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映画とトリニータと指原と。※映画の感想は基本ネタバレ   byニセはち

支えるために設立した以上は

2009年12月13日 23時21分04秒 | サッカー
「誰でも来ていいよ」ということだったので行ってきた、「大分トリニータを支える県民会議設立総会」。

開始30分くらい前に到着したが、その時は「前の席が空いていますので前の方へお座りください」と呼びかけていたが、開始時間には県庁舎新館14階大会議室は満杯状態。

まあ「設立総会」とかいうものはたいがい、あらかじめ決まっていることを公にして、一応「承認を得た」という形を取ってスタートさせるみたいなものであり、議論や意見交換の場ではないので、役員はこうなりました、現状と今後はこうこうです、これから力を合わせて頑張っていきましょー、という形式だけのもの。

そんな中で異彩を放ったのが釘宮BAN。
市長という立場でありながら、無責任とも言われかねない「来年3位以内に入ったら、お金をかき集めてJ1へ送り込みましょう」発言。

まあこの発言もいろんな感じ方があるだろうが、僕はこれには少し目が覚めた気がした。

クラブ再建計画で、借金返済、債務超過解消は4年計画と聞いた瞬間に「最低4年間はJ2か・・・」と、そのことを受け入れていた自分がいた。
でも、それじゃあイカンのじゃないかと。
「来年3位以内に入ったら、お金をかき集めてJ1へ送り込みましょう」は、実際はまずムリ(だと思う)。
成績の方はなんとかなったとしても、J1へ上がれるだけのお金を集めるのはまずムリ(だと思う。現時点で)。
でも、それくらいの気持ちでいなきゃいけないんじゃないかと。

たった1~2年で現状を好転させるのは極めて難しいことは市長だって重々承知のハズな上での発言。
「下を向いたって始まらんだろ!」って言われたみたいで。
これは、県民会議のその他の役員に向かって言った言葉だったかもしれない。
「チンタラやってたって事は進まん、本気で取り組まなイケンので!」みたいな。
市長とその他の役員では、トリニータに対する思いに温度差があるのかもしれない。

この市長の発言以外はお定まりの「設立総会」でした。


最期に「せっかくなので意見があれば」と振ったところ熱心な意見が出た。
内容はともかく、それぞれトリニータの今後に危機感を抱いている生の声。
「県民会議」と言いながら、一般県民の入る隙間はなさそうなこの組織。どうにかして一般県民の意見を取り入れる工夫をしてもらいたい。

なんなら早々に「大分トリニータを支える県民会議」のサイトを立ち上げて、そこで「今、県民会議は何をやっているか」の報告や、広く意見などを集めるための場としてもいいんやないか?
クラブに経営の透明性を求めているが、県民会議も一般県民に対してその活動内容をオープンにしてほしい。

せっかく立ち上がった組織だから、「来年3位以内に入ったら、お金をかき集めてJ1へ送り込む」くらいの本気の取り組みをお願いしたい。
もし、関連して自分らにできることがあるのであれば、真剣に取り組みたい。


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