たまには、真面目なところも見せないと・・・・てな!
ここ三ヶ月の間に、『官製談合事件』が多発しています。
福島県、和歌山県、宮崎県。そして、北海道の深川市で、県政のトップ3人、市政のトップ1人が逮捕されています。
異常事態です。
『官製談合』というのは、発注者側である行政が主導的にカルテルを作って、特定業者に受注させる行為を言います。
当然、行政(官)と、業者(民)の癒着によって起きる不正なのですが、私メ個人的な思いとしては・・・・・
またかい!! かな。。。
覚えている人も、いると思うけど、2001年の『新潟市官製談合事件』とか、古い話だと、『埼玉土曜会事件』だとか・・・・挙げればきりが無いほど、今まで『事件』があって、その度に、入札の方式を変更するとか、公務員法を改正するとか、色々と手を打ってきてはいるようですが、今回、地域のトップが、カルテルの主導をしていた。となると、もう、ボロボロです。。。
現場。。。の意見として、もし、談合してお金があるのなら、単価を上げろ!と言ってやりたい!!
現実として、建築現場には『お金がありません!』
ギリギリの工事金額で、それこそ、一円をケチるぐらい、採算ギリギリの状態で現場運営しています。
『耐震偽装問題』で、鉄筋量を減らすことにより、コスト的に・・・ということが言われたことがあります。
これ自体は、論外のことですが、気持ち的には分かります。
『談合』。それ自体は、違法であり、当然、技術力やコストパフォーマンスのある企業を排除してしまうので、結論的に、良くないことである事は、間違いないのですが、異常なほど、安い受注金額にも、問題があるように思えます。
これは、あくまで、私見ですが、現在の工事受注金額は、無意味に安くなって来ています。
受注工事金額が、予定落札金額の、60%代。というのは、どうなんだろう? と思えるのです。
100円のものだと思っているのが、60円で出来る。。計算になります。
予定落札金額が高すぎるのか、、、それとも、受注金額が低すぎるのか。。。。
建築について言うと、物の単価は決まっています。
例えば、奥様方がこだわる『キッチン』などは、単価が決まっていて、それの単価を下げる。。。となると、製造しているメーカーが下げないと代金は当然決まってきます。
設計図面に、『A社のキッチンと同等品』と書かれていた場合、A社のキッチンの価格よりも安いキッチンを持ってきて付けない限り、金額は安くなりません。
もう少し書くと、キッチンを取り付ける『人』の金額を下げないと、ダメになります。
安いから良い! という、マスコミの考え方は、論外ですが、適正な価格で、そして、公正な入札が行われれば、当然、談合はなくなると思っています。
また、『集票マシーン』として建築業界を利用しようとしている『政治家』がいなくなることも必要だと思っています。
何度も書きますが、『談合自体は悪です』
ただし、現在の工事単価を見直さないと、建築業界は、潰れていきます。
公共事業は、『国や行政が発注者なので、お金は心配が無い』という民間の場合とは違った安心感があるため、魑魅魍魎の類が集まってきます。
公共工事は減少傾向。。。いや、減少してます。
その少ない公共工事を不当な方法で受注するのは、やはり、頭にきます!
マスコミの方々に、そして、皆さんに、ぜひとも考えて欲しいことがあります。
『血税を使う公共事業を、いかに適正で、より良くする方法は・・・??』
何も、難しいことを書いているつもりはありません。
どうでしょう。。皆さんの税金を使う『公共工事』
少し、考えてみたらどうでしょう。。
ここ三ヶ月の間に、『官製談合事件』が多発しています。
福島県、和歌山県、宮崎県。そして、北海道の深川市で、県政のトップ3人、市政のトップ1人が逮捕されています。
異常事態です。
『官製談合』というのは、発注者側である行政が主導的にカルテルを作って、特定業者に受注させる行為を言います。
当然、行政(官)と、業者(民)の癒着によって起きる不正なのですが、私メ個人的な思いとしては・・・・・
またかい!! かな。。。
覚えている人も、いると思うけど、2001年の『新潟市官製談合事件』とか、古い話だと、『埼玉土曜会事件』だとか・・・・挙げればきりが無いほど、今まで『事件』があって、その度に、入札の方式を変更するとか、公務員法を改正するとか、色々と手を打ってきてはいるようですが、今回、地域のトップが、カルテルの主導をしていた。となると、もう、ボロボロです。。。
現場。。。の意見として、もし、談合してお金があるのなら、単価を上げろ!と言ってやりたい!!
