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インターネット上の記事、特に震災復興を中心にほぼ日刊で出しています。

官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

2010-09-20 14:58:09 | 読書

官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

官僚のレトリック―霞が関改革はなぜ迷走するのか

  • 作者: 原 英史
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/05
  • メディア: 単行本


霞が関改革、国家公務員制度改革を担当されておられ方がまとめたれた事実。
そっか、そういうことなんだなぁ・・・
今の民主党何とかしてよ・・・といいつつできるかなぁとすごく不安になる本。

民主党がいう「脱官僚」実現のための五箇条が一番最後にまとめられているので、下記に書いておく

1)官僚を使いこなす前に、まず官僚を選べ
2)閣議を「お習字大会」から討議の場にせよ
  ・・・閣僚は「各省の代弁者」より「内閣の一員」たれ
3)「人事院」と「身分保障」を廃止し、「官僚は特別」論を駆逐せよ
  ・・・「官僚主義」の根元である公務員制度を抜本改革せよ。
4)改革の戦術論は、過去の成功と失敗に学べ
  ・・・全体像を描きつつ、同時に、急所の改革を先行実施せよ
  ・・・「プロセスの公開」を武器とせよ
5)「脱官僚」に足る政治家を揃えよ

本を読み進めている中に公団改革、独立行政法人改革なども出てきます。
一番びっくりしたのは法律で決定した事項を閣議決定=省令レベルでひっくり返したものがあるとのこと。法律に省令が勝っちゃうなんてどういうコトなんでしょうね?それを政治家、政府、閣議が通している訳なんだから、本当にどうなっているんだぁ・・
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やっちゃれ、やっちゃれ!―独立・土佐黒潮共和国

2010-08-28 12:22:38 | 読書

やっちゃれ、やっちゃれ!―独立・土佐黒潮共和国

やっちゃれ、やっちゃれ!―独立・土佐黒潮共和国

  • 作者: 坂東 眞砂子
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 単行本



著者は学生時代の友達のひとり。
当時は建築とかインテリアデザイナーとかやろうとして、ベネチア、ミラノに留学していたんですが、ミラノ留学中のエッセイでノンノの賞をもらってから、童話を書いたり、ホラーを書いたり、いろいろ書いています。

で、最新のやっちゃれやっちゃれ。
高知県が独立するというストーリー。
前半は独立したらどういうことが起きるのかみたいなことがちりばめら得ていて、そうそうこんなことがおきるよねと思いながら楽しんで呼んでいたのですが、後半は日本国対土佐黒潮共和国の国と国との争い、武力抗争がメインになってしまって、ちょっとがっかり。

けど、楽しめる本ですね。

今年のお盆の帰省の新幹線の中で一気に読んじゃいました。
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世界を変えるオシゴト

2010-08-01 22:57:17 | 読書

世界を変えるオシゴト 社会起業家になったふたりの女の子の感動物語 (講談社BIZ)

世界を変えるオシゴト 社会起業家になったふたりの女の子の感動物語 (講談社BIZ)

  • 作者: マリー・ソー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/05/26
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



SHOKAY

ハーバード大学ビジネススクールで出会った若い女性がヤクに出会って作り上げたブランド。

走り回って社会起業家として、現場で四苦八苦しながら汗を流す一方で、ビジネススクールのネットワークをあちこちで工夫しながら使って、世界に広げていくようすをまとめた本。

マザーハウスの山口絵里子さんとはちょっと違ったスマートにまとまっている本です。

若い女性があちこちでいろんなことをなさってますね。


横浜で、7月30日にお母さん大学の大イベントがあって、ちょこっとのぞいてきたのですが、すごい迫力でした。

ダ・カーポが歌う「はじめての日」も30日に発表されたとのことです
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By Hand 世界を変えるフェアトレード・ファッション

2010-08-01 22:47:53 | 読書

By Hand 世界を変えるフェアトレードファッション

By Hand 世界を変えるフェアトレードファッション

  • 作者: サフィア ミニー
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎ルネッサンス
  • 発売日: 2009/05/15
  • メディア: 単行本



