せんたーぜよ

「こうちけんしんりんそうごうせんたー」の裏山で撮った木の写真などを掲載します

サルトリイバラ (2005年5月24日)

2005年05月24日 12時14分13秒 | 落葉広葉樹
 つるに棘があり、サルが引っかかるという意味です、実際には人間が引っかかっているところしか見たことがないですが・・・
 そうか!彼ら(そして自分自身)はサルだったのか!?
 つる性低木ですが、茎が巻き付くタイプではなく、マキヒゲで所々で固定させています。
 地下には塊状の地下茎があり、ステロイド系サポニンを含んでいます。利尿、解毒、浄血の作用があり、民間薬として古くから知られています。別名のサンキライ(山帰来)の由来も薬としての役割に由来します。昔、性病にかかった人が山に捨てられた(隔離された)ところ、サルトリイバラの根の解毒作用で病気が治り、元気にからってたという話があります。
 西日本では昔から柏餅のカシワの葉の代用品としてサルトリイバラの若葉を使います。また、若い葉をおひたしとして食べたり、実を生で食べることができるそうです。さらに葉を茶や煙草の代用品したとか。
 なかなか万能なサルですね。


サルトリイバラ 別名:サンキライ、サルカキイバラ、モガキイバラ、ガンタチイバラ、カカラ
ユリ科シオデ属(サルトリイバラ属)(Smilax china L.)


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なんとか持ち直して、写真(風景・自然)140位台まで戻りました 上げて下さい~
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