日々の出来事

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「山田かまち美術館」へ行ってきました。氷室の話題も

2006-08-29 12:46:16 | 氷室京介
8月15日、群馬県高崎市にある、「山田かまち水彩デッサン美術館」へ行ってきました。
ず~っと前から一度は行ってみたかったこの場所、ついに行く事が出来ました。


山田かまちといえば、氷室京介と幼馴染の同級生。
彼が亡くなるまでは、氷室、松井、かまちの3人で良く遊んだし、バンドも一緒にやっていたとの事。
氷室ファンの方々は、ここら辺の話しは聞いた事はあるかと。
そして、この美術館には、氷室から、かまちのお母さんへ送られた手紙が展示されてます。

16時くらい、美術館へ到着~!
建物を発見した時は、「お~!」って感じでした。


入り口から入ると、かまちの写真がいくつか展示されており、受付があります。
入場料500円を受付で払います。その時に貰ったチラシと半券です。


早速、作品を見てみようと思い、その前に「氷室の手紙」が気になる、どこに?
と思い、受付の女性の方に聞いてみました。
後で分かったのですが、館長婦人との事。

俺:「あの~、すいません、氷室からの手紙ってありましたよね?

館長婦人:「それでしたら、2階ですよ~。
と、とっても優しく教えていただきました。

そしてここから思わぬ展開で、館長婦人と、氷室&かまち話しに花が咲きます!

俺:「そうですか~。ありがとうございます。うちら、氷室ファンなんですよ~。

館長婦人:「あら、そうなの~。そういえば、ついこないだ氷室さん、こっちに帰って来てたみたいよ。

俺:「え~!本当ですか?

館長婦人:「そう、旦那が氷室さんの実家の近くで、氷室さんのお父さんと立ち話をしていたら、偶然に会ったみたいよ。とっても丁寧な感じで、挨拶をされていったみたいよ~。
     
俺:「え~!それっていつですか?実は、こないだの5日、6日でコンサートがあったんですよ。

館長婦人:「あら、やっぱり。だから帰ってきてたのね。ほんとついこないだよ。

俺:「5日、6日の前ですか~?

館長婦人:「う~ん、ちょっと思い出せないけど、ついこないだね。8月の頭くらい。

俺:「子供達も連れて、みんなでですかねぇ?

館長婦人:「いえ、子供達は来てなくって、奥さんと二人だったみたいよ。

俺:「へ~!やっぱ帰ってきてたんですねぇ。

この後他にも、氷室とかまちの事について、いっぱい話しをして盛り上がっちゃいました。


さて、話も一段落し、作品を見て周りました。

何だか、どれもこれも凄いな~って感じがしました。
人を惹き付ける、何かがある感じが、いっぱい伝わってきました。

中でも、9歳の時に1時間で36枚書いた動物の絵っていうのが凄かったです。
どれもこれも、ちゃ~んと書けているんですよね。
まさに天才ってやつでしょうか

それと、予備校時代に書いたラブレターていうのが強烈でした。
ノート2ページに渡ってビッシリ!
内容は、最初は好きだ好きだ~!っていう感じなんですが、途中からロックとは・・・
って内容になって・・・
最後に、とにかく僕は君が好きなんだ!みたいな感じで。
内容が凄すぎて、深すぎて、しっかり覚えていない。

これを貰った佐藤真弓さんはとっても重かったそうで。
確かに、これを15~16歳でもらうには重過ぎる。でも、今の歳でも重いかも。

一階を一通り観た後、2階へ!

そして、いきなりありました。ヒムロックからの手紙!
あれ?でもコピーなんですね。てっきり、本物が展示してあるのかと思ってました。
ガラスケースには、かまちが使っていた絵の具や、ギター、かまちが載った教科書などが展示してありました。

館内での撮影は、作品のアップはご遠慮ください。との事でした。
でも、遠目からの撮影はOKだと館長婦人が言っておりました。
なので、遠目からのになってしまいますが、○で囲んであるのが氷室からの手紙のコピーです。
ご興味ある方は、是非現地へ!