本というより、ファッション雑誌みたいな本。

ピープル・ツリー グローバル・ヴィレッジ代表の サフィア・ミニーさんが書かれた本。

いや、本当にすっごくおしゃれな本。ファッショナブルな本、そして、商品の紹介がされてます。
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一勝九敗:ユニクロの柳井正さんの本

2010-02-11 14:17:05 | 読書

一勝九敗

一勝九敗

  • 作者: 柳井 正
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2003/11/15
  • メディア: 単行本



新潮社から文庫本でもてている本。

ユニクロってなぁに?ファーストリテイリングってなぁに?といったところを柳井さん自らが語ったもの。

新刊JPのポッドキャストで紹介されていて図書館にお願いして読んだ本。これまたあっという間に読めちゃいました。けど、柳井さんの考え方がいろいろと書かれていて、参考になる本。

最後に出ている

起業家十戒
1.ハードワーク、1日24時間仕事に集中する。
2.唯一絶対の評価者は、市場と顧客である。
3.長期ビジョン、計画、夢、理想を失わない。
4.現実を知る。その上で理想と目標を失わない。
5.自分の未来は、自分で切り開く。他人ではなく、自分で自分の運命をコントロールする。
6.時代や社会の変化に積極的に対応する。
7.日常業務を最重視する。
8.自分の商売に、誰よりも高い目標と基準を持つ。
9.社員とのパートナーシップとチームワーク精神を持つ。
10.つぶれない会社にする。一勝九敗でよいが、再起不能の失敗をしない。
 キャッシュがつきれば全てが終わり。


経営者十戒
1.経営者は、何が何でも結果を出せ。
2.経営者は明確な方針を示し、首尾一貫せよ。
3.経営者は高い理想を持ち、現実を直視せよ。
4.経営者は現実に囚われず、柔軟に対処せよ。
5.経営者は誰よりも熱心に、自分の仕事をせよ。
6.経営者は鬼にも仏にもなり、部下を徹底的に鍛え勇気づけよ。
7.経営者はハエタタキにならず、本質的な問題解決をせよ。
8.経営者はリスクを読み切り、果敢に挑戦をせよ。
9.経営者はビジョンを示し、将来をつかみ取れ。
10.経営者は素直な気持ちで、即実行せよ。


最後の最後に書かれているのは株式会社ファーストリテイリングの軌跡ですが、その前に23条の経営理念書かれています。

第1条 顧客の要望に応え、顧客を創造する経営
第2条 よいアイデアを実行し、世の中を動かし、社会を変革し、社会に貢献する経営
第3条 いかなる起業の傘の中にも入らない自主独立の経営
第4条 現実を直視し、時代に適応し、自ら能動的に変化する経営
第5条 社員ひとりひとりが自活し、自省し、柔軟な組織の中で個人ひとりひとりの尊重とチームワークを最重視する経営
第6条 世界中の才能を活用し、自社独自のIDを確立し、若者支持率No.1の商品、業態を開発する、真に国際化できる経営
第7条 唯一、顧客との直接接点が商品と売場であることを徹底認識した、商品・売場中心の経営
第8条 全社最適、全社員一致協力、全部門連動体制の経営
第9条 スピード、やる気、革新、実行力の経営
第10条 公明正大、信賞必罰、完全実力主義の経営
第11条 管理能力の質的アップをし、無駄を徹底排除し、採算を常に考えた、高効率・項配分の経営
第12条 成功・失敗の情報を具体的に徹底分析し、記憶し、次の実行の参考にする経営
第13条 積極的にチャレンジし、困難を、競争を回避しない経営
第14条 プロ意識に徹して、実績で勝負して勝つ経営
第15条 一貫性のある長期ビジョンを全員で共有し、正しいこと、小さいこと、基本を確実に行い、正しい方向で忍耐強く最後まで努力する経営
第16条 商品そのものよりも企業姿勢を買ってもらう、感受性の鋭い、ものごとの表面よりも本質を追究する経営
第17条 いつもプラス発想し、先行投資し、未来に希望を持ち、活性化する経営
第18条 明確な目標、目的、コンセプトを全社、チーム、個人が持つ経営
第19条 自社の事業、自分の仕事について最高レベルの倫理を要求する経営
第20条 自分が自分に対して最大の批判者になり、自分の行動と姿勢を改革する自己改革力のある経営
第21条 人種、国籍、年齢、男女等あらゆる差別をなくす経営
第22条 相乗効果のある新規事業を開発し、その分野でNo.1になる経営
第23条 仕事をするために組織があり、顧客の要望に応えるために社員、取引先が有ることを徹底認識した壁のないプロジェクト主義の経営

