自由という目的地へ

それはどこにあるのだろう
多くの血を流したどり着く地か
それとも
悟りの果ての 神の胸の中か

それぞれの 帰る風景

2013年08月14日 | for some reason or other 徒然


 君という 存在は

 過去に「何を考えたか」によって
 
 その考えたり 感じたりした内容が

 ひとつひとつ
 こころに 蓄積され

 ミックスされた
 結果の つぎはぎとして

 今 ここに 立っている



 すなわち 君とは

 これまで君のこころが
 思ったことの 集合体


         仏陀

         小池 龍之介 著
         超訳 ブッダの言葉 より










恐怖や 悲しみ

不安定で 不条理な 
この世界を

歩きながらも

花の 美しさを
見つめている



人や天地が 
荒れ狂っても

人や天地の 
美しさを 忘れない




目を 閉じれば

恐怖や不安 焦り 悲しみばかりが
押し寄せてくることも ある



でも
それだけでは ない

僕たちは

恐怖や不安だけで
出来あがっては いない




夏の風に 吹かれる
草の 静かな時間

自分に 向けられる
動物の 純真な目

人間の やさしさに 
不意に 触れる 瞬間

厚い雲海から 姿を現す
美しい 霊峰

そして

空 大地 大気 水



そんな・・

美しい場所は 
それぞれの こころに 

存在し



その 美しい光景に 

いつか 僕たちは 
帰っていく



その 風景は
自分自身だと 

理解し






僕たちの 魂が

それぞれの 美しい場所に
帰れますように


僕たちが 幸福に

微笑んでいることが
できますように






 小池 龍之介 著
超訳 ブッダの言葉