雨の記号(rain symbol)

 韓国ドラマ「ナイン」から①

<script type="text/javascript">
function googleTranslateElementInit() {
new google.translate.TranslateElement({pageLanguage: 'ja', layout: google.translate.TranslateElement.InlineLayout.HORIZONTAL, gaTrack: true, gaId: 'UA-78908602-1'}, 'google_translate_element');
}
</script><script type="text/javascript" src="//translate.google.com/translate_a/element.js?cb=googleTranslateElementInit"></script>







 韓国ドラマ「ナイン」から①



 先日、二日間かけてGyaOで配信している韓国ドラマ「ナイン」を視聴した。日曜の一日目は1話より14話までを朝から晩までかけて視聴し、次の日も勤めから帰るとすぐにPCにかじりついてネットで続きを視聴した。
 韓国ではドラマを見終えた後、≪ナイン廃人≫なるファンが続出したんだそうな…どうやらその列の後ろに自分も並んじゃったみたいだ…。

 ネパールロケを敢行して制作費のかかったドラマだという。ヒマラヤの山並みの麓に位置するポカラの町並みの映像にごく自然に引き込まれた。 
 
 日本のどこかにありそうな田舎町だし、背後の山並みも日本アルプスのどこかを連想させる。だが、多くの人たちの心の中は、背後の景色がヒマラヤだと知らされたとたん壮大な景観に打って変わるだろう。
 現地入りして山の頂を目指す世界の登山家たちはこの町に自分の運命を預けて出発していく。その先に待っているのは峻険な山との命がけの戦いなのだ。しかし誰も死ぬために出かけていくのではない。運命を預ける場所はあっても帰る日を予定して出かけていく。しかし、目に見えないところで彼らの運命は複雑な綾を成していることだろう。
 峻険な山と向き合う者たちの魂の宿るポカラの町並みには少しの気取りもない。どこにでもいる普通の人たちの淡々とした日常の営みがあるだけである。
 人間の運命と向き合うタイムスリップのファンタジードラマ(物語)をスタートさせるには打ってつけの場所だったのではあるまいか。

 
 子供の頃、新聞配達をやった。毎朝届く新聞には後光のような輝きがあった。記事はどのページも新鮮さに溢れ、インクの匂いも採れたての果実みたいに芳しかった。
 しかし、何十年経った今、情報が交錯し目まぐるしく入れ替わる時代となっている。新聞記事はその定着性ゆえ、目まぐるしい変化に対応できないシロモノになった。

 進むだけの時間の中を一回こっきりで生きる人間の運命もどこか新聞記事と似ている。白い余白に自分の経験を書き込みながら進んでいってるようなものだからだ。





<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i['GoogleAnalyticsObject']=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,'script','https://www.google-analytics.com/analytics.js','ga');

ga('create', 'UA-78908602-1', 'auto');
ga('send', 'pageview');
ga('create', 'UA-XXXX-X');
ga('require', 'linkid');
ga('send', 'pageview');

</script>

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

※ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「韓国ドラマ他」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事