ファーストリテイリングのHPは下記です。
http://www.fastretailing.com/jp/



成功は一日で捨て去れ

成功は一日で捨て去れ

  • 作者: 柳井 正
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2009/10/15
  • メディア: 単行本


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国をつくるという仕事

2010-02-11 14:16:25 | 読書

国をつくるという仕事

国をつくるという仕事

  • 作者: 西水 美恵子
  • 出版社/メーカー: 英治出版
  • 発売日: 2009/04/07
  • メディア: 単行本


時間がなくて最後まで読めなかったのですが、世界銀行での仕事を通じて会われた人々の話をまとめられたもの。

「ナディアの死を無駄にしないように」ということばが何度も出てきます。

世界の現場の最前線で起こっていることが書かれてます。また、しっかり読まなきゃ。で、しっかり考えなくっちゃ。

ソフィアバンクの紹介が最後にありました。
http://www.sophiabank.co.jp/japanese/index.html
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餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

2010-02-11 14:13:36 | 読書

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

  • 作者: 林 總
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2006/09/29
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



会計のツボ、「経営に必要な会計センス」がすっごくわかりやすく書かれている本。

年末年始のお休みからこういった関係の本を何冊か斜め読みしているところ。本当に会計のいろはです。どの本も読みやすい本が多く、この本もあっという間に読めちゃいました。

漫画本も出ています。

マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

マンガ 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?

  • 作者: 武井 宏文
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2008/04/18
  • メディア: 単行本


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“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

2009-11-15 02:31:07 | 読書

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事

  • 作者: 小暮 真久
  • 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
  • 発売日: 2009/03/21
  • メディア: 単行本



社会起業家。

NPO法人。

病児保育のフローレンスとは異なり、日本発の日本と海外をつないだ国際的本格的な社会事業。

実は、これより早く、自立のための道具の会なんていう活動もありましたが(こちらはイギリス発で日本でもスタートしたもの)。

いずれにしても新しい生き方を見せている。

NPO法人TABLE FOR TWO International 事務局長で、上記の本の著書でもある小暮さん。

ここに至るまで、海外を歩きマッキンゼーで鍛えられたから、事務局長として、この活動をココまで持ってこられみたいに思えます。
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警視庁鉄道警察隊 追跡 高嶋哲夫 

2009-09-24 00:14:02 | 読書

追跡―警視庁鉄道警察隊

追跡―警視庁鉄道警察隊

  • 作者: 高嶋 哲夫
  • 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
  • 発売日: 2009/07
  • メディア: 単行本



「TSUNAMI」とか、「ジェミニの方舟―東京大洪水」「風をつかまえて」となんとなく理系の人が書くよなと思う本ばかりかと思っていたら、ちょっと違った鉄道警察隊、首都圏の鉄道内での切り裂き魔をテーマに書かれた長編。
といいつつ、やはり、イツモの調子で一気に読めた本。
初めてのシルバーウィーク、5連休の締めくくりは読書でした。

そうそう、高嶋哲夫さんのHPは下記です。
http://homepage3.nifty.com/Takashima-Tetsuo/
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地震イツモノート

2009-09-22 00:36:51 | 読書

地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

地震イツモノート―阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

  • 作者: 渥美 公秀
  • 出版社/メーカー: 木楽舎
  • 発売日: 2007/04
  • メディア: 単行本



本当の地震への備えは日常からやっていなければだめ。
で、そのあたりが一番わかっている人々は被災した人。

1995年1月17日 午前5時46分52秒。

このときに、被災した人は何を感じ、どうしたのか?どうしておけばよかったと思っていたのかを、167人の方々にインタビューしてまとめた本。

次はいつ?

というより、日本では確実に地震、大地震はやってきて、もし、来なければラッキー、本当にラッキーというところに住んでいるわけだから、地震には、いつもいつも心がけておかなければいけませんよね。

という本です。

寄藤文平さんの絵もなかなかいいですよね。
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