もう一枚、2階の写真です。

2階にもこのように沢山の作品があり、部屋の奥には実際に使っていた机と本棚、階段の上部分には、望遠鏡が置いてありました。
これらの物を使っていたんですねぇ。実際に使っていたという物を見ると、ちょっと不思議な感じかします。

この後、1階に戻り、しばらく作品を見ていると、館長婦人が話しかけてきました。

館長婦人:「ほら、これが氷室さんが実際に送った手紙の全文よ。

俺:「へ~。そうんなんですね。展示してあるのは、最後の一部分だけなんですね。

かまちの作品集に、氷室の手紙の全文が載っていました。
そういえばこの手紙の全文、どこかで見た事があるような?

内容は、かまちの両親から作品集を送られ、それを見た氷室が、
「久し振りにかまち君の作品に触れてみて、改めに才能に気付かされたし、当時は理解出来なかった深い部分も、今は分かるような気がします。これらの作品を見てると、当時がいろいろ懐かしく思い出されてきます。
そして、彼の死はやはり残念だった。もし彼が今でも生きているなら、きっと人生の良き相談相手となって今でも・・・・」
というような内容でした。
17歳での死かぁ。やっぱ早すぎますよね。

館長婦人:「そういえば以前に、かまち美術館の事が週刊誌に載って、それに氷室さんやかまち君が映ってる修学旅行の写真が載って、それを置いておいたんだけど、やっぱ氷室ファンのみんなはすぐに氷室さんを分かるのよね!これだ!って。
凄く色白だからすぐ分かるみたい。


俺:「へ~。それって、今もあるんですかぁ?

館長婦人:「それがねぇ。置いておいたら、誰かに持ってかれてちゃったの。

何と、この週刊誌の切り抜きは、誰かが勝手に持ち帰ってしまったらしい・・・

館長婦人:「よっぽど好きだったんでしょうねぇ。

俺:「やっぱ氷室ファンの方って多く来るんでしょうか?

館長婦人:「こっち(群馬)でライブなんかがある時は、やっぱり多くいらっしゃるわよ。
2日連続で来る方もいるし。


俺:「氷室って実際にここに来た事ってあるんですかねぇ。

館長婦人:「それは多分ないと思う。でもね、数年前に、まだ手紙の飾ってありますよ~とは伝えたわよ。

館長婦人:「氷室さんはねぇ、やっぱこっちでライブするのは何か違うみたいよ。昔BOOWYでデビューする時いろいろ大変だったみたいで。地元の同級生とかにもお世話になったみたいで。だから今でも、クラス会とかあると、顔は出してるみたいね。
俺:「え~!氷室がクラス会にですか~。

飲み会の席に、氷室がいるのか~。
想像したら何か不思議な感じがしましたが、まぁ氷室だって、学生時代の同級生は普通にいますよね(笑

俺:「あのう、インターネットでHP見られたりしますかぁ?

館長婦人:「私、そういうの、全然なの・・・

俺:「そうですかぁ。
 実は俺、氷室のHPを個人的に運営していて、その中に日記があるんですね。
今日の事も日記に書く予定なので、機会あったら是非見てみてください。

そう言って、自分で作った名刺を渡しました。

館長婦人:「あら、そうなの。ありがとう。いつになるか分からないけど、じゃあ、見るわね!

俺:「はい。いつでもいいんで、機会あれば見てみてください。

こんな感じで、下に降りてからもいろいろと話し、HPのアドレスを書いた名刺をお渡ししておきました。
いつか見てくれるといいなぁ。

館長婦人、優しくってとって良い方でした。

帰り際に、来た証として住所名前を書く名簿みたいな物があったので、書いておきました。

それと、気に入った絵柄のポストカード10枚購入いたしました(1枚100円)


一度は行ってみたかったこの場所。今回行って良かったな~って思いました。
また機会あれば行ってみようかな。興味ある方は、是非一度行ってみては?
いろいろ考えさせられると思います。

以上、
「山田かまち水彩デッサン美術館」レポでした~!
最後まで読んでくれてありがとう。