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黒こげの水筒セレモニー


アロハ!
皆さん、お元気ですか?

私は今朝、いつもより少し早起きして
午前6時過ぎにパールハーバーへ。

初めて船でアリゾナ記念館に行きました。



今日は、日本からのゲストやメディアの人々を迎えて
「黒焦げの水筒セレモニー」が開催されました。





アリゾナ記念館は、真珠湾攻撃で沈んだ
航空母艦アリゾナ号の上に建てられた記念館です。





「黒こげの水筒」というのは、
第二次世界大戦中、静岡大空襲の際に
他の戦闘機と衝突して墜落した米軍パイロットの遺品です。

「戦死者に敵も味方もない」と、墜落死した米兵を
手厚く葬った故伊藤福松氏の遺志を継いで
静岡在住の菅野医師が、ハワイの荒了寛師に依頼し
毎年パールハーバーでご供養を続けてきたのが
「黒焦げの水筒セレモニー」です。

「平和への祈り」「許し合う心」そして「日米友好」の象徴として
今では両国の来賓を迎えて厳かに開催される慰霊祭となりました。



在ホノルル日本領事館の総領事ご夫妻や
菅野医師ご夫妻だけでなく、今年は零戦パイロットの
ご遺族も初めてご参加になりました。

真珠湾を攻撃したパイロットの息子さん(73)は、
お母様のお腹にいるときにお父様が戦死されたので
「父の顔も知りません」とおっしゃっていましたが、
今日このセレモニーにご参加になることで
真珠湾攻撃の犠牲者の方々だけでなく、
お父様の鎮魂にもなったのではないかとお話しされました。



太平洋航空博物館パールハーバーの館長さんも
父親が第二次大戦で戦い、
本人もベトナム戦争で戦闘パイロットの経験をお持ちです。
「戦争を選んではいけない」と、
元米軍の皆さんが口々に言うのを聞いて、胸が熱くなりました。



そして、黒焦げの水筒に入ったバーボンを
海に注ぐ儀式で、海の底に眠る魂に祈りを捧げました。





そして参列者の皆さんが、献花。



今日はNHKの撮影もありました。



「愚かな戦争をしてはいけない」
実際に戦争に行った方達のその言葉は本当に重く、
戦争を知らない私たちに平和のありがたさを教えてくれます。



アリゾナ記念館から船でまた陸に戻り、
私はそのままNHKと共同通信の取材のアテンド。





タカシさんとジョーさん、ありがとうございました!



菅野医師、実はかなりおちゃめです。
隣の女性は「ドクター菅野のファンになった」という
パークレンジャーのステファニー。



荒了寛師と平井師。



零戦搭乗者とその遺族の会「海原会」の脇田さん。



脇田さんは特攻隊のトレーニングを受け、
18歳の時、いざ突撃となる直前に終戦を迎え、
運良く命拾いをしたそうです。

今日90歳というお年で
このセレモニーにご参加になりました。
彼が幸運にも紙一重で生き残ったのは、
きっと天から大事な使命を授かったからだろうと思い、
こうして真珠湾まで慰霊祭に訪れているそうです。

感動的な慰霊祭でした。

パールハーバーを出てから、私は一旦帰宅して
ものすごくたくさん着込んでいた服を減らし、
ブーツをサンダルに履き替えて(早朝めっちゃ寒かったのです)出直し、
コアロハウクレレへミーティングに行きました。

アランとポールとパパ・オカミ。



コアロハのすぐ外で、コーディネーターのモーティに会いました。
いつもとってもイイ感じのモーティ。奥様も素敵です。



コアロハから、スターオブホノルルのオフィスへ行き、
そちらでもミーティング。

夕方、早めに仕事を切り上げて次女の学校へ。



生徒たちのプロジェクトについての発表を聞き…
ガーデンを色々見せてもらいました。











ハワイ語も習うのかしら。









仲良しのアリちゃんと次女。



リコちゃんがこんなにオトナっぽくなっていました。
と言っても、彼女は小さい頃からオトナっぽかったのですが。



学校の行事が終わってから、次女と二人で夕食。



カパフル通りの「ミスターおじさん」です。



盛和塾ハワイ仲間の慶子さんがオーナー。
慶子さん、いつもありがとうございます!



ジュニアは遅めの午後のフライトで
サクラメントに行きました。
さっき、「無事に着いたよ」と電話がありました。

今日の原田:



今日もジュニマネ日記を読んでくださって
どうもありがとうございました。

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アロハ!
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