★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

「神に選ばれし無敵の男」

2005-05-27 03:38:09 | 映画(か行)
ここんとこ劇場映画の記事が続いてるーーー。
という事で、誰も記事を書いてなさそうなDVDの作品を見てみました。
英題は「INVINCIBLE」=無敵。
2001年製作(英・独)のヒューマン・ドラマ、130分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓(反転モード)
1932年ポーランドのとあるユダヤ人町。
鍛冶屋の長男ジシェは怪力の持ち主。
その能力が認められ、ベルリンでショーに出演する事に・・・。
雇い主のハヌッセンは、ナチス・ドイツでの重要ポストを狙う野心家。
ジシェがユダヤ人だということを隠し、怪力ショーを演出・・・大人気に・・・。
しかし、信仰深い一家に育ったジシェはユダヤ人の誇りを忘れなかった。
ある日、ステージ上で自分がユダヤ人だと告白・・・。
セーフ!!まだヒットラーが政権とる前だったから大事には成らず。
ハヌッセンという男・・・。
千里眼で何でもお見通し・・・と言ってナチスの中枢に入り込もうとした。
まぁ見る限り、マジシャン。
ハンド・パワーできてます・きてます状態。
実際はチェコ生まれのユダヤ人。
ユダヤ人がこれからナチに迫害されていくのを知ってか、素性を隠していた。
結局、裁判の場で正体がばれちゃって万事休す。
それにしても、ユダヤ人かそうじゃないかって、名前の特徴くらいでしか判断できないのかねぇ。
怪力のジシェはその後、神のコトバを聞いちゃったらしく・・・
何でも先のことがわかっちゃう・・・こっちが千里眼状態・・・。
今後起こるユダヤ人への迫害を予見。
民衆に、自分のようにもっと強くなろうと演説するが伝わらない。
素手で釘を木に打ち付けるデモンストレーションをして見せたり・・・
でもそれが元で怪我をし、片足切断。
何度も手術をしたけど、結局死亡してしまった・・・という話。

ユダヤ人を迫害し始めるナチスの台頭にまだ誰も気づいていない時期。
神の御心によって口下手なジシェが語り始める。
弟のベンジャミンがなかなか泣ける役。
それにしても、ほとんどセリフが英語・・・というのが違和感アリ。
どうせ英語でもドイツ語でも字幕が必要なんだから、
ドイツ人はドイツ語しゃべってたほうが雰囲気あると思うけど。

ストーリー的には、タイトルが「無敵」なのに、戦わずして死んでしまったのが残念。
ユダヤ人を隠して英雄になろうとしたハヌッセンも、一時は「無敵」だった。
ユダヤ人に誇りを持って行動したジシェは、民族の英雄になった。
数奇な運命をたどった二人の正反対の生き方が象徴的に描かれてた。
この時代から先にあるユダヤ民族の苦難の序章・・・という感じの話でした。
ここまでネタバレ注意↑

ミニシアター系の作品欄にあったので見てる人少なーーいと思うけど。
見てる人はTB&コメントお願いしまーす。

と言う事で今回は
無敵度・・・★★★
ハヌッセン役の人以外は俳優さんじゃない人を使ったらしいね。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観てないですが・・ (OKZ)
2005-05-31 05:38:14
初めて書き込みさせて頂きます。

まだ観ていない映画ですが、観たくなりましたっw。

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