が身を食い 果ては野だいこ  天遊   
5(月)...月見上げ 横にまた月 無くて有り  山八訪  
6............天穏やかに 大豆実りて  長者巻  
(初折裏)
7............空部屋に 凛と極める 女郎花  多摩のO脚  
8............断捨離おえて 一人さわやか  良流娯    
9............リュック背に 風にまかせて 旅に出ん  紅蓮    
10...........列島南下 気分上昇  逐電    
11...........抜ける空 ぽっかり浮かぶ 飛行船  嗤 己      
12...........秋夕焼に 染まる国境  茶    
13(月).. 日は沈み 月の出を待つ 新番付  少
14...........虫の音冴える 山里の夜  晩    
15..........黎明に 朝霧流る 音もなく  長   
16..........京三条に貝合わせの帯  山   
17(花)..花の下 ここで遇うたが 百年目  天 
18..........春日傘さし 知らんふりする  紅   
(名残折表)  
19..........かげろうや 車で追って はしゃぎし日  良   
20..........人影もなく せまる夕暮れ  O    
21..........何がそう 気に食わぬのか 青嵐  晩   
22..........親 わしゃ偉い 子は偉そげに  嗤    
23..........厨子王が 母に遭うは 佐渡日向ぼこ   逐   
24..........烏賊釣る舟の 灯り眩しく  少    
25..........風鈴を 水平線に つるし置く  茶   
26..........いまだ届かぬ 後朝の文  天   
27.........柚子皮を 砂糖に埋めた 附子の桶  山   
28..........危うきものに にじり寄る性(さが)  長   
29(月)..陰拾い 街を彷徨う 後の月  O   
30..........ラジオききつつ  栗の皮むき  良   
(名残折裏)
31..........山頂で 弁当広げ 紅葉狩り  紅蓮   
32..........政変近しと 叱られる秘書  逐   
33..........常人と 思えぬ輩 跋扈する  嗤    
34..........雨一番に一升酒  山    
35(花)..うとうとと花影の宵夢の中  長   
36..........天変地異の 春は過ぎゆく  紅

<2012 年4 月7 日~7月12日>





エマノン歌仙・その23の発句が決まりました。

2012年04月07日 | 発句

みなさまからよいと思う句を選んでもらった結果は以下の通りです。
その結果、蕗の薹の句が発句に決まりました。



暖かや 花も綻ぶ 盤寿哉  ○

貝合せ 合ふも合はぬも 運と感

小雨降る 庭に笑いし 蕗の薹   ○○○○○

青空に 波音ありて 白もくれん  ○   

紙風船 みんなどこかへ 行ったきり  

げんげ野に 深く息せり 生きてをり ○○○  

蒼空に 葉張り豊かな 桜かな

春の宴 足取り軽く 急ぐかな  ○

出会いあり 別れもありて 春めぐる  ○○

文字追う目  夢へと誘う 春炬燵  ○

分かれ道 子の指す方へ 春散歩  ○○○

乳牛の 相貌親し 春の昼  ○




4月3日の会合は中止します

2012年04月02日 | お知らせ
明日、久しぶりにお会いできるのを楽しみにしていたのですが、今日のニュースによると、夕方から夜にかけて、台風並みの
暴風雨で大荒れだそうです。
交通機関も止まりそうなことをいっていたので、中止にしたいと思います。

場所をとってくれた梅津さんには、お店のキャンセルをお願いしました。

明日は、みなさんも気をつけてくださいね。







エマノン歌仙・その23発句

2012年04月02日 | 発句

4月3日に出席されない方は、以下の発句の中からいいと思う句を1~3句ほど選んで、紅蓮までお知らせください。
出席される方は当日聞きます。



暖かや 花も綻ぶ 盤寿哉

貝合せ 合ふも合はぬも 運と感

小雨降る 庭に笑いし 蕗の薹

青空に 波音ありて 白もくれん     

紙風船 みんなどこかへ 行ったきり  

げんげ野に 深く息せり 生きてをり   

蒼空に 葉張り豊かな 桜かな

春の宴 足取り軽く 急ぐかな

出会いあり 別れもありて 春めぐる

文字追う目  夢へと誘う 春炬燵

分かれ道 子の指す方へ 春散歩

乳牛の 相貌親し 春の昼