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【電気機器の進化に人間が対応できるか?】NTTドコモが新技術を導入、通信速度500Mbps超えの新製品が登場

2016年11月06日 10時12分09秒 | 光触媒関連

まだまだ10年程度ですけど~

知り尽くしたいのは車の静電気と人間の帯電!!

今現在で良い事は見当たりません。

悪影響のみです。

人間の体はアナログなんですね~

どこかでもとに戻さないとね~・・・・・


NTTドコモが新技術を導入、通信速度500Mbps超えの

新製品が登場

 NTTドコモは2016年10月19日に2016-2017 冬春 新サービス・新商品発表会を開催し、

ネットワークに新技術を導入することを改めて紹介し、新技術に対応した製品を初めて披露した。

 

◆LTE-Advancedの新技術を導入

 NTTドコモはLTEを高度化したLTE-AdvancedによるサービスをPREMIUM 4Gとして提供しており、

LTE-Advancedの技術として受信のキャリアアグリゲーション(CA)を導入済みである。

 

 CAとは複数の搬送波を束ねて通信する技術で、ネットワークの高速化や安定性の向上などを実現する。

CAの導入当初は2つの搬送波を束ねていたが、3つの搬送波を束ねるCAも導入しており、

通信速度は受信最大375Mbpsで提供している。

 

 NTTドコモは2016年9月にネットワークの高度化に関して発表しており、

CAに加えてQAM拡張とMIMO拡張の計画を明らかにした。

QAM拡張は受信の変調方式を従来の64QAMから256QAMとし、1度に運べる情報量を6ビットから8ビットとする

MIMO拡張は従来の2×2 MIMOから4×4 MIMOとなり、

4×4 MIMOは基地局側と端末側でそれぞれ4本ずつのアンテナを利用して通信する。

 

◆通信速度を高速化!

 NTTドコモがLTEで使用する周波数はFDD-LTE方式が2GHz帯(Band 1)、1.7GHz帯(Band 3)、

1.5GHz帯(Band 21)、800MHz帯(Band 19)、700MHz帯(Band 28)、TD-LTE方式が3.5GHz帯(Band 42)である。

FDD-LTE方式では256QAMを導入し、TD-LTE方式では256QAMと4×4 MIMOを導入する。

導入時期は256QAMが2017年3月、4×4 MIMOが2017年3月以降の予定としている。

 

 発表会の会場では主要な周波数における新技術適用前後の通信速度をパネルで比較していたが、

パネルに記載されていない周波数も含めて新技術適用前後の通信速度(受信最大)を見てみよう(表1)。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=115807

 

 従来はCAにより2GHz帯、1.7GHz帯、800MHz帯を束ねて受信最大375Mbpsを実現していたが、

CAと256QAMを組み合わせることで通信速度は受信最大500Mbpsとなる。

 

 また、1.7GHz帯と2つの3.5GHz帯の搬送波を束ねたCAでは受信最大370Mbpsとしていたが、

CAに加えて256QAMと4×4 MIMOを組み合わせることで受信最大682Mbpsに達する。

 

 なお、新技術の導入により受信は強化しているが、送信は従来と変わらない。

NTTドコモによると、動画の視聴など受信の利用が多いため、受信を優先して強化するという。

 

◆新技術対応の製品が登場

ハーバービジネスオンライン: 受信最大500Mbpsに対応したXperia XZ SO-01J
© HARBOR BUSINESS Online 提供 受信最大500Mbpsに対応したXperia XZ SO-01J

 発表会では256QAMや4×4 MIMOに対応した製品が初めて発表された。

256QAMに対応した製品はV20 PRO L-01J(LGエレクトロニクス製)、

Xperia XZ SO-01J(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)、256QAMと4×4 MIMOに対応した製品は

Wi-Fi STATION N-01J(NECプラットフォームズ製)である。

 

V20 PRO L-01JとXperia XZ SO-01Jはドコモスマートフォンに分類される製品で、受信最大500Mbpsとなる。

いずれもチップセットはクアルコム製のMSM8996を搭載し、

LTEカテゴリ11に対応する。Wi-Fi STATION N-01Jはデータ通信製品に分類されるモバイル無線LANルータで、

受信最大682Mbpsとなる。チップセットはクアルコム製のMDM9250を搭載し、

LTE DLカテゴリ16およびLTE ULカテゴリ3に対応する。

 

◆アンテナピクトがLTEから変更

 これまでNTTドコモの型番規則に従った型番が与えられた製品はLTE接続時にアンテナピクトは

LTEと表示されるが、発表会で公開された新製品からは4Gまたは4G+に変更された。

LTE接続時にCA非対応の製品では4G、CA対応の製品では常に4G+の表示になると説明を受けた。

 

 NTTドコモはアンテナピクトを変更した理由として「一部製品で通信速度が500Mbpsを超えたため」

「PREMIUM 4Gのエリアが当初と比較して拡大し、顧客が高速通信を体感できる環境が充実したため」と

説明している。

LTEと表示される従来の製品に関しては、ソフトウェア更新で4Gまたは4G+に変更される可能性もあるという。

 

 

◆「5G」の商用化はどうなる?

 NTTドコモはロードマップも公表しており、次世代通信となる第5世代移動通信システム(5G)を見据えて

ネットワークを高度化し、2017年度以降はCAやMIMOのさらなる拡張などで通信速度は受信最大1Gbpsに、

そして2020年に5Gを商用化する計画である。

 

 これから移動通信のトラヒック量はより増大することが見込まれており、

5Gではトラヒックの増大に対応する大容量化や10Gbpsを超える通信速度の高速化を目指す。

5Gでは8K映像のリアルタイム無線伝送などリッチなコンテンツを活用した

新たなサービスやビジネスも期待されている。

 

 

◆高速化だけでなく災害対策も視野に

 自然災害大国とも言われる日本では地震や台風などの被害が度々発生しているが、

NTTドコモは災害への備えにも取り組んでいる。

 

 災害時専用基地局として一般的な基地局よりもカバー範囲が広い大ゾーン基地局を設置し、

広域災害や停電時に人口密集地の通信を確保できるよう備えている。

また、NTTドコモの関西支社は南海トラフ巨大地震に備えて中ゾーン基地局を率先して設置した。

 

中ゾーン基地局は被災時に備えて伝送路や電源の冗長化を図り、

災害時に被災想定エリアの通信を確保できるよう設計している。

 

関西支社発の取り組みで、全国的な取り組みに拡大している。また、

関西支社は大型台風などで被害を受けた通信設備を嵩上げし、水害対策も実施しているという。

 

 次世代通信や災害対策のように、多方面でネットワークの強化に取り組むドコモの施策。

今後の行方が注目される。

 

<取材・文・撮影/田村 和輝 Twitter ID:paopao0128>



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