現実として、建築現場には『お金がありません!』
ギリギリの工事金額で、それこそ、一円をケチるぐらい、採算ギリギリの状態で現場運営しています。
『耐震偽装問題』で、鉄筋量を減らすことにより、コスト的に・・・ということが言われたことがあります。
これ自体は、論外のことですが、気持ち的には分かります。
『談合』。それ自体は、違法であり、当然、技術力やコストパフォーマンスのある企業を排除してしまうので、結論的に、良くないことである事は、間違いないのですが、異常なほど、安い受注金額にも、問題があるように思えます。
これは、あくまで、私見ですが、現在の工事受注金額は、無意味に安くなって来ています。
受注工事金額が、予定落札金額の、60%代。というのは、どうなんだろう? と思えるのです。
100円のものだと思っているのが、60円で出来る。。計算になります。
予定落札金額が高すぎるのか、、、それとも、受注金額が低すぎるのか。。。。
建築について言うと、物の単価は決まっています。
例えば、奥様方がこだわる『キッチン』などは、単価が決まっていて、それの単価を下げる。。。となると、製造しているメーカーが下げないと代金は当然決まってきます。
設計図面に、『A社のキッチンと同等品』と書かれていた場合、A社のキッチンの価格よりも安いキッチンを持ってきて付けない限り、金額は安くなりません。
もう少し書くと、キッチンを取り付ける『人』の金額を下げないと、ダメになります。
安いから良い! という、マスコミの考え方は、論外ですが、適正な価格で、そして、公正な入札が行われれば、当然、談合はなくなると思っています。
また、『集票マシーン』として建築業界を利用しようとしている『政治家』がいなくなることも必要だと思っています。
何度も書きますが、『談合自体は悪です』
ただし、現在の工事単価を見直さないと、建築業界は、潰れていきます。
公共事業は、『国や行政が発注者なので、お金は心配が無い』という民間の場合とは違った安心感があるため、魑魅魍魎の類が集まってきます。
公共工事は減少傾向。。。いや、減少してます。
その少ない公共工事を不当な方法で受注するのは、やはり、頭にきます!
マスコミの方々に、そして、皆さんに、ぜひとも考えて欲しいことがあります。
『血税を使う公共事業を、いかに適正で、より良くする方法は・・・??』
何も、難しいことを書いているつもりはありません。
どうでしょう。。皆さんの税金を使う『公共工事』
少し、考えてみたらどうでしょう。。
現状として、低落札の代償が色々な所に出ていると思います。負のスパイラル?
建設会社の経営の逼迫、社員の給料の減額、商社etc取引業者・下請け取引額の減少による社員給料の減額、物価調査により公共事業の労務費etcの設計金額の減額、更なる会社利益の減額、リストラ、人員不足によるオーバーワーク、サービス残業etc・・・
やたらと公共事業だけをやり玉に挙げているようですが・・・?
各公共団体の公用車は不思議なことに、各メーカーとも良い順番で納車のような?
ま~、日本の経済を支える自動車業界なので・・・見ないふり?
自動車業界保護のためのエコカー補助金?・・・手篤いような?
もし、TPP解禁で日本の税金で発注になった公共事業が海外の建設会社が受注し、血税が海外に流失etcだとしたら同じように談合ダメとマスコミも正義を振りかざして報道できるのでしょうか?
今回の池田町の談合も悪いことかもしれませんが、地元業者に落札していただいて納税していただきたいと言う事はダメでもダメですか?
公共事業=悪みたいな最近の風潮は疑問です。
国民の年金は削るのに、議員年金を廃止しない政治家!公務員給料は削減するのに、議員報酬には手を付けない、議員定数も削減しない政治家は悪ではないのですか?
民間企業は赤字になると給料等はガッツリ減額です、株式会社 日本国は赤字なはずなのに官僚・政治家共に減額無しで国民には・・・血を流してもらう!(怒)
どれだけドロ船の底を薄くすれば気が済むのでしょうか?