管理人のうちなーライフかりゆし日記

管理人てぃんがーらが沖縄の生活を綴ります。

沖縄に基地建設の恩恵無し

2011年06月16日 | 博士の研究日記

 在沖米軍基地内で米軍が発注して実施される住宅などの改修工事が2004年から100億円前後の規模となったため、県内の業者がボンド(履行保証)と呼ばれる制度の壁に阻まれて入札に参加できず、本土ゼネコン2社が独占的に落札してきたことが14日までに分かった。6月15日沖縄タイムス

 履行保証というのは、工事がきちんと完成するかどうか発注側が業者に課す保険みたいなものですね。国の公共事業だと万一完成後に何かあったときのために発注金額の30%位を保証金とするわけです。ところが米軍基地の発注は100%を保証しろ、というわけですな。100億の受注だったら100億用意しろと。これは実質、県内業者の締め出しです。
 断っておきますが、工事は米軍が金を出すのでなく、思いやり予算から日本が出すものです。巨額の思いやり予算と、独占的に受注するゼネコン。利権の固まりです。その利権に群がる亡者がいる限り、沖縄に基地は無くなりません。

 キャンプフォスターの米軍住宅。こうした住宅やホテル、映画館やボーリング場などの娯楽施設も思いやり予算から造られています。

 



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1 コメント

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Unknown (☆アルファ☆)
2011-06-17 00:51:09
沖縄は、いいように利用されるだけされている感じですね。
だいたい、思いやり予算なんて、すぐに廃止すべきです。
アメリカの軍事行動に対してNoと言える日本にならないといけません。
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