彦中三八ブログ 

彦島中学校を昭和38年3月に卒業した同期生のためのブログ。 掲示板「彦中昭和38年卒同期会」にもお立ち寄りください。

関門トンネル人道を歩く

2011年02月26日 12時00分00秒 | 下関各地訪問
五十年ぶりに関門トンネルの人道を通ってきました。


僕達が車を停めたのは「火の山ロープウエイ」の登り口の駐車場です。
僕らが目指すのは関門橋の橋脚の下にある大きな窓が六つ見えるビルです。


ここです。「関門トンネル人道入口」です。


人道へはエレベータで降ります。


人は無料、自転車と原チャリは20円です。見張りはいないけど、20円だと
ごまかす方が20円以上の疲れを感じるでしょうね。さっさと20円払って
しまおう、五十円玉しかなくても、ええい、お釣りはいいやとなりますよね。


エレベータ内の表示が、「G」と「B」になっています。


エレベータを降りたところは、ホールなっていて、色々な展示物がありました。


僕が気に入ったのはこれで、


中でもこの写真です。
女性モデルと男性のアマチュアモデルの全員が、歩いていないのです。
全員静止しています。まさに「スチール写真」なんです!
まん中の男性二人の緊張した後姿がおかしいですね。

今では演出が入った写真を載せるのは新聞が目立つ程度ですが、昔はほとんどが
そうだったことを思い出しました。「平凡」とか「明星」とか、みなそうでしたよね。
それと、服装に「普段着」と「よそ行き」がありましたよね。


それでは出発です。僕はコンクリートの打ち出した色は、侘しい感じがして
あまり好きではありません。こんな色使いでもかまいませんので、塗装している
今の方が昔よりいいですね。


まん中あたりの県境です。定番の県境を跨いだシーンを撮ってもいいかなと
思いましたが、あまりにも定番なので、省略。


門司側に着くと記念スタンプが目に止まりました。


スタンプに興味のある方のために、押してみました。


こっちが門司(和布刈)側の人道入口のビルです。
トンネルの人道を歩く人は、健康のために歩く人が九割で、観光客が一割
といった感じです。所要で歩いている人はいません。
それは、この門司側が人家がほとんどない所に入口があるからではないかと
思います。


しばらく、門司側からの関門海峡の景色を楽しみ、再び人道を通って
帰りました。
通風口が近くにある所なんでしょうか、上の車道を通る車の騒音が、時々
聞こえていました。


海底トンネルですが、ケイタイの電波は3本立っていました。
ドコモもソフトバンクも大丈夫でした。たぶんauも大丈夫だと思います。

※五十年ぶりに歩いて九州に渡りました。
 「海底」を「歩いて」「九州に渡る」ってこと、考えてみるとこれは結構
 面白い経験なんですね。だけど、観光としてはもう一つパッとしていません。
 ちょっとした仕掛けが加われば、花開きそうな観光スポットです。惜しいです。

by K