第105回アレルギーっ子の会

朝と夜はまだまだ寒さが残るものの、日中はすっかり春の陽気ですね。
春物の衣替えや布団の入れ替えをこの時期にされる方が多いと思いますので、その際に気をつけたいことをあげてみました。


長期間、押し入れなどにしまっておいた布団や衣類にはダニのすみかになっていたり、ダニの死骸やフン、ほこりなどがついていることがあります。
また、最近では気密性の高い住宅が増えていたり、加湿器を置くことで冬の乾燥時期でもカビが発生しやすくなってきています。

アレルギーやぜんそくがあると、空気中に存在するカビやハウスダストを吸い込むことによって、症状が出てしまったり悪化してしまうことがありますが、少し気をつけることでそうしたものを避ける生活を送ることもできます。

カビは高温多湿を好むので加湿のやり過ぎ、また窓につく結露をそのままにしておくことでカビが発生しやすい環境を作ってしまいます。
面倒でも結露を拭き取ったり、室内を適温に保ち空気の流れを作ってあげることが大切です。

また、長期間しまっておいた布団や衣類は一度干したり掃除機で吸い込んだり、洗えるものは一度洗ってから使用するとダニもかなり避けることができます。

ダニやカビが発生しやすい特徴をよく理解して生活を見直すことで、そうしたものを取り入れない生活環境を心がけていきたいですね。


次回のアレルギーっ子の会は4月22日水曜日10時～12時、やまて小児科・アレルギー科2階多目的ホールにて行います。

入園や入学、進級などで不安や心配に思っていること、また嬉しかった出来事など、みなさんで意見交換ができたらいいなと思っています。

予約等必要ありませんので、お気軽にいらしてくださいね。
お待ちしています。